Monday, August 29, 2005

Motorcycle::Touring - 西の岬を目指して(3)

進んでいくと標識の登場です。ええっと、このまま行くと…あれ、違う、違うぞ路が!ああっ、間違えた…と間違いに気づきますが、とりあえずこのまま進んで進路修正することを考えます。進んでいくと広い道に出ます。…ここは停車禁止区域じゃないか!地図を見ることが出来ない!ここで思案を巡らせます。時刻は夕方4時。体力的にもかなり疲労がたまっている。もし進路修正して佐田岬まで行ったとしても夜7時頃になる。帰りは同じ時間かかると考えると、走行時間10時間。帰ったら深夜3、4時。時間はともかく、それだけ体力が持つのか?明日疲れが残るんじゃないのか?というか疲れで事故るのでは。燃料費もばかにならないし…だめだ、計画が適当過ぎた!よし、帰ろう!…という結論に達しました。そして、標識を見ながら徳島を目指して東へ向かって走り出します。

このとき無理しないでおそらく正解でした。帰った時間が夜の9時です。調度いい具合の時間です。途中温泉に浸かってから帰ってきたのも良かったと思います。温泉である程度疲れもとれましたし。本来なら道後温泉に浸かる予定だったのですが…丸亀温泉に入ってきました。パルス風呂で感電したのが印象的です。あんなのに入れるのか…

帰りは帰りで道に迷いかけました。帰りは高松の市街地と通るのではなく、高松自動車道の下を走っていました。このまま直進したら自動車道に乗るはめになるのでは…?という予感にさらされ、突如進路を変えました。しばらくは勘で走行していたのですが、段々山道に入り…明かりも全くありません。暗すぎです。ほんのり寒いです。ちょっと怖いです。しばらく走っていると標識登場です。左へ行くと高松、右へ行くとさぬき市津田…あ、高松へ出られるんだ…と考え、左の指示器を出しながら信号待ちをしていました。さぬき市、さぬき市…どっかで見たような気がしていましたが、冷静に考えてみると、徳島市から高松へ入るまでにさぬき市を経由しています。高松へ向かえば遠回りは必至です。危なかったです。

あとは無事国道11号線に復帰し、来た路を帰ることが出来ました。

走行距離約370キロ、目的地まで到達ならず、です。しかし佐田岬まで日帰りで行くのは、これはなかなか難しいですね。早朝に出発して深夜に帰ってくることになるでしょうし。無茶をしないことを考えれば、一泊するのが妥当でしょう。実際、昨日の無理がたたってか、太股の内側が筋肉痛です。体もあちこち痛いですし。バイクはと言いますと、後輪ブレーキは先日直したばっかりなので快調ですが、前輪ブレーキが若干甘くなったような気がします。まるできかないわけではありませんが…多少不安が残ります。もうしばらく様子を見てみることにします。が、今度再び先輩とツーリングに行くことが決定しています。今度は二人で本州まで行きます。しかも日帰りで。次の日朝からバイトなので、相当不安だらけ、なのですが…

Motorcycle::Touring - 西の岬を目指して(2)

途中数回に分けて、コンビニで休憩を取ります。今回は今までで一番長い走行距離になりましたが、かといって休憩するたびにコンビニで何か買うのもどうかと思いました。5分程度バイクから降りて休憩すればある程度回復しますし、バッグに入れてあるペットボトルを飲んで休憩は終了です。あとは地図を見て出発します。街中のコンビニだと、ヤンキー風の兄ちゃんらが多くて嫌ですね。なんか見られてそうで。ただでさえ中型以上だと見てしまいがちですし。案の定、兄ちゃんら数名が私のXJRを見ながら、「おー、XJでぇ」「えーいけてないでぇ」と言いながら去っていきました。私は近くでサンドイッチを食べて休憩していました。う、持ち主が近くにいるのによくそんなことを…と軽くショックを受けていました、はい。いけてへんか?いけてへんのか俺のXJRはっ!?と。まぁ中古ですから、ほめられる筋ではないとは思いますけどね。かっこいいかどうかなんて、人の好みによると思いますから、あまり気にしないようにします。

よく考えれば、日曜なので昼間は人が多くて当然ですね。この後は、海岸付近や温泉で休憩を取るようにしました。ジュースが無くなったり、トイレに行きたくなればコンビニに寄りました。

日も傾き始め、そろそろ昼の3時頃となりますが、松山まででさえまだまだかかりそうです。あと40キロ。1、2時間はかかります。と、ここらにきて11号線から外れることになります。私が適当に計画した経路では、出きるだけ海岸沿いを走ることになっています。11号線をずっと走ると、多少山道に入っていきます。11号線を外れ、県道に入ります。…やばい、細い、細すぎるぞこの路!と不安を覚えながらも走り続け…セルフのガソリンスタンドが見えてきたので燃料補給します。目の前には広い道が横たわっています。この路を走るのか、はたまた今来た細い路をそのまま直進していくのか。周りを見ても、標識が全然ありません。何号線かがわかればいいのですが、分からない状態です。まぁ、直進すればいいや、と安直に決め、そのまま進むことにします。(続く)

Motorcycle::Touring - 西の岬を目指して(1)

Blogの内容が、もっぱらツーリングの話ばかりになっていることが気がかりだったりしますが…といいますのも、趣味の一つでカクテル作りもやっているので、そちらも書きたい一方、昼間に時間が有ればツーリングに飛び出していく自分もいるわけです。ツーリング行かないときに、カクテルの話を書いてきます。

昨日の日曜日、またまたツーリングに出かけました。前回は先輩に、「室戸岬行ってきたら?」と言われ、行ってきますわと軽い返事で夕方頃、室戸岬に向けて出発しました。今回は先輩に、「ここ行ってきたらええんとちゃうん?」と言われ、佐田岬を目指すことにしました。四国の北西に位置する岬です。愛媛県なので、そこそこに距離があります。私が住んでいる徳島市からは遠いと感じるのですが、遠いから行かない、とするわけにはいきません。行きます。チャレンジします。ちなみに先輩は南西の方角へ向かって走るとのこと。無意味に二人で四国をバイクでクロスします。

昨日は注文していたライディングブーツが届く日でしたので、否が応でも早朝に出発することは出来ません。一応午前中に配達してくれるよう頼んで置いたのですが。ということで、ブーツが届いてすぐ出発です。午前10時のことでした。昨日は昼から天気が良くなる、と天気予報でいっていたので安心して出発したのですが、さほど天気は良くなりません。少し薄暗いくらいです。とりあえず国道11号を走って海岸線沿いに走ればいいや、という軽いのりで、というかあまり深く計画せずに出発してしまいました。予想以上に遠い距離でしたので、192号線を通って距離を短縮したほうが良いことに、後になって気づきます。馬鹿なことしたなぁ、と思いましたが、こういうトラブルはあってもいいっか、という気分になります。トラブルがあったらあったで経験として残りますし、思い出にもなりますから。

先日先輩と夜中にツーリングに出かけたときに高松まで走り、遠いなぁという印象を受けましたが…今回は高松よりもさらに遠くへ走るわけです。気分としては、まだ、そしてもう高松?という感じでした。車で来たら疲れるでしょうが、バイクで来れば同じ疲れでも気持ちよさや楽しさが違います。話をする楽しさは少ないですが。

高松を抜け、さらに11号線を走っていきます。松山まで140キロ近く。…そ、そんなにあるんかぁぁっっ…軽い衝撃を受けます。高松まで90キロ近く走っているはずで、さらに100キロ以上も走る。未知の領域です。徳島市から室戸岬まで、なんて目じゃないです。未だ半分も走っていない現実を目の当たりにしつつも、未知の領域に挑戦する気持ちで一杯です。一杯ではありますが、帰りも同じ路を走るわけですから、目的地について体力がゼロ、という状況は避けなければなりません。あくまで今回のは日帰りなので。(続く)

