Sunday, June 18, 2006
Work::PartTimeWork - 商用Linuxディストリビューションって
上記の送別会はレストランのバイト先のものなのですが、今日はレストラン、家庭教師に加え、ソフトウェア開発のバイトもやってきました。時間の都合上2時間しか開発できなかったのですが…作っている物がWebアプリケーションであり、PHPで動かすことになっています。オブジェクト指向をより強くサポートしているPHP5を使いたい方向で、サーバが納入されるまでは各自の端末にPHP+Apacheをインストールして使っていました。
先日サーバの設定がある程度終わったので、今日から本格的にサーバ上でプログラムを走らせたりしてプログラミングしていこうと思っていたのですが、意味不明に動作しません。私の端末上ではなんらエラーはないのですが…
よくよく確認してみたら、サーバにインストールしてあるPHPのバージョンが4で、5ではありませんでした。インターフェースクラスの宣言でこけてたようですが、別にtypoしてるわけでもなし、何なんだ一体、と思っていたら、そういうことでした。
サーバにインストールしてあるOSは、RedHat Enterprise Linux 4なので、RedHatのサイトからPHP5を落としてくることを考えました。しかしながら、PHP5はなんかBeta版のにおいがします。…なんでっ!?PHP5自体はbetaではありませんが、beta版パッケージに分類されています。商用故、セキュリティホールとかある程度なくなってからだとか、社会的理由があったり(PHP4の方がまだまだ世間には浸透している)だとか、諸事情があるんでしょうね、きっと。
非商用のディストリビューションで有れば、ホイホイ何の抵抗もなく(は、ホントはマズイんでしょうけど)インストールしますし、インストールしやすいのですが…上記のbeta版パッケージに含まれるPHP5を入れるとなると、依存関係でうるさく言われてインストールができませんでした。商用ですから、不具合が生じたらいけませんし、そういった要因になりそうなものは排除しておくものなのでしょう。up2dateを使うためにアカウントをActivateして…とか七面倒くさい手順を踏むのも、なにがしかの理由があるわけでしょうが、商用故の面倒くささというものがあるんだな、と実感しました。
…まぁここでPHP5を諦めるわけもなく、明日にはおそらくソースからビルドしてインストールを試みると思いますけどね。
Tuesday, June 13, 2006
Work::PartTimeWork - ぎゅうぎゅう勤労時間
というのも、私は多分バイトを掛け持ちしすぎで、かつ研究のほうも結果を出さないといけないという状況下の中であるため、時間がなさ過ぎなのです。
研究は一日8時間、週5は最低やっておきたいし、やっておかなければいけないです。バイトの方も、レストランのバイトがコンスタントに週4の一日4時間ちょいくらい入ってきます。あと、カテキョだのソフト開発だの技術開発だの…今日携帯のスケジューラに、各々の、私が希望する時間でスケジュールを埋めていった所…一応睡眠時間は7時間弱とれるようにはしましたが、後は何かしら予定が入った状態です。バイトにしろ、大学の輪講やら研究やらにしろ。
バイト代という先立つものがあるからまだがんばれますが、体がもってくれるのか。48時間もあれば、ゆとりある生活を送れるのになぁ…と思いましたが。馬鹿なことを考えずに、今やるべき事、やれることを考えてこなしていこうとか思いました。
Sunday, June 11, 2006
Life::Lequor - 普段の飲むペース
逆に言うと、緊張しているときは飲むペースが早くなっちゃうわけです。緊張ってどんな緊張かといいますと、まぁ人と飲んでるときですね。相手が気を許してもいい相手だったらそんなに緊張しないんですが、それ以外は緊張してしまいます。人見知りの気は昔からなかなか直らず、しかも普段からそんなに話すほうではないので、酒の席で何したらいいんだーって言えば、まぁ相手の話の聞き役になるわけですけども。それでも間はできますので、そのきまずい間を、酒を飲んで埋めるわけです。飲みたくなって飲んでるというよりも、間を埋めるためですから、とりあえずのどを通しとけ、っていうのりが強いです。
結果、ありえないペースで飲んじゃったりも。どうにかせねば…
Saturday, June 10, 2006
Motorcycle::Customize - マフラー選び
