Thursday, November 26, 2009

Laboratory::Organization - そんな状態でいいのかと

最近Twitterやってるせいで、なかなかブログを書こうという気持ちにはならず(汗
一応トピックとして、あれ書きたいなとか思うことはあるのですが。


今回はまた研究室ネタを書こうかなと思います。
最近こともあろうにゼミの時間が増えまして。
もうファッキンと言わざるを得ない状態です。

なぜ増やしたのか、その理由をろくに説明もされていません。
時間の浪費以外の何物でもない。

従来のゼミと、また別のゼミが新しく設けられました。
従来のゼミとの違いは参加人数です。
研究室内では複数の研究グループが存在していて、
従来のゼミは3つのグループが合同で行っていました。
人数が多すぎる(20人前後になります)ので、報告できる内容も少なく、
ディスカッションなんてできるわけもありません。

ということで、少人数で構成される新しいゼミも新たに設けた、ということだと思います。
まぁ実情としては、結局は先生と学生の一対一の会話が順ぐりに行われるだけという。
ディスカッション?何それおいしいの状態です。
学生同士でも意見交換してこそ意味があるんじゃないか。
これじゃ学生が一人で先生の部屋に相談しに行くのとなんら変わりはない。

ゼミの目的として、学生の研究状況の把握を先生がやっておきたい、
というのがあると思います。
っていうかそれだけになってるような。
あ、あと先生のトーク欲求を満たすという。
そんな話を聞きたいんじゃない、
もっと学生同士が持ってる考えとか意見とかを共有したい。
だから、トークの主導権は学生に持ってこさせるようにすべきじゃなかろうか。
先生は流れをある程度誘導してあげる司会者であっていただきたい、ゼミ中は。
毎度毎度先生の講演会を聴きに来ているようなもんじゃないか。
学生の研究内容とかもろくに把握されてないし。

結局のところ、人数が多すぎるとか、研究分野を広げすぎとかの要因が相まって、
「それで指導できますか?できませんよね(笑)」状態になってるんですよね。
なので、通常のゼミでもあさーい内容しか先生もお話しされませんし、
ディスカッションなんかも時間の都合上全然できない。

かつては学生のみで勝手にゼミとかやったこともあって、
あれは結構楽しかったですね。
濃密なディスカッションができて。
ただ、それをやるなら研究室に所属している全員が
そのような形式のゼミに参加できる態勢を作れ、といわれました。
いや、意欲のある人が自分たちでグループを作ってディスカッションすればいいじゃない。
というのが私の考え。
賛同してくれる学生もいたのですが、
まぁ先生方はよくは思われないご様子。


先生方のやり方が個人的に好きになれない、っていうところもあるような気がします。
なので、私自身も先生方に対して全然協力的になれない。
協力的になろうなろうとは思ってきたんですけどね・・・
もう無理です。
先生方は授業をし、研究資金を調達してこられる。
ご自身では研究なんてやってる時間もないし、学生のマネジメントも十分にできない。
・・・指導教官(笑)
正直教授にご指導いただいたことなんてほとんど記憶にありません。
ああそうだ、論文の英語の添削を一度だけしていただいたことがあったっけか。
あれは感動しましたね、教授のご指導だ!ご指導していただいたんだ!って。

・・・こんなのでいいんですか、ほんとに。


でね、方やドクターの学生は自主的に研究するもんだ、というお話があるわけで。
じゃあ指導教官の立ち位置って何よ?って最近すごい疑問なのです。
論文をチェックするとか、研究の相談に乗るってことなのかなぁ。

うーん、もし指導教官の役割はこれだけだ!ってすると、
私が必要以上に指導教官との連携を求めすぎてたのかもしれません。
あとゼミも学部生、マスター、ドクター混合でやるので、
なんかしらゼミのやり方に違和感を覚えざるを得なかったのかも。
学部・マスターとドクターで分けたほうがいい気がする。

でも私の研究が先生の専門とあってないのですよ。
それで、論文チェックと研究の相談で年間50万円以上持っていかれるんですか。
(授業なんて一回だけやってあとの半年分とかほとんどやらない、
 っていう授業が、うちのドクターのカリキュラムではほとんどなので)
そんなものなのかな。それはちょっと判断しかねるか。

ちょっと先生との付き合い方ってのを考えたほうがいいのかもしれない。
指導教官は学生をマネジメントするもんだという考え方は捨てるべきなのかも。
学生はもう自由に考えて行動して研究していくんだ!きゃっほー。
研究室が崩壊するっちゅう話ですね。
あ、いや。うちはもう実は結構崩壊してるんじゃねとか思いますけどね。


とまぁいろいろ不満をぶちまけてみましたが。
研究して博士論文書かないといけないのは変わらないので、
一所懸命に研究して、論文を書く。
不満に思うところは見ないようにしていこうと思います。
そうすれば、というかそうしないことには、
色々なことが上手く回っていかないんでしょうし。

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