Thursday, August 25, 2005

Study::Tutor - 家庭教師の心境

私は家庭教師のアルバイトを初めてかれこれ3年経ちます。この間8人の生徒をみてきましたし、その中の4人は現在もみています。この8人は、もちろんみん な性格は違いますが、何にせよ何かしらの問題を抱えています。問題がなければ家庭教師なんて頼まないでしょうから。不登校の子に始まり、成績が悪くても高 校受験に確実に通れる子、高校を中退した子、自閉症の子、大学受験の準備を開始したのがセンター試験頃の子、不良で高校浪人の子と、そしてその弟。今思え ば不登校の子が一番まともだったような気がします。この子が高校一年生の頃に私が担当し、高校卒業までみることになったのですが、最終的には大学の微分積 分学のレベルを少しかじらせました。すごい成長ぶりです。

このように学力が伸びた子もいれば、どうしようもなかった子もいます。おおざっ ぱに分けてみますと、自分から意見してきてくれる子は学力が伸びてますし、何も言わない子はあまり伸びてません。私の教え方ももちろん影響しているでしょ うが、やはり意見してくれる方が授業しやすいです。

上に書いた生徒と他に、最近担当し始めた生徒がいます。中学生で、人一倍勉強するよう なのですが身に付かない様子。ぱっと見た感じ、やり方かがまずいだけのように思います。前は暗記の方法や、内容を理解するときに色んな事柄と絡めながら覚 えないから印象が薄くなり、結局理解できない、忘れてしまう、という理屈なんだと思っていました。しかしながら思うに、この子は自分の分からないところが 分かっていないように思ってきました。

先日もこの子の授業にいってきましたが、数学は相変わらず全く理解を示してくれません。一次関数の 決定方法で悩んでいました。グラフの傾きと、グラフが通る座標を問題は与えてくれています。傾きが分かっているので、切片が求まれば終了です。y = ax + bのaはわかっているので、傾きと通る座標を代入すれば切片は求まります。なぜそれが分かってくれない…この子の親にも、理解力がないからかみ砕いてかみ砕いて教えてやってください、とは言われましたが…これ以上どうかみ砕けばいいのかがわからず、どこからわからないのかを聞いてみました。聞いてもだんまりです。ときどき私の方をちらちら見ますが、伝わるわけがありません。どこが分からないのかを知りたいのに、アイコンタクトなんぞで分かるはずがないです。超能力者じゃないです、私は。口で言っても多分頭の中はごちゃごちゃになっているだろうと思い、解き方の手順のフローを紙に書き出します。しかしそれも無駄でした。どこまで解けるのだろうと思い、一つ問題をやらしてみます。やってもらった問題は、ある二点を通ることが与えられているタイプです。それぞれの座標を代入した式二本を連立方程式とみて解けば一次関数の式は求まります。あ、x座標をaに代入しちゃったよ…座標ということを理解しているのかさえ疑わしくなってきましたので、一応座標について説明します。段々この子の顔が険しくなってきました。一度分からなくなると簡単な計算でも失敗します、とこの子の親は言っていました。まさに今それだと思い、このときは15分早めに授業を終わらしました。

生徒の気持ちになって考えるのは大事だとは思いますが、リアクションがあまりにも少なすぎるとかなり難易度は高くなります。これかな?これかな?と色々撃ち込んでみても全部外してましたから。

この子は、自分が正しいと思ったことは正しい!…と、陰で言うタイプだそうで。母親が言っていました。正しいと思うことを正しいと言うのはええこっちゃ!と思っていましたが、逆に言えば間違いになかなか気づいてくれないんですよね。悪い言い方すればわがままなだけでして。このときも、授業開始は19時からだったのですが、その前回は18時から開始したんです。で、前回3時間の授業で今回も3時間だから18時からだ、と本人は思いこんでいて。そんなこと言った覚えはない、という言い方ではなかったですが、母親に私は19時からで結構ですよと伝えて置いたのです。私が時間を早めてもらったのは、後にもう一人生徒が控えていたからで、早くせざるを得なかったのです。「でも前3時間で6時からだったから今日も6時…」と言って聞きません。6時から準備してくれてたことには申し訳ないと思いますが、あんたが悪いんだよ目線は止めてもらえませんか…仕方ないので、授業時間を2時間にし、今度の金曜日を3時間にしました。18時開始で。

テレビや新聞などもあまり見ないようで、かなり世間離れしています。日常単語もちらほら知りません。理解力が軽薄なのも納得してしまえるところがあります。それで自分の考えを貫き通すなんてちゃんちゃらおかしいですが(とか言うと失礼ですか)。これで自分の考えを口に出してくれればまだやりやすいのですが…以前高校を中退した子と同じような匂いがしてきました。あ、でも彼のほうがまだ喋る方だったからまだましだったかもしれません。う~む…

Wednesday, August 24, 2005

Motorcycle::Brake - 旅の結果が響いたブレーキ

実家までXJRに乗って帰ったのはいいのですが、京都から徳島までの帰り道、ふと異変に気が付きました。後輪ブレーキが柔らかすぎるのです。まるでブレー キが利きません。どうもブレーキをかけると前のめりになると思っていたら、後輪ブレーキが利かず、ほとんど前輪ブレーキだけで停止していたためでした。

前輪ブレーキばかりつかっていては、前輪ブレーキまできかなくならないとも限らないので、一度停車して後輪の様子を見てみます。バイクの機構には詳しくな いのですが、さわり程度なら知っているつもりです。これでも一応工学部ですから。それに教習所の教本で軽く説明されていますしね。ブレーキペダルを踏め ば、ブレーキオイルが押し出されてうんぬんの流れでブレーキングされるはずです。ブレーキペダルをたどっていきますとポンプらしき物を発見します。もしか してここにオイルが流れ込んできてるはずなんじゃ…と思いつつ、ペダルを上下させます。ポンプが風船をふくらませるポンプのごとくふくらんで凹んで…を繰 り返します。…中スカスカなんじゃ…と不安がよぎります。

ともかく、一刻も早く徳島に帰ることを考えます。バイク屋に診てもらうために。しかし、坂道発進などは本当に怖かったですね。普通坂道では後輪ブレーキで 車体を停止させておき、アクセルを回しながら徐々にクラッチを繋ぎ…とやるはず。ですが、後輪ブレーキではなく前輪ブレーキを使って坂道で後退しないよう にします。こんな発進方法はやりにくいのは違いないのですが、徐々に慣れてきたりしていました。慣れてきたとしても、いずれにせよブレーキが半分死んでい るのは危険です。


徳島に戻ってきた後の23日に、バイク屋に向かってXJRのブレーキを診てもらいました。お世話になっているお兄さんが汗を流しながら、後輪ブレーキのた めのブレーキオイルを入れては出し、入れては出し…と繰り返しています。ブレーキオイルを注入するにはサイドカバーを外すようで、ブレーキプレート付近に オイルの排出口があるようです。しばらくオイルを注いだり、ブレーキペダルを上下させる動作をひとしきり行っていた後、徐々にブレーキペダルがカチャカ チャ音がしなくなりました。ブレーキオイルが注ぎ込まれて、ブレーキの一部としてオイルが機能してきた証拠ですね。これで安心、その後オイル代を請求され て…といくんだろうなと思っていましたら、どうもブレーキプレート周辺が怪しいらしいとおっしゃいます。単なるオイル切れではないらしく、パーツが壊れて る可能性があるとのことで、新しいのを取り寄せました、とのこと。いくらするんだろう…と思ってましたら「無償で結構ですんで」とおっしゃいます。… あぁ、ほんとこの店ってなんて良心的なんだ…とつくづく思いました。絶対に数千から数万はかかるでしょうに。ただでいいんですかただで。

オイルが注入されたXJRに乗って帰ってきましたが、なんだか後輪ブレーキを力強く踏めません。前輪と後輪のブレーキが9:1ぐらいの力加減になっている 気がします。「ブレーキ部を取り替えない限り、同じ症状が出るかも知れませんので気ぃ付けてのってくださいね」と言われました。思い切りペダル踏んだらオ イルがぶちゅぅ~…ってそんなことはあり得ないでしょうけど。