加えて、マフラーも替えてみようかと思っています。Web上で見る限り、静音で中低速トルクがあるのはやはりノーマルマフラーだという意見が多いです。全体的に、社外製のマフラーはレース向けのものが多いのでしょうか。高速時は伸びていくが中低速が細くなる。レースじゃあ中低速はあまり必要ないから細くなっていく仕様なんだ、とか勝手に想像。
とかく、普段使う回転域でトルクが上がって欲しいのに加えて、ちょっと低重音をきかせた音にしたい。でも爆音は嫌。という希望があるのですが、どこかしら妥協しなければならないマフラーばっかり見つかりまして。おそらくどのマフラーにしても、db値は上がるような気がします。あまりにも爆音でなければ、まぁ良しとしておきます。次に、無駄に高回転域が強力にならなくてもいいですので、レーシングの匂いぷんぷんなマフラーはやめておきます。
そんなことを考えてつつ、FaddyDaddyやらWRsやらのマフラーを眺めつつ。SP忠男の忠さんの開発裏話 ZRX400 編を見てちょっとテンションが上がりました。以下はその一部。
6000rpmまでまったく死んでしまうマフラーなんて、今でもざらに出回ってるぜ。(略)まずは実際にメインとして使われる3000rpm付近からグググーンとトルクが盛り上がるようにパワーバンドを思いっきり広げて
こ、これは街乗りからワインディング、ロングツーリングまで対応できるんとちゃうんすかっ!?PURE SPORT TYPE ONEテール カーボンエキゾーストを買おうかとか考えていますが、爆音だったらどうしよう…
Saturday, June 03, 2006
Work::PartTimeWork - 急な転勤宣言
私がこの店に入ったのもちょうど一年前くらいです。採用してくれた店長は、一月ほどしかお世話になりませんでした。ですので、私を育てていただいたのは、今の店長によるところがかなり大きいです。春頃から、営業に慣れてきたね、とほめられたり、最近は一緒に飲みに行ったりしました。カクテルを振る舞ったりもしました。店長は店長で、熱い考えの持ち主ですが、それをおおっぴろげにしたりせず、なんだかんだで好感が持てました。
正直動揺していました。醤油小皿を数枚割ってしまいましたし、ホテルパンやらトングやら、もう今日は落としまくり。ここ数日の働き過ぎで、疲れがあったというのもありますが。朝からそんな発言を受けて、哀しい気分になり、うっわーどうしよう、作業がおぼつかない…そんな状態でした。
今月いっぱいで、移動されるそうです。久しぶりです、お別れがこんなに寂しく感じるのは。やっぱりいつの間にか、こんなにも尊敬していたんですね…
Tuesday, May 30, 2006
Lequor::Appetizer - サラダでいくのは難しい
確かにあんな量のサラダを毎晩食べていれば、腸内環境抜群のような気はしますが。保存できる時間が(恐らく)短いですから、長時間放置した後のサラダは怖い。それに近頃分刻みで時間削って動いてますから、朝早く出て、夜遅く帰ってきたときに作る気にはなかなかなれず。
余裕ない生活しているのがまずまずいんでしょうけども。今日なんか三つもバイトが入っていたので、確実に働きすぎです。本業がおろそかになっているので勘弁してくれって感じです。別に、今やっている研究で、なにがしかの結果が出ているわけでもないので、早急に実験環境を整えて、実験し、論文を書きたいところなのですが。
とか言いながら、女の子を飲みに誘おうとアプローチしかけたりもしてたりも。…返事待ちですが。でもこんな余裕ない状態だと、向こうも変に気を遣うかもしれないですね。
Saturday, May 27, 2006
Programming::PartTimeWork - PerlとC++による実装の違い
速度面をのぞけば、私としてはPerlの方が全然短時間で目的の処理を書けるので、速度が優先されない場合をのぞき、極力Perlで書きたいです。とはいうものの、研究室経由で受けた技術開発のアルバイトでは、メンバのほとんどがPerlで書くことに乗り気ではないといいます。一人はRubyで、あとの二人はC++で、というのです。
モジュールの分担がおわり、今日さっそく5時間ほど掛けてコーディングしてみたのですが、私が担当するモジュールのコア部分は出来上がってしまいました。あとは私のモジュールの出力を受け取るモジュール用に、データ構造を変換する処理だけです。
