Thursday, July 06, 2006

Programming::C# - 実は取っつきやすかったりして

C#とか何?C++の++が増えてC#って言うてもJavaっぽくて全然違うやん!とかいう印象をずーっと持っていたわけですが…昨日、5時間ほどさわって簡単なGUIアプリケーションを作ってみたら、すんなり手になじんで(?)驚きました。

とはいえ、Javaは随分さわって無くて、昨年度はC++ばっかりさわっていたため、クラスの宣言に対してpublicの付け忘れを連発してしまって、色々と怒られてしまうわけですが。

C#にして嬉しい点は、readonlyがあったり、out、refがあったり、Partial Classが作れたり、delegateが使えたり、foreachが使えたり、MFCよりもさっぱりとしたGUIのライブラリが揃ってたりとかですね、今のところ。

MFCよりもさっぱりとした印象を受けるのは、Win32APIを無理矢理ラップした感があるMFCとは作りが異なるからでしょうね。具体的にどう違うねんと言われると、すっきりとしたライブラリに作り直したからとか?とかいう曖昧な答えしか今は思いつきませんが…(要調査ですね)。Partial Classがかなり良いと思いました。これでGUIアプリに必要な、ごたごたした処理が簡単に隠蔽できます。意味不明なおまじないとか。

あとIDEもかなり良かったです、Visual C# 2005 Express Edition。ボタンとかのコモンコントロールとかの配置も綺麗に配置できるよう位置を揃える機能だとか、他にもコーディングしなければ設定できなかったような項目も簡単に設定できるような機能が備わってました。言語仕様もC++に比べすっきりしていますし、これはC++なんかよりも遙かに生産性が良い、という印象を受けました。

大学で、コーパス作成を支援するツールを作ることになったので、GUIアプリケーションを作らなければならない状況になりました。MFCを使うことを考えたのですが、どうにも使いにくい、というか使い方がわからないコントロールがあったり。Win32::GUI::Loftを使って書くにも、速度が遅くなるのがどうにも嫌。てなところに、以外に取っつきやすかったC#を使うと、ほいほいとGUIアプリが作れそうと来ましたから、ちょっとテンションが上がった昨日今日でした。

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