Thursday, December 08, 2005

Motorcycle::Maintenance - スパークプラグに付着するカーボン

先日スパークプラグを交換しましたが、モリブデングリスを塗布するのを忘れていたため、翌日に再びスパークプラグを外しました。外した際に、3本のプラグの電極はカーボンで真っ黒となっており、1本は全くもって綺麗でした。

これをみて最初に思ったのが、この綺麗なプラグには電気が来てないのでは、ということでした。他の3本にはカーボンが付着しているので、おそらく正常に動作している。しかし1本だけ付着していないということは、スパークが飛んでおらず、結果焦げていない。そう考えました。

また古いプラグを確認しましたら、1本だけ褐色色で、他は真っ黒でした。だいぶ前からどこかしら絶縁していたのだろう、と思い、プラグコードが駄目になっているのではないだろうかと思いました。プラグコードを買い換えるには、そこそこ良いのにしたいので、サン自動車工業のイナズマワイヤーなんかいいなぁと思いつつも、4本買ったら1万円近くするし、この出費は痛いなぁ…としばし悩みました。

し かしWebや本などで色々調べてみると、カーボンで汚れているプラグの方が逆に異常があるかも知れない、ということに気が付きました。異常がある、といい ますか、プラグが適当でない可能性があります。しかし、もとからついていたプラグも黒くなってましたから、エンジンをオーバーホールしたほうがいいのか な、と思いました。

またエンジンにはスパークプラグの自動洗浄機能もあるとか。とすれば、このカーボンが着いていなかったプラグ付近が故障しているとは一概には言なくなってきます。

とまぁ、とやかく考える前に、プラグを取り外した状態で、火花が飛ぶかどうかをチェックすれば良い話なのですが…感電するのが怖くてやれなかったりしま す。数万ボルトもの電圧が体に走って生きていられるのかしらんと思ってしまいます。またこのプラグを絞めるのがやたら硬いのです。シリンダヘッドのねじ山 をつぶした可能性も考えられますが…古いスパークプラグの錆具合が相当な物でしたから、さびすぎて回しにくくなっているのかもしれません。何とも言えませ んが。

パワーの衰えをあまり感じませんから、おそらくきちんと燃焼してくれているのだと信じていますが…どのみち、プラグコードはより性能のいい物に替えたいですね。

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