ブレーキの修理代が浮きましたので、これで思い切ってブーツを買うことが出来ます。プロテクタ、防水、反射材付きのブーツです。これで守備力アップです。 ただし肝心のウェアが買えません。買えなくもないでしょうが、絶対食費を再び削る思いになります。そろそろユニクロで長袖の品揃え増えないもんでしょう か。今度見てきます。

Motorcycle::Touring - XJRで帰省する道(3)

翌 日、やたら徳島に帰りたい気分になりました。帰る!と言うとうちの父は必至で止めます。とってつけた理由をあげて帰るのを止めさせようとします。先月 帰ってきたがな、そんなにわめかなくても…と思っていましたが、昨日の飲み会のせいで軽い二日酔いになっていました。頭がぼんやりします。気持ち悪くもな く、頭が痛いわけでもありませんが、言動もぼんやりしたものになっています。こんな状態で運転したくありません。先生にバイクを見せに行くと話していまし たが、バイクに乗れそうにないので勘弁してもらいます。

実は先生は昔かなりバイクに乗りまくってたそうで、色んなやんちゃ話をしてもらい ました。酔いながらの会話でしたが、インパクトがあったのは時速170キ ロで東京から京都まで帰ってきた、という話です。もちろんずっとその時速なわけはありませんが、夜中にそれくらい速度を出せる(出していい訳はないでしょ うけど)路があったそうで、そこでどこまで速度がでるのか知りたくなったそうです。フルスロットルで、後部座席のステップに足をかけ、ものすごい前傾姿勢 になって走ったそうです。前傾姿勢というかほぼ水平のような気がしますが…石ころ一つでも転がっていたら、今頃死んでいたかもしれへん、と先生は言いま す。確実に死にますよホント。体がバラバラになるんじゃないかと思ってしまいます。

それで結局先生にバイクを見せに行く約束は果たせず、 21日に徳島に帰ることは出来ませんでした。夜はお好み焼き屋で、弟とゆっくり話せましたので良しと します。弟は、バイクには(法律的には)乗れませんが車種等色々しっています。弟は仕事の都合+背丈の問題で二輪の免許が取れず終いなのです。

弟 は、狙われやすいバイクはゼファー、CB、XJRだと言い、Webを見ながらこのカラーとかは狙われるで、と話していました。私のバイクはばっちり狙わ れるカラーリングです。はは…中古ではなく新車を購入していたら、今よりももっと警戒することになったかも知れません。しかし、ゼファーやCB、XJRと いえば教習車としてよく使われる車ですね。教習車色の強い車を狙うというのもどうなのでしょう。他にもかっこいいバイクあるように思いますが。

22 日、予定通りの帰省日です。夜には家庭教師があるので、本当に21日には帰っておきたかったのですが。帰り道は、だいたい見覚えのある路を走ることに なりますので気が楽です。気は楽ですが、相変わらず日差しは強く、体力をひたすら奪われ続けます。腕もどんどん黒くなっていきます。半袖ですから。はやく ちゃんとしたウェアが欲しいです。

結局、行きと変わらず6時間走行することになりました。後半にさしかかってくると、シフトチェンジに時 々失敗したり、クラッチを繋ぐのが段々適当になって きます。シフトチェンジに失敗するのは、左足の動きが適当になってくるのです。それでもなんとか和歌山港に戻ってくることが出来ました。和歌山港にも、バ イク乗りの方が二名いらっしゃって、一人はアメリカン、もう一人はビッグスクーターでした。私はまだまだバイクに詳しいと言える人ではないので、名前まで はわかりませんが、アメリカンといえどドラッグスターではないようです。ドラッグスターだけは毎朝、自転車置き場で見かけますから。このアメリカンの方は 愛知から走ってこられてるようで、これから四国一周するんです、とおっしゃってます。宿に泊まっていって、予算は5万だそうです。台風が近づいてきている のに、大丈夫なんでしょか…うーん、女性でアメリカンにのり、四国一周とは…かっこいいですね。しかも一人旅です。ちょっとあこがれてしまいます。私もど んどんスキルを上げて、キャンプ用品揃えて、長期の一人旅に出てみたい物です。来月には先輩らと旅に出ますが。

帰りのフェリーの中では、あまりの疲労具合にもうバイクで実家に帰るのはいいかな…とか思いましたが、確実にスキルアップできるツーリングでしたので、また行きたいなと思います。

Motorcycle::Touring - XJRで帰省する道(2)

何の飲み会かと言いますと、高校の頃の剣道部で集まって飲むというものです。後輩は同窓会扱いしてましたが、4年程度しか経っていないので同窓会と言うと 違和感を覚えますが…それはそれとして、この飲み会には私がキャプテンやっていた頃のメンバーが集まりました。久しぶりに「キャプテン」、と冗談で言われ ても何だかピンときません。それほど時間が経っているのですね。

不参加の人が二名ですが、それ以外は懐かしい顔が揃っています。みんな大 して変わっていません。顧問だった先生は遅れてやってきましたが…何なんですか、 その闇金の取り立て屋見たいな出で立ちは…と笑わせてもらいました。頭をぼうずにしたらしいので、頭に剣道の面タオルを巻きながらサングラスをしてらっ しゃいます。形相は良い方ではない(とかいう)と思います、ので、先生は怖いおっさんと化していました。

私と先生が部屋の一番奥となり、 幹事をやっている後輩が一番部屋の出入り口に近いところに座ります。上座下座、というやつですか。大学生をやっていたらあ まり身にしみないので、ここでええんか?ええんか?とか思ってしまいました。この席順のせいで、結局同じ代の子と先生とでずっと話し込んでしまうことにな りましたが。移動してもよかったのかもしれませんが、目の前に先生が座っているので…なんていう気を遣ってしまいます。酌も片手でいい、と言われますがそ うはいきません。両手で頂きます。

先生と話しつつも、時々幹事をやっている後輩に目をやってしまいます。高校の頃、付き合ってた時よりも キレイになったなぁ…と思っている自分をどついてや りたくなりますが。未だにこの子のことを好きだと思っている私は、ただしつこい野郎なのでしょうか、これはこれで有りなのでしょうか。経験少ないとこんな ですから嫌ですねホント。

二次会のカラオケに強制連行、もとい、先生に誘われてしまったので行くことにしました。お酒飲んだときにカラオケはホントしたくないのですが。一次会で瓶ビールのみまくったあげく、終わり際に日本酒を二合飲んでいますので、もうノリだけで切り抜けることにします。

飲み会、カラオケを終え、先生にタクシーで送ってもらいました。帰りのタクシー代に少し鬱になっていましたが。先生気前良いです。飲み会代も一部出してくれましたし。(続く)

Motorcycle::Touring - XJRで帰省する道(1)

20日から22日までは実家に帰っていました。普段なら高速バスに乗って帰省するのですが、今回はバイクを持っているということで、バイクで実家まで帰ることに挑戦しました。

実 家が京都市なので、徳島市から京都市まで帰る路を考えます。高速道路を走れば、おそらく3時間ちょっとで着くように思われます。高速バスで3時間かから ないですから。ただ、二輪での高速料金は思ったよりも高く、二輪での片道の料金と高速バスの往復料金はほぼ同じです。四国、淡路島、本州を繋ぐ二つの橋を 渡るときに多額の料金が課せられてしまいます。そんなに私はリッチではありませんので、別のルートを考えます。

とにかく本州に渡る必要が ありますが、高速はつかえません。となるとフェリーしかないです。南海フェリーに乗れば和歌山までわたれます。和歌山までの所要 時間は2時間。音楽プレーヤを持っていくのを忘れてしまい、フェリー内ですさまじいまでの暇な時間を座って過ごすことになりました…夏休みだからか、子供 がやたら多く、うんざりな気分です。騒いだり泣いたりされるとちょっと…

和歌山港に着いた後、どのルートを通るか考えますと、国道24号 をずっと走るのがわかりやすそうです。もしかしたら大阪経由の方が距離は短かったかもしれ ませんが。計ってないのでわかりません。ともかく、迷うのだけは避けたいので、わかりやすい路を選びます。途中山道を通るんだろうか、と地図を見ながら考 えていましたが…ま、まぁ多少の山道ではありますがそれなりに交通量の多い路でした、24号線は。和歌山から奈良に入るあたりが山道かな?というかんじで した。