受け渡し先がC++で書かれたモジュールでして。渡すデータ構造が若干複雑なので、SWIGでC++のオブジェクトファイルをPerlモジュールとして使えるようにしたとしても、複雑な型は渡しにくいです。文字列などなら渡せるだろう、ということで、XMLに変換して渡すことにしました。
Rubyでモジュールを書く人の担当内容は、キーワードを受け取り、Webの検索エンジンでのヒット数を取得するものです。私のモジュールでもWebの検索エンジンのヒット数を使う必要が出てきたので、12行程度で書き上げてしまいました。RubyのコードをPerlで使うためにはInline::Rubyなどを使えばいいのでしょうけど、私のCygwin上ではコンパイルがうまくいかず、外部プロセスとしてRubyを立ち上げ、プロセス間通信しなければならないかもしれません。
…全員Perlで書けばなんら問題ないんとちゃうんかと。生産性の面からすれば、C++に比べて断然Perlの方が少ない行数で書けるわけでして。全員で分担したこのプログラム開発ですが、コーディングとテストを含めて、私であれば三日で終わりそうな気がしてきました。それを、あえて全員で分担し、SWIGでつなぎ合わせたりプロセス間通信したりして、コーディング量が無駄に増えたり、処理時間が増えてるのか減ってるのかよくわからない状態になったりして。Inlineモジュールがあることから、全員言語がバラバラでも良いと言ってしまったことを後悔してきました。CygwinでInlineモジュールのコンパイルが上手く行かないと来てますから。
Friday, May 26, 2006
Programming::Coding - 底が知れるコード
// インクルード
include($arg)
引数名は忘れたのですが、このコメントはあまりにもひどすぎです。書く価値ないどころか、むしろ邪魔な勢い。英語を日本語になおしただけやないか、と。ったく、この仕事を引き受けてた前の会社はどんな社員を雇ってんだ、と、みんなで爆笑していました。まぁ、引き受けた仕事を最後までこなさずに、辞職してしまうような社員ですから、仕事ぶりもいい加減だったのかも知れません。
サーバの設定仕様書はあるものの、プログラムの仕様書が皆無。コードを読んでみればこの有様。これに限らず、プログラムの構造がトレースしにくいので、私の中では1から書き直した方が良いという思いで一杯になりました。
プログラムのインターフェースも微妙で、Webアプリケーションなんですが、JavaScriptをもっと上手く使えばもっと使いやすいインターフェースができるのに、という話にもなりました。明日とかにでも社長に提案しようかと思っているのですが。
引継作業が大変だとは薄々感じていましたが…仕様書が杜撰、コードもグダグダ。予想していた最悪のケースが引き起こされたような感じでした。早くアプリケーションの設計の話に移りたいのに、未だ開発環境でうだうだしています…
Thursday, May 25, 2006
Work::PartTimeWork - 猛烈業務
最近働き過ぎの感があるわけです。レストランのキッチンに、午前中、週4で入っています。一回当たり4時間から4時間半がほとんどです。加えて、家庭教師の長期で受け持つ生徒が二人おり、それぞれ週一回の60分です。二人とも小学生ですが。さらに、上に書きました通り、今月は短期で高校二年生の子を受け持ちました。週一回で、一回当たり150分です。さらに、大学の研究室経由で委託された技術開発のバイトがあります。さらにさらに、以前家庭教師で通っていたお宅のお父さん(建設会社の社長さん)からの依頼でソフト開発のバイトがあります。これは一日3から4時間勤務です。
合間に、一日5時間から14時間ほど研究室で研究をやっています。友達も言っていましたが、いつ寝てるんだ、という話ですね。だいたい深夜2時から朝7時頃はだいたい寝ています。寝始めと起床時間は多少前後しますが。バイトの時間が、一日7から8時間、研究時間は先に書いた通りで、睡眠時間5時間ちょっとを足せば24時間になります。
研究時間も労働時間として換算したら、労働基準法違反だぜ!とか思いつつも。仕送りが減るに加え、バイクの維持費やツーリングなどの娯楽費、勉強のための参考書購入費、酒代などを考えると、働きざるを得ないわけで。そんなこんなで、最近の私は教授同様、四六時中眠い状態に陥っている次第です。晩酌のおかげで発散出来ているのか、まだぶっ倒れるには至っていません。先日温泉に行ったのもあったりしますが。気の持ちようで、ある程度はどうにかなるもんですね。そういえば今度の日曜日は完全に予定が入っていませんので、久々に、一日家の中でボヤボヤしてみようかと思います。朝からお酒飲んでもいいなぁ、なんつって(笑)
