Thursday, November 29, 2007

Work::SoftwareDevelopment - 社長の上を行く教授

うちの会社の社長も,ここ一年半のつきあいで,言うことめちゃくちゃで無理横暴を言う人から,
最近はちょっと話が通じるようになってきたなぁという感じになってきました。
我々も社長も,ソフト開発プロジェクトをやっていくという面で素人だったので,
互いに意見の衝突もしょっちゅうでした。

今年一年,私がマジ切れしたのは社長だけです(笑)

社長の言うことでかちんときていたのは,
  • 前話したことと違うことを言い出したとき
  • 日本語が変(助詞の使い方が違う,漢字変換間違えすぎ,単語が欠落している,など)
です。まあ最初のは忙しいから頭の中整理できていないんだろうなーと思うわけですが。
筋道建てて,ちゃんと整理してから言ってくださいというのは
社内用掲示板内でやんややんやと言い合ったので,
また違う話されても多少大目に見るようにしています。
ってなんで上から視線。

二つ目の,日本語が変な点。
まーブラインドタッチが出来ない,キーを押すのに右手人差し指一本とあっちゃあねぇ。
しかももうそれなりにお歳ですから。
あまり厳しい目では見ないようにしています。

この二点で,少なくとも私はもー当時はイライライライラしていたのですが,
社長も文面がだいぶソフトになってきたので,
こっちもソフトに行こうとか思うようになりました。


かたや違うシステム開発であり,研究協力でもある看護システム開発のアルバイト。
ボスが医学部の教授なのですが,今日そのボスの研究室の子がうちの研究室に来て
ミーティングしていったのです。
いやぁなかなか驚愕でした。
11月と12月で仕様を練り,4月までにコーディング,テストを済ませるという予定だったのに。
あ,さらに言えば11月末で一度アプリケーションのインターフェースのイラストを載せた
スライドを診てもらう予定でした。
イラストつっても結局ウインドウをキャプチャせざるをえなかったんで,
張りぼてアプリケーションは作らないといけなくなったんですが。

なのに,なのに。
12月下旬でプロトタイプ完成かつ1月から本格運用。
はぁぁぁ?とこれだけでもだいぶビックリなのですが,
このアプリを運用するためには大本となるでっかいシステム,こいつを書き直す必要があるのです。
もう機能を拡張するには難しい段階まで来ている親玉のシステム。
なので,ここいらで書き直す必要がありますねー,
書き直すには一年くらい必要ですかねぇという話をしていたのですが。
この書き直し作業も12月下旬で出来上がる話になっていました。

オオオオオオオオオオオオイ!!
あかん,社長よりもさらにヒドイかもしれないこの教授。
大体私も,開発チーム側の先輩も,卒業に必要な論文書かなきゃいかんのですよ!?
私は修士論文,先輩は博士論文。
親玉のシステムは,おそらく4,5年かけて作ったシステムなのです。
その時間というのは,おそらくVC++とMFCで作ったからとか,
仕様変更や追加が繰り返されたから,という様々な要因で4,5年かかってるんだと思います。
なので,VC#使ってやれば多分1年くらいで書き直せると思うわけです。

さらにはスライド作ったのに見ないことになってますし。
こないだのミーティングの話はなんだったんだ!?
9割以上無かったことになっている!
話を聞いてなかったんですか?先生!?

これは胸を張っていいたいです。無理です,と。
どうあがいても無理です。一年かかるものを二週間でやれというのは。

こう急ぐ理由としては,その新機能を追加したシステムを,
来年の頭から実際に運用する話を取り付けたからだそうです。

なんなんでしょ,追い込めば出来るとでも勘違いしてるんでしょか。
あたしゃいいますよ,可能性ゼロなんですからできないものはできない,と。
先輩は今まで,それでもやりますといってきたがために,
先生側からもクライアント側からもギャーギャー言われてきたそうです。
そ,そこはいいましょうよ先輩…

なーんか,この先生に,システム開発のことをあれやこれや教え口調で言われるの好かんなぁ…
と思っていたのですが…
直感通りでした。
私のおごりか,と思っていたのですけど。

すいません,この先生システム開発のこと私より遙かにど素人だと思います。
開発うんぬんの前に,ミーティングの話を無かったかのごとく話を進めるのはどうよほんと。
駄目でしょ,人として。

ま,これも超多忙が故にだとは思うんですけどね。
超多忙だと嗜好が散漫になって,やってることのつじつまが合わなくなる。
社長がそんな感じだったので,でも今はだいぶ減ったと思います社長は。
この教授は…なっかなかレベル高いです。まいったな。

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