Sunday, April 16, 2006

Motorcycle::Accident - 正面衝突未遂

今日は天気がいいので、午前のバイトが終わってからバイクで走りに行くことにしました。天気はいいのですが、ほのかに寒かったです。

一昨日、家庭教師のバイトへ向かう時にバイクで行ったのですが、なんだか全く危機感を持たずに運転しているような感じでした。リラックスできているのはいいかもしれませんが、”かもしれない”運転が出来ていない状態でした。それに、なんだか時速100キロでも大して高速に思えなくなってきている感もあったり…

そんなこんなで、今日も大坂峠に走りに行ったわけですが、やはり危機感が全くない状態での走行です。そんな状態で、出来るだけ攻めようとか考えているわけです。しかし峠にはなにやら所々人が道ばたで何かしています。筑紫取りでしょうか。あんなにカーブの連続で道も猛烈に狭いのに、道ばたで人が立っているのはきわめて危ないです。っていうか普段この道は交通量が少ないでしょうから、きわめて危ないのは私の運転かも知れませんが。

一応カーブに立っているミラーを確認しながら走りますが、目を離すのが早すぎたのでしょう。対向車が無いと思っていたら、コーナーを出たところで対向車と向かい合う状態。あわや正面衝突しかけました。互いが急ブレーキをし、すんでのところで止まりました。が、私は止まって気を抜いてしまい、そのまま立ちゴケ。地面も傾いているので余計に転けやすい状態です。バランスを崩したのに気づいた頃にはもう時すでに遅しで、私の力では支えきれない角度までバイクが傾いていました。もう無理、という角度はわかりますので、変に粘らず、その角度からはもう怪我をしないことだけを優先します。もし私のバイクが新車だったら優先しないかも知れませんが。

バイクが転倒し、私は峠の山側の壁に勢い余ってぶつかります。ぶつかったと言っても、おっとっと、っていう感じなので、衝突したとまではいかない程度ですが。刹那、私の頭の中で状況整理+これからの行動についてものすごい勢いで考えが巡ります。例によってバイクからはガソリンが漏れています。相手に謝らないと、っていうかなかなか降りてこないし。バイク起こさないと。でもここ地面傾いてるし、うまく起こせるだろうか。ともかく、ヘルメットと具ローブを外して相手に謝ろう。そんな気持ちでした。グローブを外す意味はわかりませんが。

バイト先の、二学年下の子が言うには、事故ったときはともかく、真っ先に謝らないほうがいいとのこと。こちらに非が無かったとしても、後々形勢が悪くなるからということで。今回の場合、向こうに非があったかどうかはわかりませんが、私が注意深くコーナーに入らなかったのは事実です。数回、60度くらい頭を下げました。向こう方も、自分の車のキズを心配していましたが、私がバイクを起こすのを手伝ってくれて、もめることなく去って行かれました。中年のご夫婦でした。もし、傷が付いたと攻められたらどうしたでしょうか。私の記憶だと、20cm手前で止まったはずなので、衝突していないはずです。衝突しても、真っ先にあたるのはタイヤですし、あの速度だったらボディ同士の衝突はありえません。しかし、非があるのは私の方だと思っていましたから、攻められたらひたすら謝ったかもしれません。これがいいことなのか悪いことなのか、なんとも言い難いなという反省の思いでした。

損傷はフロントのブレーキレバーのみでした。えらく反り返ってしまいましたが、折れてしまうことはなかったので良かったです。折れたら帰れないです。急制動はできないかもしれませんが、普通に走る分には問題のない曲がり方です。

あとは私の左半身。バイクを起こすとき、一回目に途中まで起こしたものの、漏れたガソリンに足を滑らせ、軽くバイクに足を挟まれました。ずきずき痛むので、あとで確認したら、軽く皮がめくれている程度でした。血だらけになっていなくて良かったです。高速走行中に転倒したり、コーナリング中に転倒したら血だらけになっていたかもしれませんが。出血はなくとも、骨が痛みます。あとバイクを起こすのに普段使わない力を使った物ですから、体の節々が痛いです。てこをつかうとは言っても、やはりそれなりに力を使いますから。それに教習所で行った、バイクを起こすコンディションとは違いますし。教習所では平坦な道ですが、今回のように坂道だったり、以前のように違うバイク側に倒れ込んだり。

事故は確かに経験値にはなりますが、命の保証がないですもんね。しかし無事故だったら、いざ事故を起こしたとき対処できませんし。生涯無事故なのが一番なんでしょうけどね。

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