Friday, August 14, 2009

Study::Report - 読書感想文ってそんなんだったんですね

こちらのサイトによると、
読書感想文では感想を書いちゃいけないということだそうで。
生活作文と称されてます。

登場人物の心情や行動と、読者人のそれを比較して、
自分はどういう人間なのかを語るんだそうで。

なんすかその自虐的な暴露メソッドw

というか「読書感想文」とか名前が紛らわしいですね。
厳密に、本の感想を書く、というわけじゃないのに。

あーそういえば道徳の時間にこんなんやらされた気がします。
話を聞かされて、その登場人物の心情を汲み取りつつ、
その人物がとるべきだった行動は何かを考察する、といった具合の。
別に私たち自身がどういう人間なのかを語るとかではありませんけど、
なんかそれに通ずるものがあるような気がちょっとしました。

わるーい書き方をしますけど、
自分のことを思春期の青少年に暴露させて、
教師の主観による評価を押し付け、
その感想文が気に入られればクラス全員の前でそれを読み上げられる。

なんかとっても嫌な行為に見える(笑

でもなんかとっても難しいことをやらしている気もしますねぇ。
自分と向き合え!みたいな。
小学生には厳しい気がする。
小学校のころといえば鬼ごっことかスーパーファミコンとか
遊ぶことでいっぱいだったような。

まぁ上記のリンク先はたぶん高校生とかを対象としているんじゃないでしょうか。
中学生ぐらいからでしょうか?
これをやると、心が豊かになっていくんでしょうか。
抽象的な感じがしていまいちぴんと来ないです。
ま、自分と向き合うのもそんなに好きなほうではない、
とか言ってみる。
いや、高校に入るころぐらいに絵をやめたのはそんな理由もあったり。

今となっては感想文なんて書く機会はないに等しいのですが、
ちょっと驚きの事実を知った感じがしました。

Work::Discussion - スルースキルを発動してみた

腹を立てちゃだめだ、腹を立てちゃだめだ、と自分に言い聞かせながら
今日も出社してきました。
今日も今日とて社長がご来室。

現在作っているシステムの件で、
HTMLだかCSSだかどこに原因があるのかわかりませんが、
レイアウトが崩れるという点を先日から社長に言われていました。
それよか早くシステムの安定版をしあげないと
ずるずるいきすぎになる状態なのです、最近としては。
システムを別のマシンに移すので、結構面倒な作業ですし、
移動させても正常に動くよう、ちゃっちゃとバグフィックスしちゃいたい。
というかバグフィックスしないとシステム稼動しませんし。

まー社長がとやかくおっしゃるのは、
外のお客さんに見せるときに見栄えが悪いのはまずいだろう
ということを気にしてのことでした。
レイアウトまわりなんだから、デザイナーさんになんとかしてもらってください
と話したんですが、プログラム側に問題があるに違いないといって
聞いてもらえません。
何の確証があってそうおっしゃるのかイミフなのは
社長の仕様なので仕方ないのですが。
プログラム側の問題ではないとも言い切れませんので、
私としては、後日調査しますとしかいえないわけで。
っていうかあなたのアカウントだけデザイン崩れるってことからも
プログラム側の問題の可能性は激薄な気が。


原因特定ができてないまま、社長の妄想はばく進しました。
なんとこんなことを言い出し始めました。
以前のメンバーの開発していた箇所が悪いんだ。
そもそもあいつの性格は社会に出てもだめだ。
あいつがあんな仕事しているとか、普通の神経じゃできないよ。
うそつきだ、詐欺師だ。
わしが以前言ったろう?

・・・って同意求めますか!?そこで!!
なんか酒入ってんのかなぁ、
入ってようが入っていまいが、サイテーだなこの人
とか思いました。
システムの不具合から人格否定まで話を飛躍しちゃったよ。

普段だったらそこで反論しに行くところなのですが、
あまりにも憶測で語りすぎなのと、個人的主観が入りすぎで支離滅裂なので
少々絶句に近い状態になってしまいました。

その、以前のメンバーが書いたソースを、最近結構書き換えたんですよね。
その話をしたら、
あいつがあんな性格だからこうなった(書き換えが発生した)んだ。
あいつのした仕事はすべて無駄になったんだ、とかおっしゃるわけです。
いや、書き直したのはわれわれの経験不足と
あなたが小刻みに追加してきた仕様のせいなのですが・・・

