あまりにも寒い日は、エンジンがかかりにくくなる。そういうときはチョーカーを使ってエンジンをかける、ということは知っていました。しかし夏場から乗り始め、未だにチョークしなければならない状況には陥っていませんでした。
しかし最近の夜の気温はかなり低いです。先日の日曜日もなかなかの寒さで、未だ風邪から快復していない中、先輩から走りに行こうという誘いを受けました。 バイト上がりだったため、多少眠い上、風邪気味であることから、若干躊躇いましたがオッケーしました。走りに行く距離もそんなに遠くなく、日和佐ぐらいま で、と言ってましたし。
装備を調え、さぁ行くぞとセルでエンジンを始動させます。一度かかったものの、すぐエンジン停止。やっぱり寒いからなぁ、かかりにくいのか。そう考え、再 びセルでエンジンをかけようとします。が、全くかかりません。アクセルを開けながらエンジンをかけようとするのですが無駄でした。そのうちかかるだろうと 思いながら頑張っていたら、エンジンをかける際の音が段々弱くなってきているじゃないですか。詰まるところバッテリーがピンチになってきたわけです。
ヤバイヤバイ、と焦っていて、ふとチョーカーの存在を思い出します。よし、チョークしてエンジン始動じゃ!と思ってチョークします。このとき知らなかった のですが、チョークしたときはアクセル開けながらエンジンかけるのは駄目なのですね。アクセルは閉じたままセルを回す、というのを翌日Webで知ります。
いっこうにエンジンがかからず、ますますバッテリーがピンチくさくなってきました。このまま踏ん張り続けてバッテリーが上がるのも後々面倒なので、今回の先輩の誘いは断ることにしました。
翌日、チョークしながらのエンジンのかけ方を調べ、バッテリーの充電も兼ねて走りに行くことにしました。絶対にエンジンをかけたかったので、正午にチョー クしながらエンジンをかけました。いともたやすくかかってしまいました。チョークしながらのアイドリングで、3000回転です。街中で走ってるとき、だい たい3~5000回転なので、チョークして混合気が濃くなるとこんなことになるんか、と新しい発見をしたような気持ちになりました。
これからもっと寒くなってきますから、チョークしながらの始動をする機会が増えていくのでしょうね。
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