私は器の大きい人ではないと、自分で思うところはあります。決して寛大な人だとは言いませんし思いません。というのも、少しでも理不尽なことをされると、 内心で怒ってしまったりするのです。私の思う、理にかなってないことをされて、私の時間が削られるとなおのことであったりします。
私の所属している研究室で、同じ学部4年の友達がいるのですが、どうにも肌に合わないのです。色々合わない、と思うところはありますが、話がくどいですし遠回りでわかりにくいのです。
今 日は、彼がある書類を作るよう先輩からメールで頼まれたようなのです。今月中に、しかも至急作って欲しいとのこと。彼はこういった書類は作ったことがあ るため、先輩は彼に任せたのだと思うのですが…諸事情により、彼の名前でこの書類を作成するとまずかったので、私に作って欲しいと頼んできたのです。
こ のくらいの文章量で喋ってくれて、書類の作り方を説明してくれれば私もさほど嫌な顔をせずに引き受けました(多少嫌な顔はしたでしょうが)。上の内容を 聞き出すのに何回聞き返したことでしょうか。本人は冗談交じりで楽しく話してるつもりなのでしょうが、私には話の主旨が見えてこず、何を言いたいのか、と いうか何の用で私たちの部屋に来たのかさえわからず、私は半ば怒りながら話をしていました。
やっと話が見えてきたので、書類の作成方法に ついて聞いてみれば、今ひとつ作り方が分からず。うまく伝えられないのに加え、記入内容もはっきりしていない 物を他人に作らそうとして。仕事を丸投げしている以外の何者でもないとしか思えません。わからないならわからないとはっきり言い、どう対処すればいいかく らい伝えてくれても良いのではないか。頼み事をするならそれくらいは礼儀じゃなかろうか。というか元々あんたに任された仕事だろう。徳島人のくせに関東弁 しゃべってんじゃねーよ。そんなことを考えながら、嫌々書類作成を引き受けました。彼は、 「何事も経験しておくことがいいんだよ」と私に言いました。…彼は何かしら勘違いをしているのではないか、と私は思ってしまいます。百歩譲って、この書類 作成が私にプラスになるとしても、彼の言っていることは押しつけがましく、お節介のように思います。何度も言いますが、もともとは彼が任された仕事です(彼の名前を書類に書くのがまずいなら、私の名前くらい貸してあげますとも、ええ)。
元々彼は喋るのがへたです。 普通の人が喋ったら2秒程度で済むセリフを、5秒から10秒、ひどいときはもっと掛かって喋る人ですから。喋るペースが遅いの ではなく、喋る内容を構成するまでに時間がかかるのです(本人も多少自覚している様子)。相手の性格や能力が原因で、結果的に私にとって納得しがたいもの になってしまったとき、我慢できずに相手に冷たく当たってしまう私は器が小さいのでしょうか(小さいでしょうね、やはり)。
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