Wednesday, December 21, 2005

Motorcycle::ThrottleHandling - アクセルワーク

以前プラグコードが不調だと感じて、それ以来なにもタッチしていなかったのですが…今日バイトへ行く途中に、急にXJRがパワフルになった感覚におそわれました。プラグコードの接触不良が解消されたのかもしれない、と考えましたが、そのときのタコメータ の値を考えるとただ単にアクセルを多く回してただけのような気もします。

いずれにせよ、以前に比べ低速ギアでたくさん回したあとに変速しても、エンジンブレーキが強くかかってしまう、なんて事は無くなってきました。変速時に調度いい具合の回転数まで調節できるようになってきたように思います。

アクセルワークのスキル一つとってみても、バイクの見せる表情はこんなにも変わってくるのかと、少し感動した一日でした。

Laboratory::SensibirityInformationProcessing - 感性情報処理は可能?

私が大学で研究している内容は、感性情報処理という部類に入ります。もう少し詳しく書くと、私のやっている内容は、文から書き手や登場人物のいわんとする感情を読みとるソフトウェアの研究なのです。この研究分野は割と新しいジャンルなので、まだまだ研究が始まったばっかり、といった印象を受けます。

こんな中、私はよく、昔行われたという人工知能の研究と失敗のことを考えてしまいます。昔の人工知能の研究というのは、人間のように考え、行動するソフトウェアないしハードウェアをつくるのが目標で、コンピュータを駆使すれば達成可能な研究だと信じられていました。しかし現在でいう人工知能といえば、人間のように、うまく問題を解決できるソフトウェアを指すようになりました。人間のように考えることと、人間のように上手く問題を解決するとは異なりますよね。明らかに前者の方が広義です。

人間のように考え、行動するのが不可能だ(いずれは可能となるかもしれませんが)と考えられるようになった理由は、これを実現するためには人間の行動パターン全てをソフトウェアで書き起こす必要があるからです。人間の行動パターン全てとはどのような内容でしょうか。人間の行動パターンは、私たちが生活している現実世界で起こりうる事象に対するものです。ということは、詰まるところ現実世界で起こりうる事象をもソフトウェアで書き起こすことが出来なければならないということ。これを人の手で書くなんてことは、果てしなく気の遠くなる話です。現実的ではありませんし、人の能力内の話なのかさえあやしくなってきます。

この話を踏まえると、感性情報処理というものも可能なのかと考えてしまいます。精度が荒い感性情報処理なら可能かも知れませんが、人間並みの感受性を表現できるソフトウェアを作るとなるとどうでしょうか。人の感受性はその人の過去の経験によって形成されていく。そう考えると、人が経験し、得た事をソフトウェアで表現できなければ高度な感性情報処理は不可能なのでは。

視点を少し変えます。人が様々なことを経験することによって、現実の事象への理解が深まります。ソフトウェアが事象を理解できれば、感性情報処理は可能かも知れない。事象を理解するためには意味解析が必要のように思います。しかしながら意味解析もまた、未だ研究段階の技術です。意味解析技術の熟成を待っているようでは論文は書けませんし…感性情報処理と意味解析、双方の研究をしなければならないかもしれないと思うと、眉間にしわが寄る思いです。楽しそうではありますけどね。

Thursday, December 08, 2005

Motorcycle::Maintenance - スパークプラグに付着するカーボン

先日スパークプラグを交換しましたが、モリブデングリスを塗布するのを忘れていたため、翌日に再びスパークプラグを外しました。外した際に、3本のプラグの電極はカーボンで真っ黒となっており、1本は全くもって綺麗でした。

これをみて最初に思ったのが、この綺麗なプラグには電気が来てないのでは、ということでした。他の3本にはカーボンが付着しているので、おそらく正常に動作している。しかし1本だけ付着していないということは、スパークが飛んでおらず、結果焦げていない。そう考えました。

また古いプラグを確認しましたら、1本だけ褐色色で、他は真っ黒でした。だいぶ前からどこかしら絶縁していたのだろう、と思い、プラグコードが駄目になっているのではないだろうかと思いました。プラグコードを買い換えるには、そこそこ良いのにしたいので、サン自動車工業のイナズマワイヤーなんかいいなぁと思いつつも、4本買ったら1万円近くするし、この出費は痛いなぁ…としばし悩みました。