と突っ込みたくて仕方ありませんでした。
またイミフな反論がかえってくることが目に見えてたので
はぁ、ほー、ふぅん、という相槌しか打ちませんでした。
私の愛想笑いが若干引きつってたのは内緒です。

あ、ちなみにその以前のメンバーの彼は、
今ネットワーク系の仕事をしてます。
以前話したときには、ネットワークのことがいろいろわかって非常に楽しい
と話していました。
プログラミングよりも、こういうインフラ系の知識あるほうがいいって思った
とも話していましたね。

一方社長に言わせてみたら、
こういうメンテナンス業務やるってのは会社から見限られている証拠だ、
とのこと。
もうエエェェェェェと心の中で絶叫してました。
い、いや、メンテナンスって定期的にお金取れてうまーなんじゃないんですか?
メンテナンス業務にまわされるとなったら
プログラマのプライドが許さんはずや、とかいいはじめました。
いや、あなたこっち系の業種の人ちゃいますやん、
プログラマのプライドて、爆、ですはい。
っていうかプログラマとメンテナンスやってるSEさんをさりげなく馬鹿にした発言では!?
あ、ちなみに社長は建設の業界の方です。
建設の業界と、情報系の業界は酷似していると信じて疑わないお方です。
プロジェクト管理の面で共通点があることを発見しただけで
同じような業界だと勘違いしてらっしゃる節が見受けられるのですが、
まぁその点はいいや。
私は私で建設の業界はよく知りませんし。

それにしても、なぜにあなたがプログラマを語る。
プライドとかあっても、ねぇ。
顧・客・ゆーせんじゃねーっすかーと言ってあげたい。

ちなみにその前メンバーは、根っからプログラマ志望だったわけではないので。。。
プライドが許すも許さないも、彼、今楽しそうですよ?

まぁ結論を考えてみれば、
社長はよっぽど彼のことが嫌いだったんだなぁ・・・
という話じゃなかろうかなぁと。
そして、顧客からの目を気にしすぎて、苛立ちやあせりを前メンバーにぶつけてみたわけですね。
最低ですね。

かたや私はスルースキル発動中にて社長の暴走を横目で静観してました。
とりあえず、はよかえれーと願いつつー。

今日の社長は、ここ三年間くらいで一番ぶっ飛んでたんじゃないかと思いました。

Thursday, August 13, 2009

Work::Discussion - スルースキルってやっぱり必要ですかね

社長とお話してて、最近ほんとに思うことがあります。
社長の話す内容が、まったく持って論点がずれまくっています。
ご自分のいいたいことを、こっちが何が何でも受け入れてほしいんでしょうねぇ。

まともに返答すると、社長が意地になってご自分の意見を強調されるんですが、
いや、今その話してませんから、と何度いえば(ry
ちゃんとしたディスカッションをしようと思えば
ストレスがたまってたまって仕方がない。

わけのわからないことをいわれても、
このような方に対しては聞き役に徹したほうがいいのかもしれないですね。
スルースキルって大事なのね、と思いました。

Friday, August 07, 2009

Work::Venture - 将来図を考え出すと


3人でベンチャーやろうという話をしているのですが,
うち1名の女性の後輩が,ドクターに進学して教員になるといっています.
教員になると,自分の力を注ぐことが出来る割合が
当然ベンチャー側に100%となることはないでしょうし.
教員になるんだったら,同じオフィスに入ることは
少々難しいでしょう.

教員になるという立場を考えるなら,
共同研究して製品開発していく,というつながりになりますかね.
昨年度,他の大学へ出て行かれた先生とは
将来そういうつながりでやっていけたら,と
先生におっしゃって頂いてます.

今のプロジェクト二つともお釈迦になったとしても,
先生から仕事頂きつつ踏ん張ることになるんかなぁ...
と将来図を考えたりします.

お釈迦になるかどうかはともかく,戦力はどうするか,ですよね.
人数を増やしすぎると人件費がかさみますし.
少なすぎるとこなせる仕事量も限界があるでしょう.
人数が多いプロジェクトチームで,パフォーマンスが悪い,って状態よりも,
少数精鋭のほうが,こなせる仕事量は多いでしょうけどね.

うーん...女性は置いておきたいところなんですけどねー.
野郎ばっかりだったら考え方とか発想とかが偏りそうで.

