Wednesday, July 20, 2005

Laboratory::SJCIEE - 電気関係学会四国支部連合大会へのお誘い

論文を学会に提出する、なんてことはまだ先の話だろうと思っていましたが、今日研究室に行ってみると先輩からメールが来ており、内容がなんと。今度の電気関係学会四国支部連合大会に論文を出してみませんか?という内容でした。

大学院の博士課程までいった場合、最終的には学会誌に自分の論文が掲載されることが目標となり、この大会は初めの一歩とも言うべき発表の場となるわけです。四国で発表し、次は日本全国の学会となり、国際会議へ出向き…というようにステップアップしていくわけですね。

そ んなわけで、話が論文を提出する方向に向かっているようなのですが、実際の所私は研究と呼べるようなことをまだしていないような気がしてなりませんでし た。まだ大学4年生で研究室に入って数ヶ月。最近は研究で使うであろう不特定多数のblogデータを収集するプログラムを作っていたくらいです。その先は 何も考えていませんでした。感性を研究する同じグループの友達は、blogのデータから顔文字を抽出するプログラムを書いているようですが。友達も、抽出 できるようになった先のことは考えてない様子。

こんな現状で、何を書けとおっしゃるのですかと思い、先輩や教授に話を聞きにいきました。 教授曰く、この論文提出は練習のようなものですから、と。この大会は練習の場なのですか!?と激しく疑問に思いましたが、ともかく良い機会であることには 違いない気がしたので、それ以上突っ込まないことにしました。

しかしながら、ただblogデータを収集するプログラムを作っただけで論文 を書くなどふざけています。だから何?っていう話になっちゃいます。私らは感性コンピューティングを研究するグループにいるわけですから、感性処理に関す る研究目標を考えなければなりません。夕方の家庭教師のバイトが終わってから研究室に向かい、それからひたすら考え続けます。途中先輩と晩飯を食べに行 き、先輩の家族の話を聞かされた後もひたすら考え続けます。

夜11時まで考え続けて、やっと考えがまとまりました。語やフレーズにおける 感情の共起情報の生成を、blogデータから行う、ということをやろう、と。この研究テーマはおそらく短期的な物になるような気がしています。教授は、私 に博士後期課程までの一貫した研究テーマを与えてくれるという話をしてきます。どこかの企業と連携して、とおっしゃったようなおっしゃってないような。な にぶん教授の日本語は未だにつたないですから。ネイティブじゃないから仕方ないのでしょうが。

暇だ暇だと思っていた研究室が、突然暇じゃなくなってきたような気がします。しかし論文の作成期限が約一週間後ってのはちょっとひどくないんでしょうかね…

No comments: