Thursday, July 28, 2005

Motorcycle::Touring - 星空目指して(1)

私は結構無茶な事でも、何も心配せずにやってしまおうという性格があったりします。今日研究室で、バイク仲間な先輩と話していたときのことです。先輩が、 昨日はどこ走ってきたん?とおっしゃったんで、ユニクロまで買い物に行ったくらいです、と私。最近やっと遠くまで出かけることが出きる足を手に入れたとこ ろなんで、遠くまで出かけるにはちょっと勇気が要ったりします。そこで先輩は、室戸岬まで行ってきたら?とおっしゃいます。私の住んでいるところは徳島市 なので、片道130キロくらいはあります。室戸岬に行くのは週末などではありません、今日です。この話をしていたのが夕方のバイトの前ですので、出発した のが夕方5時半頃となります。

夕方に出発し、すぐにとんぼ帰りです。日帰りで260キロの走行距離。前回は徳島市から香川の高松まで深夜 往復しましたが、今度はさらに距離が長いです。 しかも一人での走行です。結構不安満載です。先輩曰く、バイパスをずっと南下していけば大丈夫!とのことだったので、それを信じて突っ走ります。ただ、途 中から過疎になってくるので、ガソリンだけは注意しろ、とのことです。

ということで、室戸岬に着くまではガソリンの残量に注意しながら走 行します。先輩に言われたポイント周辺でガソリンを補充することを念頭に置きながら。し かしながら夏とはいえ、夕暮れの山中は寒いですね。26度くらいになってましたが、バイクで走っているため体感温度はそれを下回ります。服を二枚着て走り ましたが、半袖だったために寒かったです。

山中にはいると虫の量がどっと増えます。肌が露出しているところに虫があたると痛いです。虫と はいえ。片道3/4くらい走ったところで一度休憩を入れま す。少し眠くなってきましたからね。空も完全に真っ暗です。ローソンにXJRを止め、一呼吸おきます。体を見てみると、虫の残骸が大量に張り付いていま す…恐るべし山中。

ローソンでコーヒーを買い、用を足して休息をとります。この時点ではあとどれくらい走ればいいのか、なんて皆目見当が 付きません。先の見えない走行…精神 的に少しきますね。しかも完全に田舎道で、周囲には私のライト以外照明はありません。怖いです、私の左手の方は崖なのか、海なのかもわかりません。海が近 いのは確かなんですが。

一人、怖~!とかひょえぇ~!とかシャウトしながら走行します。バカですね。しかし周囲は山や海だけなので、迷惑 なんてことはまるでありません。虫の声し かしません。標識が、室戸何キロ、から室戸岬何キロ、にいつの間にか変わっています。あ、室戸に入ったんだ、と納得。室戸岬まではもう少しです。

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