Sunday, February 15, 2009

Computer::KUROBOX-PRO - BerkleyDBとPostfixのクロスコンパイル

現在も,ノーマル状態の玄箱Proを相手に格闘しております.

Postfixのソースコードを玄箱Pro用にコンパイルするためにはBerkeleyDBがいる!と思い,
ソースコードからFedoraでクロスコンパイルしてみました.
いや, 結論からいえば,すでにBerkeleyDBが玄箱用の開発環境に含まれていたんで,
BerkeleyDBをコンパイル,インストールする必要はまったくなかったんですが.


Fedora 10 AOSにインストールしたコンパイラはSourcery G++
Fedoraのホームディレクトリのkurobox/usr/local以下にインストールすることを前提として
(後でkurobox以下を玄箱にコピーする予定でした),
build_unixディレクトリで,下記のコマンドでビルドできました.

% ../dist/configure --host=arm-none-linux-gnueabi --enable-pthread_api --prefix=$HOME/kurobox/usr/local CC=arm-none-linuxx-gnueabi-gcc
% make && make install

んで玄箱にコピーして,

Postfixをコンパイルするときに,
BerkeleyDBのバージョンが違うとかいわれて
うそーん,とか思いつつ,なにげなく/usr/localの中みてみたらBerkeleyDB.4.2なるものが.
あぁいらんかったんかーまぁちょっと面白かったけど,と思いつつ,Postfixのコンパイルに入ります.

Postfixのソースコードをクロスコンパイルする上で修正しないといけないものは,
makedefsだけでした.
makedefsで指定しているincludeディレクトリを,/usr/local/include/dbにすればOKでした.

とりあえずPostfixのコンパイルはOK.
次はdovecotです.
現在苦戦しておりますが,どうなることやら.

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