和歌山港から京都市内まで走行距離約170キロ。170キロくらい余裕だと思っていましたが、市街地を通るとなると、やはり想定す る走行距離では疲労度は 測れませんね。というか私が経験不足なだけですね。しかし、和歌山に入って走り続けて思ったことがあります。たまたまかもしれませんが、周りの車がきちん と車間距離を空けてくれています。徳島よりも和歌山は運転マナーがしっかりしているのでは?という印象を受けました。スピードもわりと穏やかです。それに 引き替え徳島は…

合間合間に休憩を入れようとする物の、思ったよりコンビニが多くありません。うーむ、単に四国内が、多すぎなだけなので しょうか。予定が少し狂います。逆 にコンビニが少なすぎなのではなく、日差しの強さと車の渋滞具合がそう思わせているのかも知れません。日差しは半端無く降り注ぎます。20日の後は悪天候 が続くことになったわけですが、京都に向かったこの日20日はとにかく天気が良すぎました。夜は多少夕立などありましたけどね。

毎度のこ とですが、走り続けて疲れていくのは単に長時間の走行のせいだけではないです。疲れてくる時間は私のツーリング経験に比例するのでしょうが、初め て走る路で、この路であって居るのか、後どれくらいで到着するのかという不安を常に抱きながら走行しています。これが疲労を加速させます。さらに今回は、 普段のツーリングとは異なり若干荷物が多いのです。肩がいつもより早く痛くなってきました。ここで70キロオーバーで、前後に車のない状態で突っ走ること が出きれば、少しは気分転換となって疲労も回復するでしょう。しかし、前後には常に車があります。車があると言うことは、追突しないように気を配らなけれ ばなりません。二輪だと自動車よりもこのことにひときわ気を使ってしまい、余計疲れます。

朝10時に和歌山港を出発し、実家に着いたのは夕方4時です。合間に5分から10分くらい休憩を挟みつつ走りましたが、なかなかの疲労感を味わいましたね。この一時間後には飲み会に行くために、駅へ向かわなければならないと思うと少し気が滅入ります。(続く)

Thursday, August 18, 2005

Network::SpamMail - 最近激しくなったSpam(2)

Spamが送られてくるサーバを調べてみると、なんと台湾や韓国のサーバでした。台湾や韓国から日本語のSpamが送られてくる、ということは、日本人が台湾や韓国ドメインのサーバを使ってメールを送信しているのでしょう。

台 湾や韓国ドメインに限らず、契約しているプロバイダ以外のサーバを使ってメール送信するのは簡単。SMTPにはアカウントの認証機能がありませんから、 一般にサーバの25番ポートにアクセスしてコマンドなど文字列をSMTPに従って送りつけてやればメールは送れます。このとき差出人を適当な文字列にして しまえば送り主の詐称は完了です。ですので、送り主のアカウント名やドメインを使ったフィルタリングだけでは効果があるとは言い難いです。

で は、台湾や韓国ドメインのサーバから送られてくるメールを検出すればいいのですが、それだけでは問題があるでしょう。見境無く海外ドメインのサーバから 送られてくるメールをフィルタリングするのはやりすぎです。幸い(?)送られてくるSpamには特徴があり、必ずアカウント名が"info"、タイトルに は"[MEIWAKU]"や"認証されましたので…"、"人妻"や"セフレ"などが含まれ、トップドメインはほとんど"com"です。タイトルや本文を見 るまでもなく、差出人が"info@*.com"の形式になっていれば怪しい、とにらむことが出来ます。

送信元IPアドレスのネットワー クアドレス、正規表現を使った差出人名マッチング、そしてSpamに含まれるであろう単語を使った本文検索。これらから Spamであるかどうか評価してやればいいのでは、と考えます。お金を払って受けられるメールフィルタリングサービスなどではこのような事を行っているの かも知れませんが、少なくとも私がさっと見た限り、本文を自動で学習してSpamかどうかを判断する類が多いような気がします。ネットワーク関係の研究で は現在Spam対処の技術はどこまで進んでいるのか、少し気になるところですね。

Tuesday, August 16, 2005

Motorcycle::Wear - グローブ新調で味わう新感覚

パソコンをさわる上で、もちろんマシンスペックは大事ですがキーボードやマウスのさわり心地、さらにはイスの座り心地もすごく大事な要素の一つです。これ らが大事な理由は、体と接する距離が短いからですよね。タイプしにくいキーボードは、やりたいことをマシンに伝えにくくし、効率を落とします。

このことはよく分かっていたのですが、バイクに乗るときのこのような点にはあまり気を止めていませんでした。つまり、装備品を変えるだけでライディングに大きな影響が出るとは思っていなかったのです。

先日グローブをやっとこさ新調しました。バイクを購入する上で、ついでに買った物といえばヘルメットしかなく、靴はスニーカー、グローブは教習所で使って いたものをそのまま流用する、という形でした。私が使っていたグローブは少々大きめでした。Mサイズのグローブだときつく感じたのでLサイズにしました。 多少ぶかぶかな感じがします。教習所でCBに乗っているときはなんて事はありませんでしたが、現在のXJRに乗っていると、以前から感じていることでした が操作が難しく思えました。てっきり、マシンだけでこれほどまでも操作性が違うもんなんだ、と思っていました(マシンの違いで操作性が異なるのももちろん あるでしょう)。特にクラッチを繋ぐ、これが難しく感じていました。

今回新たに購入したグローブはMサイズです。ぴっちりフィットしてくるグローブです。カーボンやゲルが中に詰まっている、プロテクタ付きのグローブです。 購入してすぐには走りに行かず、時間があるときに走りに行こうと思っていて、二日後に走ることになりました。あたらしいグローブですので、新しいもの独特 の、着慣れていない肌触りがあります。ちょっと気持ち悪いなぁ…と思っていましたが、えっ、こんなにXJRが言うこと聞いてくれるようになるものなのか! と驚くほど操作しやすくなりました。

考えてみれば多少ぶかぶかする以前のグローブですと、私の微妙なアクセルやクラッチ操作をグローブと手の隙間が吸収していたのですね。ですので微妙な操作 がより難しくなってしまい、XJRを乗りにくくしていたのでしょう。気持ちいいほど操作が軽快になりました。といいましても、私のライディング技術はまだ まだ全然ですから、軽快と呼べるかどうかはわかりませんが。

ブーツやウェアなども新調すると、より走りやすくなるかも知れないですね。ブーツもしっかりフィットしてくれればシフトチェンジやブレーキングも軽快にで きるでしょうし、ウェアも風の影響を受けにくいものであれば疲労もたまりにくくなるでしょう。この夏、大学の研究も頑張りつつ、バイトも頑張り抜いて、バ イク用品を揃えていきたいものです。しかし一日7~9時間近く、レストラン+家庭教師でついやすのはやりすぎでは…と思ったりもしますが。研究もあります から、ね。

Monday, August 15, 2005

Network::SpamMail - 最近激しくなったSpam(1)

4月頃からスパムメールが私の所へ届くようになっていたのですが、届く件数が1,2件でしたのであまり気にしていませんでした。しかしながら最近は日に 10件を越えるようになってきまして、うっとおしくなってきました。スパムを良く受け取る方からすれば、10件なんて優しいものなのかもしれませんが。

プ ログラムを組む技術を持っている以上、これはなんとかしたいという欲求に駆られ、メールフィルタリングツールを作ることにしました。ツールを作るといい ましても、私が使っているメーラAL-Mailのプラグインを作ることになります。

プラグインを作るのはいいのですが、問題はどうやってフィルタリングするかです。プロバイダの方でも、迷惑メールのフィルタリングを行っているようですが、そんなものは余裕でこのスパム達は通過してきます。

