Saturday, July 12, 2008

Laboratory::LaTeX - クラスファイル作成

秋頃、中国で開催される学会があるのですが、
当初はSpringerフォーマットでよいとされていたところ、
急きょ学会オリジナルフォーマットでカメラレディを送ってきなさいという指示が舞い降りてきました。
テンプレがWork形式のみ。
TeXでしか論文を書いたことがない私からすれば、
ふっざけんなよと突っ込みを入れたいところ、助教の先生からお仕事が舞い降りてきました。

「○○くーん、(TeXの)スタイルファイル作って~」

む、無茶をおっしゃる(汗
完全に未知の領域であり、そんなんする人変態じゃないかとか思っていたくらいです。
結論からいえば、スタイルファイル(というかpLaTeX2e使ってるんでクラスファイル)を作ったので、
私も変態なのですか、そうですか、とかいう話・・・いやまぁそれはそれとして。

ってゆーか、普通TeXでしょー。
なんでWordやねん、と。
Wordでやるにしても、TeXのデフォルトフォーマット(?)に合してくれたらええのに。
あんまいじらなくてもできるフォーマットとか。
ってゆーか学会が用意しろっつーの。
なんだかものすごく事こまかに調整しまくった気がします。
あれか、学会主催者側が適当にノリで作ったのか、
開催国じゃWordと互換性があるWPSとかフリーで使えるから
普及率の関係でWord形式が良いとかいうノリか。
科学技術系は全部TeXでいいじゃないですか。

BiBTeXのスタイルファイルも作ったのですが、
clsファイルと書き方全然ちゃうし!
ってシステムが違うから仕方ないんでしょうか。
何これちょっとした言語ですか?とか思いました。

あー、変な能力が身についてしまいましたよ。
クラスファイル作成能力を身につけた的な。
仕事が増えるからいやなのにぃぃと思っていたんですが。

・・・ってまぁそんなしょっちゅう作るもんでもないですね。
ちゃんとした学会だったら、たいていWord形式のテンプレートと
TeX形式のスタイルファイル用意してますし。
秋にうちの大学で開かれる四国の大会とかも、スタイルファイル用意されていないのですが。
よく考えてみればこの大会くらいでした、いままでスタイルファイルがない!とか騒いでいたの。
あ、あと卒論とか修論とか。

いずれにしても、LaTeXのちょっと濃い本があったほうがよいかも、とか思いました。

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