最近大学で英語に触れる機会が多くなってきたせいか、英語に対する拒絶反応が少なくなってました。まぁ情報工学を勉強してる身ですから、英語を嫌がってたらやっていけないものがあります。
英 語に対する拒絶反応っていつぐらいから出来たんだろう?と考えると、中学の頃から高校の頃にかけて出来上がったような気がします。この頃の英語の勉強っ て、英単語を覚え、文法を覚え、それを基準に問題といて、ネイティブではない人の発音を真似て…の繰り返しですね。コトバって、音声や文字列の情報だけで なく、ビジュアルや経験とリンクしてるハズなんですよね。色んな情報を使ってコトバを覚えて、色んな情報を使って考えを伝える。音声や文字列だけの情報で は言語なんて習得できないような気がします。きちんと英語が話せるようになった人っていうのは、英語を勉強するときにビジュアルな情報とかも一緒に記憶す るようにしてたんじゃないか、って思うんです。
私がやっていくことになるであろう感性情報処理は、例えば文章から感情を推定するのを目的 とする 類なんですが、これも同じく文字だけの情報じゃあ絶対限界がある と思うわけです。単語に対する印象を数値化して、それを与えられた文の形に対応する数式に代入して感情を割り出す、とかやったりするのですが、"単語に対 する印象を数値化"してる時点で、このシステムってどないなん?という印象を受けます。システムの基準とするところがあやふやなんですね。感情を推定する ときに、文字列は数値の並びである、とだけ認識するのではなく、人間と同じような視点で文字列を認識し、人間と同じように文字列から情報を抽出する。これ くらいやったほうがいいのでは、と考えます。
話がそれましたが、おそらく今も私が中学、高校の頃に受けていた英語の授業と同じス タイルの授業がなされてるんでしょう(家庭教師していて、そう思いま す)。今の英語教師はみんな解雇して、代わりに日本語と英語を両方しゃべれるバイリンガルであふれ返させればいいのに、とか思ったりします。
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