プ ロバイダがどのようなフィルタリングルールを適用しているのかは知りませんが、このスパムメールは内容がまちまちであり、メールアドレスのアカウント名 が"info"、ドメインは詐称しています。詐称していると断言できる理由として、ドメイン名が"puf-puf.com"だの"pakkun- cho.com"だの、冗談でしょうと思えるようなドメイン名であり、なおかつメールヘッダをみると送り主のIPアドレスのネットワークアドレス部が同一 であったりするからです。さらにはヘッダ内に、時々"may be forged"と書かれていることもあります。

以前、軽く調べた程度 のものですが、メールアドレスは簡単に詐称でき、IPアドレスを詐称するのは難しいようです。メールアドレスの詐称方法は調べ ればすぐにわかりました。SMTPプロトコルを理解し、SMTPを使ってメールを送信するプログラムが書ければいくらでも詐称可能でしょう。もちろん、 Telnet等で手打ちしてもできますが。

プロバイダのフィルタリングルールが通用しないということは、スパムが送られてくる内容から フィルタリングするのは少々難しいのかも知れない、でも送信元 IPアドレスまでは詐称されていない様子、となれば、送信元IPアドレスでフィルタリングするのが良いのではないか、と考えました。しかし、送信元IPア ドレスがyahooやhotmailなどのメールサーバだと少々やっかいなことになりかねない、と思い、スパムメールを送ってくるサーバのネットワークア ドレスからサーバ管理元を調べてみることにしました。(続く)

Saturday, August 13, 2005

Beer::AfterWorking - 仕事の後の一杯

辛いときや、しんどいとき、またすっごく楽しい気分のお酒は美味しいです。何にもなく、ぼけーっとしているときのお酒はさほど美味しいとは思いません。し かしながら、最近レストランのバイトのシフトが大量に入り、かつお盆ですのでお客さんも大量です。こんな大事な時期に私を投入するのはどうかと思ったりし ますが…というのも、私はレストランのバイトでキッチンにはいるようになって2ヶ月経ちます、が、ランチのピーク時はまだまだ注文された料理の提供ペース が間に合っていませ ん。怒られてヘトヘトになって帰ってきます。

このバイトは朝にやり、昼以降バイトがあるときは家庭教師をやってお り、バイトが無い時間に は研究室に向かいます。こんな毎日を送り、レストランのバイト は未だ負担でしかないのです…が、それと同時にお酒の量も増えてきています。寝る前の数時間、ビールを飲んで過ごすときがたまらなく幸せだったりします。

ビー ルといえど、発泡酒やその他雑種だったりしますが、ここしばらく飲んでいるビールは先輩にもらった大量の試飲缶なのです。1缶250mlと小さいです が、これを30缶ほど頂いたので、しばらくはこれでもっています。所持金が減るのを気にすることなく、ガッツリ毎日飲めます。毎日飲んでいると体をこわす んじゃないか、と以前なら気にしていましたが、それよりも飲んでいるときの幸せな気持ちが上回ってしまいまして。危ないなぁと思いつつ、今のレストランの バイトが負担でなくなる日まではお酒の量は減りそうにありません。

家庭教師の事務のお兄さんとお酒の話をしたときに、彼は焼酎をもっぱら 飲むと話していました。ビールだと高くつく、とのことです。たしかに、発泡酒などで はなくビールを飲んでいると高くつくと思います。しかしながらビールでしか、この爽快感は味わえませんしね。最近は酔いたいのではなく、この爽快感を求め てしまっています。ですのでカクテルを作る機会が減りつつあり…哀しいことですが。カクテルで爽快感を味わえる、といえばジントニックあたりがいいかなと 思ったりもします。ただ私の場合、ジントニックには少量のライムを入れるのです。ライムジュースではなく、本当のライムをカットしたものを入れたいなと思うのですが、しかしライムを買うと出費が…などと細かいことを気 にしてしまい、なかなか作らず終い。ライムジュースで辛抱すればいいことですね、はい、そうします。

酒飲みでない方はどうするんでしょ う、仕事で疲れた後は。休日とかに遊んで発散するんでしょうか。私の姉などは休日に遊んでみるようですが、それでも発散 し切れていない様子。私は逆に遊びに行かず、お酒で発散するタイプです。というか、遊びに行くタイプではないので。遊びに行く、というか、バイクに乗って どこかへ走りに行って発散、という方向ですね。

Thursday, August 11, 2005

Motorcycle::Touring::HotSpring - 温泉目指して(3)

い よいよあたりも暗くなり、危険な走行をする車が増えてきます。こんなに真っ暗で、時速6,70キロくらい出しているにもかかわらず、後ろにぴったりくっ ついてくる車。私が急ブレーキをしたらどうするつもりなのでしょう。あんたは大丈夫だろうけど、私は追突必至です。阿南市にはいると、コンビニで休憩して いると真っ黄色の車が入ってきます。見るとヤンキーっぽいカップル。この時間はヤンキーが増えるんだろうなと思いながら、コンビニを後にします。さらに徳 島市に入ると、毎晩毎晩ブンブンとエンジン音をならしながら走っている奴らだと思われる奴らを発見。あぁ、あれが俗に言うヤン車ですな、と納得。後部座席 の背もたれが長すぎだというのと、さほど速度を出さず、ただひたすらエンジンを吹かしてやかましく走行しているくらいしか特徴を掴めませんでしたが。数人 がこちらを見ます。目を合わさないでおこう、と思い、あまりあちらを意識していない振りをします。やはり、白のXJRというのは目立つのでしょうか。とい いますか、普通自動二輪以上の二輪を発見すると私もつい目がいってしまいますけどね。今回のツーリングでも色んな二輪を見かけました。ネイキッドやツア ラー、ビッグスクーター、モトクロスなど。大型車などはおおっ、と思ってしまいますけどね。そういえば、魚梁瀬を出発し、山を下りたくらいで休憩していた ら、若い兄ちゃんばっかりが乗っていた車が近くを通りましたけど、ふと目をやると兄ちゃんらがこちらを見ていました。やはり中型以上は注目されがちなんで しょうか。原付や小型は、ふーん、くらいしか私は思わなかったり。って失礼でしょうか。

疲れもたまってきて、ついつい走り出しはエンジンを回しすぎてしまいます。自動車に乗っている人からすれば、これは煽ってることになるのかなぁ…といつも考えてしまいます。全くそのつもりはなく、初心ライダーだから、なのですけど。

日 帰りツーリングに出かけると、やはり色んなことを目にしますし、楽しいです。一人旅ではありますが、一人旅が特別寂しいわけでもなく、それはそれで楽し いですから。1月で2000キロ走りました。この分だと5ヶ月で10000キロだなぁ…と思いますが、5ヶ月後って冬ですよね。多分遠くへは走れません。 この夏と秋とで、先輩らとツーリングにいき、来年はタンデムでツーリングに行きたいですね。

Motorcycle::Touring::HotSpring - 温泉目指して(2)

魚梁瀬に入っても、相変わらず人気がありません。何台か車が来ています。この村の人ではないような気がしていました。私と同じように、魚梁瀬に遊びに来て いる人だと思います。途中ライダーを多く見かけましたが、魚梁瀬にはライダーは発見できません。やはり四国といえば、八十八箇所を回る、ということになる のでしょうか。お遍路さんも大量に発見できましたが、魚梁瀬にはさすがにそのような人はいません。というか人がいません。大丈夫か、魚梁瀬…と不安にな り、魚梁瀬温泉であろう場所も、小さな施設です。駐車してある車を一台発見することができましたので、おそらく運営されているであろうことは確認できま す。が、本当にここが温泉なのか?という不安は払拭されません。