し かしWebや本などで色々調べてみると、カーボンで汚れているプラグの方が逆に異常があるかも知れない、ということに気が付きました。異常がある、といい ますか、プラグが適当でない可能性があります。しかし、もとからついていたプラグも黒くなってましたから、エンジンをオーバーホールしたほうがいいのか な、と思いました。

またエンジンにはスパークプラグの自動洗浄機能もあるとか。とすれば、このカーボンが着いていなかったプラグ付近が故障しているとは一概には言なくなってきます。

とまぁ、とやかく考える前に、プラグを取り外した状態で、火花が飛ぶかどうかをチェックすれば良い話なのですが…感電するのが怖くてやれなかったりしま す。数万ボルトもの電圧が体に走って生きていられるのかしらんと思ってしまいます。またこのプラグを絞めるのがやたら硬いのです。シリンダヘッドのねじ山 をつぶした可能性も考えられますが…古いスパークプラグの錆具合が相当な物でしたから、さびすぎて回しにくくなっているのかもしれません。何とも言えませ んが。

パワーの衰えをあまり感じませんから、おそらくきちんと燃焼してくれているのだと信じていますが…どのみち、プラグコードはより性能のいい物に替えたいですね。

Sunday, December 04, 2005

Motorcycle::Maintenance - スパークプラグ交換

私のXJRは、購入してからすでに走行距離が6000キロを越えているため、スパークプラグの交換を考え始めていました。ノーマルなスパークプラグではな く、DENSO イリジウムプラグ IU24へ交換です。イリジウムへ交換することにより、XJRのポテンシャルをさらに引き出してやることを考えます。

それにしても初めての交換ですので、あらかじめWebであれこれ調べていました。あまり強いトルクで絞めすぎるとだめだとか、電極の向きはどうしたほうが 良いだとか。混合気が入ってくる方にスパークが飛ぶように、電極の向きを合わせると良いようですが、面倒なので今回は止めておきます。

交換は昼から行いました。午前中にイリジウムプラグ(加えてワックスなど)が届くことになっていましたので。相も変わらずSEED DIRECTで注文しています。月一回以上利用しているような…それはともかく、XJRは4本のプラグを交換しますが、2、3番のプラグの交換は少しやり づらかったです。めがねレンチとモンキーレンチを交互に使い、少しずつプラグを回していきます。

外したプラグを見てみると、なかなかの真っ黒加減。しかし電極は丸くなっていないので、手入れをすればまだまだつかえそうです。つかえます、が、イリジウムプラグが使いたかったのでやはり交換してしまいます。

交換の際、バイクの中の方の塗装の剥げ具合が目に付きました。スプレータイプではなく、ペンといいますかマーカーのようなタイプの塗料を買って、塗装し直 したいところです。細かい塗装の剥げは、今月中になんとかなるかもしれません。そして来月はタンクの塗装です。そのためにはタンクの取り外しができないと いけないのですが…今度再チャレンジして、取り外しの練習をします。

プラグの交換が終わり、エンジンを掛けてみます。…なにやら掛かりにくいではないですか。まさか接触不良?とか思いましたが、よくよく考えてみると最近バ イクで走っていなかったため、掛かりにくくなっていたのでしょう。チョーク絞めたり頑張っていたらなんとかかかりました。

その後試運転をしてみましたが、感想としては、レスポンスが向上したように思います。トルクも向上したような気がします。少しずつですが、性能が改善されてくるとテンションがあがりますね。次はタンクの塗装です。

Friday, December 02, 2005

Laboratory::Event - 強制参加

今度私たちの学科内で、研究室対抗のサッカー大会があります。

このサッカー大会、学部生は強制参加とのこと。「強制」とか私の嫌いな言葉であったりしますが、それはそれとして。強制的に参加させられて、嫌々サッカー なぞして、何かこの大会で良いことあるのだろうかと疑問に思うわけです。楽しんでやれればいいわけですが。やりたくない人は参加しなくてもいいのに、と思 いますけどね。まぁ、参加しておけば上の人たちは文句を言わないので、参加してあげますよ、という気持ちで参加します。…あぁひねくれてますね、私。

参加しなくてもいいのであれば、どこか遠出するか、スーパー林道でも行こうかと思っていたのですが…叶いそうにもありませんね。