最近,じわり,じわりと3~5年先の図が固まってきました.
しかし,まだまだぼんやりしてます.
早く論文書き上げて,ベンチャーのことばっかり考えていたいところです.

Wednesday, August 05, 2009

Computer::rdesktop - LinuxからVistaのデスクトップをリモートで利用

私は遊び用ではないVistaマシンを常時動かしています.
Windows Serverとか欲しいですけど,個人で買うようなものでもないですし.
で,そのマシンにCentOSを仮想マシンとして走らせてます.

そして一方で,遊び用Vistaと研究用Linuxをデュアルブートにしています.
いや,デュアルにしておかないと遊んじゃいますから.

ということで,研究用Linuxを立ち上げながら,
遊び用ではないVistaを使いたいことがあるのですが,
PC切替器がうちにはありません.
こっちのVistaには普段リモートデスクトップではいるようにしています.

LinuxからWindowsのリモートデスクトップを使うとなれば,
rdesktopが有名なのではないでしょうか.
ホスト名を指定すればとりあえずは入れますが,快適ではなく
いろいろオプションをつけないといけません.
私は

rdesktop -f ホスト名 -x l -x 80 -a 32 -z

としています
(参考:http://haya.se/diary/?date=200802,http://alpha-omega.seesaa.net/article/4492386.html)
LAN環境なので-xでlを,フォントのアンチエイリアスを有効にするために-xで80.
解像度を32bitにしたいので-aで32.
(VistaからVistaに入ると24bitになってました)
そしてこのままではマウスカーソルの動きが若干ぎこちないので,
-zでRDP圧縮を有効にします.
これでめっさ幸せになれました.

Saturday, August 01, 2009

Laboratory::Paper - 論文がもうちょいで完成

今度,言語処理学会に投稿する雑誌論文の原稿が,やっとこさ出来そうです.
M1の1月から別の学会に投稿して,リジェクトされて.
別の学会の論文を書いていたがために放置しておりましたが,
春には出す!と決めて修正にかかってみたものの,
気持ち悪いとこだらけなので全面改定.
いつの間にやら提案手法も変わって,ようやく完成のめどが立ってきました.
うーん,長かった...
なんか以前の記事でも書いた気がするのですが,
変更が加わったこの提案手法.
私のコーディングミスから生まれた手法ですw
すごく精度が向上して,式の意味合いを考えてみても
きちんと説明がつく.
ベースラインの手法とも,さらなる差をつけることが出来ました.
以前の提案手法だと,ベースラインとの差が誤差の範囲ととれなくもなかったので.

あー,3年越しの論文になってしまいました.
途中,修士論文でこの論文のネタ使ってました.
国際会議でも発表しました.
いろいろ経て,突然変異的に変貌を遂げて.
まぁみなさん結構同じネタで数年論文を出しつづけてらっしゃるみたいですし.
私は意図せずにこのネタを引っ張ってきちゃいました.
もういい加減次のステップにいきたいところです.
いや,一応別の研究も動かしてますが.

しかしながらこのネタでも,もうちょっとうまい切り方をすれば
もっと論文が量産出来たかもしれない.
私の論文数はおそらく比較的少なめだと思います.
助教になる方と比べて.

論文数のことに加えて,
今の研究室にいて,大学教授になることに興ざめしているので,
今は教員になることを考えていません.
以前は教授になるんだ!と考えていたのですけどね.
今はベンチャーやることを考えています.
教員になる道も用意しておけば気は楽なのでしょうけど.

安定した道を用意して置くべきか,ベンチャー一本で全身全霊をかけて勝負すべきか.
ベンチャーやるからには生半可な気持ちじゃできないんじゃないかと思ってます.
が,生きていくためには安定した収入が必要ですし.
生半可な気持ちじゃダメだ!と気取ってるだけじゃないか?と思ったりもしますが,
教員やってる片手間にベンチャーやるとか,
それでベンチャーやる人たちと対等に渡っていけるのか?とも思ったりします.

今の段階で思い描くのは,ベンチャーやりながら論文も書いていく図ですね.
せっかく修士,博士まで感性情報処理やってきたんですから.
研究はやりたいです.
ベンチャーがダメになっても,教員になれるよう論文数は稼いでおく.
ベンチャーの片手間に論文もかけるのかどうかという話ですけどね.