入り口に近づいていきますと、入浴料大人400円の文字が見えてきます。 どうやらここで間違いなさそうです。入ってみると、おばさんが二人、フロントに 立っています。ロビーにはおじさんが数名、テレビを見ています。心のどこかで若いお姉ちゃんが出迎えてくれることを期待していましたが、一瞬にしてその思 いは吹き飛ばされてしまいます。まぁ、目的はお姉ちゃんではなく温泉ですから、ね。しかしながら温泉、とはいうものの、普通の浴場じゃあないですか。とは 言っても、下からわき出ているお湯が温泉であれば、外装がただのお風呂やさんと変わらなくても温泉には違いないです。体の汚れと疲れを落とそうと、じっく り浸かることにします。普段家ではシャワーしか浴びないので、お風呂自体久しぶりです。外を眺めても、絶景、というわけではなく、イロハカエデが見え、山 が見え…大自然が見えますが、しかし…期待しすぎていたのでしょうか。お風呂から上がってジュースを飲みながら、亀井氏がニュースに出ているのを見ていま した。ひとしきりぼんやりしたあと、魚梁瀬温泉を後にします。

帰りは路に見覚えがあるので、精神的に楽です。行きは見ず知らずの路を走り ますのでプレッシャーになります。さらに、心なしかXJRに体がフィットしてい る感じが。毎回走るたびに、XJRと体がなじんでいきます。特にツーリングに出かけたときはよく感じます。体になじむと、足に変な力が入りませんので疲れ もたまりにくいです。ただ、こうなってくると、運転が上手くなったと勘違いしがちで、速度を出しすぎになってしまい危険です。走りながら、一人自分に言い 聞かせながら走ります。危ない、危ない、と。

途中コンビニに何回か立ち寄って休憩を入れるのですが、日も落ちてきておなかも減ってきま す。徳島市に帰ってから晩ご飯を考えようかと思っていましたが、 途中立ち寄った高知のローソンで晩ご飯を食べることになりました。というのも、ローソンの一部のフロアがうどん屋さん状態になっているのです。そこで讃岐 うどんが食べられるという。まさか、ローソン内でうどんを食べることになるとは思いませんでした。ざるうどんと温泉卵を食べます。さすが讃岐うどん、コシ の強さは無比ですね。私がバイトしているレストランもこれくらいコシが有ればいいのに、とか思いましたが。腹ごしらえをして、いざ出発です。

Motorcycle::Touring::HotSpring - 温泉目指して(1)

夏休みシーズン、ということですが、私は一般に盆休みである時期はバイトをすることになっています。盆は帰らない、と店長に言ったところ、しっかりシフト を組 まれていましたので。ですので、夏らしい活動をするのは盆前後ということにします。加えて、来月は先輩らと北海道へ行く予定をしてます。

今 日ツーリングに行かないと、来週末まで空いた時間がなさそうでしたので、今日行くことにしました。前々から行きたいと思っていた温泉巡りです。巡り、と は言っても、今回初めて温泉目指して走ることになりますし、明日も朝からバイトが入っていますから一箇所だけしか温泉にいっていません。いずれ温泉巡りと 呼べるようなことをしたいとは思っています。

ということで、今日行って来た温泉は、高知県にある魚梁瀬温泉です。あまり徳島市から近い位 置にある温泉に行っても、なぁ…と思い、私の体力的に調度いい と思われる場所に位置する温泉を探したところ、魚梁瀬温泉にすることになりました。もう一つの候補として、北川温泉を考えていましたが、魚梁瀬温泉の方が 遠そうだな、と思って魚梁瀬温泉に決定です。

遠そうだな、と軽い気持ちで目標値を決定しましたが、思ったよりも遠く、かつ山道でまたまた 体力と精神力を削られるハメになりました。結果的に、走行距離 298キロ。最高記録樹立です。室戸岬や愛媛の四国中央市へ言ったときよりも走行距離が長いです。しかしながら、疲労具合は随分ましなほうです。というの も、今回は途中に休憩を多めに取りましたし、温泉にも浸かってますからね。ものすごく疲れる前に、体力を回復させています。休憩をこまめに取ると長持ちし ますね。身をもって知ります。

私が向かっている魚梁瀬温泉は山中です。思いっきり山中です。あたりには虫の声しかしません。人の気配さえ なくなってきます。魚梁瀬に近づくに連れてこん な感じでしたが、日の昇っている内に山中を走っていると、森林浴をしているというのを実感できます。街中では絶対にしない香りがします。虫の鳴き声がしま す。川のせせらぎが聞こえます。バイクに乗ってときどきこんな場所に出かけられるのですから、空気清浄機を買う人の気が知れなくなってきます。…というの は言い過ぎですか。私の場合は、コンピュータをメインにさわる人ではあるものの、部屋の空気がむちゃくちゃ汚いわけではないのですし、バイクで森林浴がで きるとなれば、空気清浄機に魅力は感じないですね。

お昼ご飯は魚梁瀬で食べよう、と思っていましたが、思いの外着く時間が遅くなりそうで したので、コンビニでサンドイッチを買って食べます。空腹だと判断力 が鈍りますからね。この判断は正解でした。実際魚梁瀬に着いたのは夕方5時ちょっと前でしたから。出発したのが昼1時頃。2時間くらいで着くだろうという 私の予想は一体…魚梁瀬にはいるまで、この路で良いのかと何度も不安に駆られ、一度路を間違え、路面状態が悪い(陥没してました…)ところで転倒しそうに なり、ひぃひぃいってましたが。小さな集落のような場所を発見。ついに魚梁瀬に到着です。

Tuesday, August 09, 2005

Media::News - ロケット打ち上げと森さん

今日は発射されたディスカバリーが帰還したということで、ニュース等で騒がれたりしていましたが。私が単に見過ごしただけかもしれませんが、ディスカバ リーが飛び立った目的は何だったんだろう?と、ずっと疑問に思っていました。そんな点よりも、ロケットに奇妙な突起物(セラミック材)が飛び出ていて、こ れの除去作業や、帰還する日時の延長がずっと着目されていました。確かに、帰還できないかも知れないというおそれがあると、人命に関わりますから一大事で す。しかしながら今回ディスカバリーが飛び立ったことにより、どういったことが行われ、それによる今後の影響や展望の方も興味のあるところです。

そこで文部科学省の「野口宇宙飛行士搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げについて」を見てみますと、"国際宇宙ステーションの姿勢制御装置の交換など"が目的だった様子。装置の交換や種々の実験のため飛んでいくわけですね。テレビではこういった内容は、非常に軽く流されているように思うのは気のせいでしょうか。


ま た気になったニュースといえば、森前首相と小泉首相の対談ですね。対談が終わって記者の前で森さんは、寿司でも振る舞ってもらえるのかと思えばビールだ けで、ビールが無くなればお茶が出てきた。郵政民営化に賛成してくれればお寿司でもごちそうしますよ、って、それぐらい自分で食う!だれが賛成してやる か、的なことを言ってたよう。お酒が入っていたからこういった発言をしたんだろうなとは思いますが、マジメに話して いたのであれば、お寿司が出てくれば賛成したのかとか思ってしまいました。もてなしが貧相だったから反対する、ってバカバカしいですよね。

そんなので賛成、反対を決めるなんて、日本も平和だなと思ったりします。そんな根拠で決めたわけはないと思いたいですが。ともかく、次はどんな人が首相になるんでしょうね。

Monday, August 08, 2005

Cocktail::GreenTeaLequeurBased::* - お茶の味を楽しもう

昨日友達3人で、私の家で飲み会をしました。さしあたって何かあったから飲み会をしようという主旨ではないですが、久しく一緒に飲んでいませんでしたから。
し かし最近はリッチな生活をおくれませんので、カクテル向きに買った材料は少なかったのです。私が買っておいたのはカクテルレモンに加え、オレンジジュー スぐらいです。あとウイスキーですね。友達はみんなお茶を買ってきており、一人だけはショートグラスのカクテルばかりを作ってあげていましたので、そのお 茶を使ったカクテルを即興で考えてみました。
  • ウォッカ 0.5 oz
  • グリーンティーリキュール 0.5 oz
  • お~いお茶 1 oz


ス テアして作り、ショートグラスに注ぎます。甘いお茶、という感じに仕上がりました。さらさらと飲める感じで、爽やかなカクテルです。ウーロン茶で割るロン グのカクテル、照葉樹林がありますが、これよりももう少しきつめのカクテルが飲みたいときには調度いいかもしれませんね。

Saturday, August 06, 2005

Laboratory::Senior - あなたは上司にしたくない(2)

