Thursday, May 11, 2006

Laboratory::Discussion - 感性情報処理ディスカッション

今度うちの研究グループが、感性情報処理についてプレゼンすることになっていますので、近頃はそのスライドや資料作成に追われています。

ある内容の説明できるということは、内容を理解しているという図式になります。最近今日のように、長時間に渡って感性情報処理についてディスカッションしなければならないということは、私感性グループのメンバーを含め、発表者全員あまり理解しきれてないという状況が丸出しなわけです。

そうは言っても、スライドを作成していかなればなりません。発表日が近いですから。作成していきながら、疑問点などを洗い出し、サーベイするなりディスカッションするなりすれば良いという方向になり、今日メンバー数人でスライドをプロジェクタに出しながら、スライド作成をしていました。

このメンバーの中には、よく鋭いツッコミを入れてくる、とあるメンバーは含まれていませんでした。ですので、我々だけで、あれこれツッコミ突っ込まれつつも、スライド作成が進みました。

途中、コーヒーブレイクを入れたわけですが(とはいいつつ私はキリンレモン)、その後その鋭いツッコミを入れるメンバーが加わりまして。1時間半経った後、お開きになりましたが、スライド作成は全く進みませんでした。

これは、突っ込むところがスライドにいくつか有ったためと考えるのが普通ですが。メモ書き程度のスライドに突っ込むのもどうなんだろうと。彼の意見としては、メモ書きの時点でも、これを基にスライドを作るわけだから、変な点は無くした方が良いということです。確かにそうなのですが、それは何も知らない他人がこのメモを見て、スライドを作成するなら良くない事態が起こるでしょうが、さっきまで議論していた我々からすればあまり問題がないといえばないです。ないのですが、突っ込まれてそこから長時間に渡って異なる議論が発生するということは、やはり理解し切れていない証拠だったんでしょうね…

彼のツッコミは鋭く、理解しているかしていないかを実感させられるわけですが、深く切り込みすぎて、スライドなどではあまり聴衆に理解しにくいスライドに仕上がってしまうようです。スライド作成能力よりも、ツッコミ能力に長けている様子なので、そこらへんの、ツッコミのさじ加減でスライドの質の向上に繋がってくれればいいとか思いました。

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