こちらで、私は研究者になるという決意を綴りました。
それは目標とするところが、物作りをやらされる下っ端で将来過ごすのはやはり嫌だと思ったからです。
そして、感性情報処理を専門として、人の感情を読みとれるシステム作りをやっていこうと決めました。
が、論文を書いてみて、この目標が全然はっきりしていない、
あやふやなものだということを思い知らされました。
何を目標としているのかが伝わらない、ということを言われました。
文から感情を推定するアルゴリズムを考えたわけなのですが、
どういう視点で推定するのか、なんてことがあやふやだったようです。
文の筆者の感情を探っていくのか、はたまた客観的に見て一般人はこう解釈する、
ということを推定させたいのか。
ぶっちゃけ両方やりたいですけどね(笑)
ある人の感情を推定して、その人を安定した気持ちにさせる。
精神安定剤なシステムが作りたいのです。
当初の目的は、単にこちらの感情がわかってくれるシステムがあれば面白い、
ということから始めた研究なんですけどね。
それだけじゃ世間は許してくれない、と。
精神安定剤なシステムっていう理由も少し弱い気もします。研究理由として。
こんなのあったら幸せですよねーという理由では研究できないのでしょうか。
なんか哀しいような気も。
いや、別に幸せになるシステムの研究は全然オッケーなのかもしれません。
問題はそれを納得させるだけの力を自分で持っていないといけないんでしょうね。
中に入ればシステムが色々やってくれて超リラックスできる。
そんな「幸せの箱」を作るのを目標に、研究職やっていきましょうかネ。
マッサージやエステみたいなサービスでウハウハになれるなら、
こんなシステムを実際に作れて商売したら儲かりそうな気もします。
儲かりそうだ、という点で、人を納得…させられないか。
安定した気持ちへコントロールしてくれて、交通事故とか減らせて、
お仕事の作業効率も上がって、良いこと一杯ですよっていうくだりだったら。
おっ、その研究いいねーって見てもらえないでしょうかね。
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