ということで、も う一軒、先輩の家の近くにあるダイソーに向かうことになります。今朝先輩はここで買ってきたらしいので、おそらくあるでしょう。ダイソー について、探してみると…ない、ないのです。店員さんに聞きます。店員さんは、良く聞かれるんですけどないですね、と答えます。…話がオカシイですね、先 輩にもう一度聞きます。すると、風船類が並べてあるところの下のかごに埋もれてる、と言います。…じゃあもしかしたら今まで寄ったダイソーもかごの中 に…?と思いましたが、今更確認しようがないので、とりあえず今居るダイソーでもう一度探してみます。ありました、が、2袋だけです。先輩には10袋買っ てきてと言われましたが、少なすぎますね。しかし手ぶらで帰るわけにはいかないので、これだけでも買って帰ります。12時半に出発して、戻ってきたのは3 時です。あっちこっち走るはめになってしまいました。

2袋だけだと足りるのかなぁ…まぁとりあえず今日の分は賄えるかもしれない、と思いながらイベント会場に戻ります。

「先輩、これだけしかありませんでした」

と先輩に伝え、風船を渡します。すると先輩は、

「なんだ?これだけかよ!少なすぎじゃん!おーい、へタレがここにいるぞー」

と言います。このときは笑ってごまかしましたが…最低な先輩です。人が苦労して調達してきたのに、ヘタレとは何事ですか。ヘタレってこういうときに使う言葉ではないでしょう。私が悪いのではなく、品数が少なかったせいでしょう。私が避難されるのは筋ではないです。

本 当は明日もイベントがあり、ミーティングで私は参加しないことになっていました。しかしこの先輩は、私が大学院の博士課程後期まで残るという理由で明日 も来い、と言います。帰り際に先輩は、「明日何で来ないのかわからない」と言いました。意味が分かりません。何を、さも来るのが当然のようにおっしゃって るのですか。

先輩の考えでは、おそらく、私が数年間研究室に残るから、イベント等に深く関わっていた方が後々のためだ、ということなので しょう。私の考えは、(ミー ティングなどで)決めたことはきちっと守るし、与えられた仕事はきちっとこなす、です。ですから決められたことと違うことは、気が向かない限りやりません し、与えられてない仕事もやろうと思わない限りやりません。決めたこと以上のことをやらなくても、文句を言われる筋合いはないでしょう。もちろん、進んで 仕事を駆って出るのはいいことだと思います。

それなりの理由で、明日来いというのなら納得するでしょう。人手が足りない、だとか。理由が、ドクターまで残る、だとか、学部4年生だから、というものです。納得できるはずがありません。納得しているのは先輩の頭の中だけです。

前 も書きましたが、私が入っていたサークルでは、先輩が中心になってイベントを企画したり、仕事をこなしていきました。それを後輩に教えてあげる、という 形です。私の研究室では教えてもらうなんてことはなく、後になって、何でやらなかったの?と、さもやって当然のごとくな顔をされます。全ての先輩がこうい う顔をするわけではなく、この手の器用な先輩だけかもしれません。が、少なくともこの先輩は、将来仕事についたときに、上司にしたくないよなぁ…とつくづ く思いました。

Laboratory::Senior - あなたは上司にしたくない(1)

先日、手の器用な先輩について書きました。自分でも、こんなこと考えてしまう自分がいやだったりしますが、日に日に先輩を見る目が変わっていくような気がします。

今 日は、先日書いたイベントの日でした。小さい子供を相手に工作を教えるのですが、教える側の私たちの人数はそこそこに多いです。全員がフル稼働しなくて もよい雰囲気でしたので、私は多少ぼんやりしてました。人数が足りなかったり、私も動いた方が良いのであればせっせせっせと動きます、が、動いてもする事 が無い様子。うん、座っていよう、と思ったら、今回のイベントの中心で動いている友達の一人が、「もっと働かなぁ~」と言ってきます。いや、する事がない から座ってるんだけど…と思ったりもしましたが、しばらくしたら子供の人数が増えてきたので、私も教えに行くことにします。

休憩中は、バイク仲間の先輩とバイクの話で盛り上がったりしていました。あまりにもバイクに乗りたいがために、自分のバイクの話をしながら鳥肌の立っている先輩には笑わせてもらいましたが。ほんっとにバイクが好きなんですね、と思いながら。

昼 頃、コーヒーを飲みながら友達と話していると、手の器用な先輩がやってきて私に用事を置いていきました。バルーンアートに使う風船がもう無くなったから 買ってきて、とのことでした。断る理由もないので買いに行きます。まぁ、バイクに乗れるというのもあったので、断る余地無しだったわけですが。

とはいうものの、外は炎天下。日差しが強すぎます。汗も出るでしょうし、腕ももっと焼けることになるでしょう。それでも行きます。バイクに乗れるなら。

100 円ショップのダイソーに向かいます。ついでに、カクテル用レモンも買いたかったので、途中酒屋によります。レモンを買った後、ダイソーに向かって風 船を探します。風船、風船…と探していると、見つかるには見つかったのですが、バルーンアート用の風船ではありません。とりあえずここのダイソーは諦め て、違うダイソーに向かいます。

二軒目のダイソーへ向かい、探し、見つからないので店員さんに聞きますがやはりありません。仕方ないの で、とりあえず先輩に報告しようと思い、店の外に出 て携帯を取るとメールが来ています。何だろうと思ったら先輩からでした。買いに出かけてから1時間ほど経ってしまいましたので、催促のメールだろうか?と 思ったら。

「サボり?」

と一言。色んなコトバを先輩にぶつけてやろうかと思いましたがグッと我慢。せっかく、ダイソーを 二軒も、この暑い中、先輩が私に注文した風船を探し回って いるというのに"サボり"ってあんまりじゃないですか?あんまりでしょう?そこの点はあまり突っ込まず、先輩に電話して、ダイソー二軒回りましたけどない です、と伝えます。先輩が、じゃあどうしようか?と聞いてきたので、私は、行けと言われたら行きますけど、と言ってみます。

Motorcycle::Touring - 山峡への挑戦(3)

あとはだいたい来た路とほぼ同じですし、国道を走っていけ ば徳島市に着きます。ただ、この時点で日は随分昇ってきており、日差しは強い上渋滞気味。さらに 体力と精神力が奪われていきます。テンションをあげるため、時々歌を歌いながら運転しますが、さすがにこのときは元気がなくなり、歌う気にもなれません。 これは詰まるところ、疲労がたまっているので休憩するべきなのでしょうが…

いつ休憩するか、なかなか踏ん切りがつきません。早く休憩しな いと危ないのですが…途中、来るときに立ち寄ったコンビニの近くまできたので、ここで休憩す ることにしました。休憩した後、再び出発すると、今度は歌う元気が出てきました。それなりに回復できた証拠ですね。残り30キロほどで徳島に着くというこ となので、ノンストップで帰るぞ!と決心。30キロなんてすぐのはずなのですが、いっこうに車の量が減らず、渋滞気味から本格的な渋滞に変化。30キロを 走るのに著しく時間が掛かってしまいました。

なんとか帰宅し、着いたのが朝11時です。7時間走った事になります。洗面所で見た私の顔は、少し青ざめていました。あぁ、危ない危ない。腕は真っ赤ですが。午前中だけで、随分腕が焼けてしまいました。

相当体力は奪われますが、徐々に運転慣れしてきているのが分かります。クラッチをつなぐのも、走るたびにスムーズになっているのが分かります。山峡の路も、危ないですが、それはそれで面白い体験になったと思います。

Motorcycle::Touring - 山峡への挑戦(2)

山峡の路…あ あ、狭いんだろうな、という程度しか考えていませんでしたが、いざ行ってみると激しく狭く、カーブも大変多いです。対向車が来たらよけるのに大変だ、と 思いながら走行を続けます。最初は、前方に車が二台走っていたので、対向車が来るとすぐに分かります。しかしながら途中から路が分からなくなったため、地 図を見ようと停車します。停車すると前方には車はいなくなり、しかも路はさらに狭くなっていきます…

