Tuesday, March 02, 2010

学生生活最後の月

今月いっぱいでついに学生生活に終止符が打たれます。
学位取得までいけなかったのは残念ですが、
まぁこういう道でよかったかもしれないし、悪かったかもしれない。
そこらへんはもっと遠い未来にならないとわからないと思うので、
あまり深く考えないようにしています。

今現在は私が携わっていたソフトウェア開発三つのうち二つの引継ぎ作業を行っています。
引継ぎ資料の作成の他、ソースコードの整理などです。
三つのうちひとつは本業になるので今まで通りです。

雑誌に投稿していた論文は、私は取下げるつってたのに
(実験結果が間違いっている、ということに再実験で気づき、
 結果的に提案手法の新規性を主張できなくなったので)、
准教授がそれでも出すって仰るもんだから、私の方で必要なデータを揃えたり、
考察をしてみたりとかはしていました。


そして再投稿は昨日したのですが、
査読結果が返ってきたら、論文の修正とか必要ならば手伝って欲しい、と言われました。
やんわり断ってたんですが、何かしつっこく言われました。
いや、私は取下げようとしてたんだから、
書くならあなたが引き続きやればいいじゃないですか、という気持ちですこちらは。

他にも研究室内のネットワーク管理の雑務でまだ完了していないものがありまして。
それもやってけ、とか仰る。
凍結して半年以上経ってるのに今更何を…
ってか私は私で忙しいっつーのに。

拒否したら、働かなんなぁこいつは、とは言われました。
あ、あんなに一所懸命研究室内の管理・運営やったのに
この言われようですか、そうですか…

研究室内の用事のプライオリティは私の中では最低なんで、たぶんやりません。
まぁ自分の研究の整理だとか、研究室内の管理・運営の引継など
最低限やるべきことははやっていくつもりです。
今頃になってやることほじくり出されても、ねぇ…
綺麗さっぱりで出て行きたいのに、
変にしこりを残すような形にしないでいただきたいんですけどね。。。

そういえば大学辞めるっていったときも、
せっかくだから論文書いてけって言われました。
あのときは私は疲弊しきってて、夜は眠れないし食べ物の味もわからないし
食欲はわかないし瞼の痙攣が止まらないし痔になるし…
もう休ませてくれという心境でしたが、
まぁ准教授は書け書けと仰るわけで。
今はだいぶ回復しました。

なんというか、空気読んでくれませんか准教授…

Sunday, February 07, 2010

退学準備中

前回書いた状況から話はすすみ、現在は博士課程を退学するための準備をしています。
とりあえず准教授にはそういう方向で行くことは話がついています。
肝心の勤め先の社長とはまだ話してないので、そこんとこは急がないといけないんですが。
一応博士修了後に入ることになってましたから、
早まることの影響について話しあって置く必要があります。

他には共同研究の先生や、学内の事務の方とかにも報告しておかないと。
システム開発の件で絡んでますので。

一応ここいらの、いつ誰々に報告しに行くか、というスケジュールは立てました。
それと並行して、退学手続きの書類を準備します。
何やら保証人署名なるものが必要とのこと。
保証人ってなんなの…とか思いつつも、まぁおそらく親の署名でいいんでしょう。

大学を出たあとの生活費とかの収支については概算しかしてないので
危なっかしいっちゃ危なっかしいですが、まぁ大丈夫でしょう。
おそらく、月に使える自由なお金はいくらか、っていう計算になりそうなので。
いくらまで切り詰めないといけないか、という話になれば、
概算では危険でしょうけど。

あと、先程両親に連絡をいれておきました。
母のほうはまぁ思ってた通り、あんたが決めたんやったらそれでええ、というスタンスでした。
父のほうが思いのほかテンションをあげてました。
電話越しだったので音割れしており、もう何言ってんだって感じで。
怒ると言うよりも衝撃を受けた感じでした。父の様子は。

んでちょっとむかっときたのが。
勿体無い、と言われたこと。

勿体無い、たしかにそうかも知れませんが、
そんなことばで退学するしないを決められる問題じゃないでしょう、と。
勿体無いからこのまましがみついて頑張って、気づけば30歳を目の前にして無職、
という可能性は大いにあるわけで。
たいして業績があるわけでもなし、大学の教員になるわけでもなし。
このまま居残る方が、自分にとって危ないんじゃないかと思って
退学を選んだわけですから。

ま、父はそこまで考えて言った訳じゃなく、率直な感想を言ったんだと思います。
しかし私にとっては、ねぇ。
軽率な言葉にしか聞こえないわけで。

おそらくこれから退学の意向を伝えにまわるわけですが、
行った先々で勿体無いとかとかを聞くことになるんだと思います。
悩んで悩みぬいた上で決めたことなので、
事情をいちいち話して回るとなると、悩んでた頃の嫌な気持ちがいちいち蘇ってきます。
それがあるので、退学準備って精神的にくるなぁ…と最近感じています。

Tuesday, February 02, 2010

学生生活に自ら終止符を打とうかと

今私はベンチャー企業でアルバイトをしていて、大学院修了後はそこで働くことになりました。
それもあって、私は研究者や大学の教員になることは、
もう考えなくなりました。

そんな状況の中、つい先日です。
修士から行ってきた研究がお釈迦になりました。
というのも、有効性がないことが、研究を進めてきてわかったのです。
現在D2で2月。
この時期に研究が立ち行かなくなるとか。

博士課程に進んだところで、必ずしも研究の成果が出るとは限らない、
ということは少なからずWebで見かけたり、先生方から聞いたりもしていました。
実際直面すると愕然とするものですね。

そうなってくると3年間で修了することは非常に難しく、
留年は必至だと思います。

さて、留年してまでも学位が欲しいのか?という問を自分に投げかけます。
ベンチャーといえどシステム開発がメインであり、技術開発などではありません。
博士号を取れるなら取ることに越したことはありませんが、
今の時点で研究が失敗したといえる状況の中、
ベンチャーのことはほったらかして、
研究一筋で今後しばらくは過ごす必要があると思います。
っていうか今まで一筋じゃなかったのも悪いんですけどね、猛省。
色々反省すべき点は、振り返れば色々ありますが…

今となっては学位に執着がないため、
いっそのこと研究に見切りをつけて、中退しようかと思っています。
中退するとなるとあれこれ身辺整理をする必要も出てきますし、
ずるずる引っ張ってもいいことないかと思ったりします。

今現在は、指導教官にどう切り出そうかと悩んでいます。
まぁ研究が立ち行かなくなってきた危機については先日お話しているので、
この話を切り出しても唐突すぎることはないと思います。

どう切り出すか。
あれこれ理由を述べても、いやそれはさぁ、って言い返せそうなので、
もうすっぱりと、
「研究が立ち行かなくなったので、今月来月で身辺整理をして、来月いっぱいで中退します」
とだけ述べようか。
結局、粘るも切り捨てるも自分次第ですし。
粘りまくった末に学位はとったものの、職につけないとなっては、ね…
研究者や大学教員になるつもりもありませんし。

ま、明日指導教官とお話してきます。
どう転ぶかな。