道路の舗装状況も簡単なものなので、曲がりきれないという事態に陥れば間違いなく谷底行きでお陀仏です。といいつつも、眠気がおそってきてしまい、若干判断力や認知力も鈍ってきます。…やばい、ぼんやりしてたら死ぬ!と自分に言い聞かせて山道を走り抜けます。

し かしながら、ほんとにカーブや坂が多いです。ここにきて、教習所で練習したスラロームの技術が生かされることになりました。市街地で有れば、スラローム を走り抜けるかのごとく、バイクをバンクさせることは少ないですが、今回はバンクさせないと曲がり切れません。バンクさせないとなると、相当速度を落とさ ないといけません。バイク仲間の先輩が乗るハーレーはバンクさせるとフレームやマフラーに擦るため、先輩はここを走り抜けるのは相当厳しいだろうな、など と考えながら走ります。

バイクをバンクさせ、直進でシフトアップ、カーブ手前でシフトダウン。対向車への注意と速度調整のためのシフト チェンジが幾度と無く繰り返されていくう ち、どんどんと精神力が削られていきます。加えて用を足したくなってきてしまい、しかしコンビニなどこの山中にはありませんから、精神的に負担がかなりか かります。

時たま来る対向車にひやりとしながら、なんとか山を下り、ガソリンスタンドに到着します。ここでガソリンの補充および用を足し ていきます。ガソリンスタン ドのスタッフの方は、とてもキレイな人でしたので、少し元気が出ます。よし、行こう!と意気揚々と走り出しますが、早速路を間違えてしまいます。そのまま 行けば松山に行ってしまいます。途中で転回し、進路修正し、再び走り始めます。

Motorcycle::Touring - 山峡への挑戦(1)

一昨日、私は朝早くから愛媛県の四国中央市を目指して出発しました。何が目的、というわけではなく、ただ単に走りたいからですね。出発時刻は朝4時。外は まだ暗いです。夜中に走ると暴走族に出くわすことも考えられるので、早朝であればトラック以外はあまり走っていないだろうと思い、朝の内にツーリングに行 くことにしました。

日が昇っていない内に走っていると、やはり寒いですね。徳島市内は全然寒くないですが、山に近づくにつれどんどん気温 が下がっていきます。池田近くまで走 ると日が上ってきて、朝日を拝むことが出来ましたがそれでもまだまだ寒いです。寒くて足が震え、ニーグリップがゆるみます。

途中三回ほど コンビニで休憩を取りました。四国中央市に着いた頃には、だいたい120キロくらい走ったような気がします。とりあえず四国中央市に入り、そ のまま徳島目指して走り続けます。同じ路を帰るのではあまり面白くないので、帰りはわざと南側へ迂回して行きます。南側は山峡の路です。

Thursday, August 04, 2005

Laboratory::Senior - 手が器用な先輩

手先が器用なのはいいことだと思います。必要な物を自分で賄うことができますからね。ただ、その器用さを発揮するのは時と場合だろうと思うことがあります。

以前研究室のイベントで、準備に必要なものを買いそろえようとしたときのことです。買いそろえよう、といいますか、準備に私らが付き合わされたと言った方 が正確なのですが。それで、そのイベントでは餃子を作ることになっていたのでまな板がいくつか必要でした。まな板はおそらくどこの家にもあるのですが、一 人暮らし用のまな板では小さすぎてイベントではつかえません。

そこである先輩が、まな板を作る、と言い出したのです。何かと自分で作りたがる先輩だなというのは、前から薄々気づいてましたが、このときからその色が はっきりしていった気がします。まな板を作るって何?とか思いましたが、なにやら木材を買って来てそれを加工するのだとか。加工する作業自体はそんなに難 しいわけではなく、切断してサンドペーパーで磨く程度の様子。このように自作して格安な出費で済むのでしたら、私も自作に賛成したでしょう。しかしその話 を聞かされた時点では、どうにも費用が格安で済むような気がしませんでしたし、ディスカウントショップで手っ取り早く買った方が効率がいいような気がして いました。

効率がいい、というよりも、先輩がただ単にまな板を作りたいだけで、それに付き合わされるのはごめんだ、という気持ちが強かったのかも知れません。結局費用が安く付くはずもなく、まな板を買うにも思ったより高かったため、まな板を増やさず終いでした。

今度また別のイベントがあるのですが、この先輩はバルーンアートをやると言い出します。小さい子供向けのイベントなので、子供達に風船で作った犬やリスを 作ってあげる様子。それはそれでいいのですが、だから作り方を覚えろと言うのは…イベントを充実させるのが目的だといえばそうなのですが、何が嫌かといい ますと、先輩の思いつきに付き合うのが嫌なわけです。しかもちまちま作る類で面倒ですし。私は好きなことをコツコツやるのは好きです。が、コツコツやる仕 事を押しつけられるのは面倒以外の何ものでもありません。

他のみんなにもこのバルーンアートを作ることをすすめている先輩ですが、みんなあまり乗り気じゃない様子。数名、頑張って作ってるようですが。

私も昔は何かと作るのが好きでしたから、先輩の気持ちはわからなくはないのですが…それに付き合わせられる周りは単純に迷惑ですから。こちらの気持ちも分かって欲しいと思う今日この頃です。

Monday, August 01, 2005

Touring::ProfanceOutburst - マナーの悪さ

私は時間の都合上、夜にXJRに乗って走りに行くことが多いです。安全運転しないと怖いので、出きるだけ冷静に走ろうと思っているのに、後ろから車間距離 をギリギリまで詰められてしまいます。別段、のろのろ走っているわけではなく、制限速度を少し超えていたりします。なのにすごく後ろの車は迫ってきます。

夜だからみんな飛ばしているのかもしれません。それくらいならまだいいのですが…意図的だろう、と思ってしまうことをしている車をときどき見かけます。先 日室戸岬まで走りに行ったときは、前の車が結構遅かったので、追い抜こうと思ったらその車が加速したり。それだけ飛ばすのなら最初っからとばせよとか思い ます。

今日は前の車がガソリンスタンドに入ろうとして、明らかに静止時間長すぎだろうと思ったりしました。歩道に上がるときは一時停止しなければなりませんが、 やはり長すぎです。私が完全に停止してから、前の車はやっとガソリンスタンドに入ります。どうも、前の車は派手な車でしたので、走り屋かヤンキーでも乗っ ていたのか。それとも運転歴が浅いから、普段から動作がゆっくりなのか。

市街地に帰ってくると、左斜め前の車が、私に近づくように減速しています。この車の前方は、ずーっと向こうまでがら空きで、減速する理由がありません。 えっ?と思いましたが、気にせず走行します。すると信号に引っかかります。…なにやら左側から声が聞こえてきます。最初は、騒がしい人たちだな、と思って いたのですが、どうやら罵声のようなしゃべり方です。しかもこちらに向かって話しかけてるように聞こえます。私の頭の中で、ヤバイのが近くにいると警告が 響いてます。目、目を合わせないようにしよう、まっすぐ向いていようと、ひたすら聞こえない振りをします。しばらくほおっておいたら、何も言ってこなくな りました。その後家に着くまで凹みっぱなしです。何なんだ一体…と思いながら。

そういえば声を掛けられているとき、「そこのヤマハァ~」と言っていたような気がします。聞き間違いでなければ。確かに、タンクにはYAMAHAと書いて ありますが、XJRだと気づかないところにちょっと内心笑ってしまいました。人に絡んできて置いて、そんなに詳しくないんだな、と。

以前サークルで遊びに行ったとき、ヤンキーっぽい兄ちゃんが乗った車とすれ違ったとき、「お前ら今笑ったやろ!」と叫んでた兄ちゃんがいました。一緒にい たサークルの友達が、「笑ってないっすー!」と吐き捨てて去っていきました。私は内心、びっくりしたのでビクビクしてました…今日のこともあり、あぁ、小 心者だな、と痛感。しかし車を運転するなら、小心者の方がいい、と思うことにします。おとなしい運転している方が、事故はしにくいでしょうから。