Tuesday, May 23, 2006
Lequor::Appetizer - サラダでいこう

ベジタリアンではありませんが、晩飯は野菜がほとんど、という生活もいいなと思う今日この頃です。
Sunday, May 21, 2006
Laboratory::Event - 強制参加2
サッカーもソフトボールも私は好きではありません。それに本来なら今日はバイトが有ったため参加できないことになっていました。しかし、今日に限っては休みを取りました。なぜ今日休みを取ったかといいますと、ここにも書きましたが、ツーリングに行く予定だったのです。休みを取らなければバイト、休みとを取ればツーリング、という状況しか私の頭の中にはありませんでしたから。

ストレス発散が、ソフトボール大会の目的なら、私には合いません。好きではないスポーツをやって、発散どころか貯まってしまいます。
教官と学生同士の交流を深めるのが目的なら、あまり達成できていないかと。まず教官が殆ど来ていません。交流するにも、他の研究室の学生と会話する機会とかあるんでしょうか。ゲームしかしてないような気が。
単なる一つのイベントとして、この大会があるのでしょうか。あればあったで盛り上がるだろう、と。なら勝手にやっててください。
参加が強制にならなければならないイベントなんて、仕事かボランティアでしかないじゃないですか。他の研究室はどうか知りませんが、うちの研究室は学部生とM1は強制参加だ、と言われる始末です。強制参加だ、と言われつつも参加しませんでしたので、うだうだ文句や説教を頂戴するような気がしますが…ソフトボールがしたい人のために、せっかくの休日を丸一日使い、ゲームをしてあげて喜ばせてあげ、疲れて帰ってくる。盛り上げ役か俺は、なんかのエキストラか俺は、と。やりたい人が毎年少ないけど、参加しなけりゃ研究室としてのメンツが保てないんでしょうね。結果的に、私の方にもデメリットがくるから、うだうだいわずに参加しろ、という考えなんでしょうか。打ち上げ代がタダになるとかだったら参加してもいいんですけどね(笑)打ち上げとかやるんだろうか。サッカーの時は、数人でケンタッキーにチキン食べにいって終了だったような気が。研究室のイベント全てが飲み会だったら皆勤賞目指しますよ、とか(笑)じゃあ違う研究室行けば良かったのにね、とか言われそう。やれやれです。
Work::Sararies - 昇給問題
「じゃあ何ができるの?」
と言ったそうです。昇給にふさわしい事が出来るようになったのか、という話です。これで反論できなかった彼女は、やはりまだ800円のまましばらく過ごすことになるかと。私の場合には、キッチン内での全ポジションがこなせるようになれば給料を上げると言われています。私はそんなに昇給にこだわっているわけではありませんので、人手不足である朝のスタンバイ作業のさらなるトレーニングをお願いしました。
実力を自覚せず、ただ過ぎた時間をみてそろそろ…というのは、仕事をなめてんのかなぁ…と思ったりもします。店長のように管理する側としては、(準)社員の力が伸びてくれるのは嬉しいが、現状でも問題ないならそれでよし、という考えもあるんじゃないでしょうか。そういえば、店長は「あなたたちのやる気がみたい」と言っていました。給料あげて欲しいなら、こんなことが、あんなことができるようになった、と言えるよう努力すべきなんでしょうね。
Life::Character - 性格診断
・激しく感情を表に出したりすることが少ない
・無駄話や本題になかなか入らない会話を嫌う
・チームの足並みがそろわないとき、勝手にチームを離れ、単独行動に走りがち
です。特に無駄話の点なんかは自分でも激しく納得します。実際、話が脱線し続ける状況はだいっきらいですから。何で話を前に進めないんだ?って思いますから。
「ジェネラル」で当たっているなぁと思ったのが、
・イエス・ノーがはっきりしている
・こうと決めたらガンガン行く
・人に厳しく、自分にもちょっとだけ厳しい
イエス・ノーがはっきりしているってのは、わたしがわがままな性格なところから来て当たっているように思いますが。自分が間違っていると納得するまでは、ガンガン行くタイプだというのも納得。
「フィーリング」なんてほとんど当たっているように思います。
行動特性
「ふやーっとモノを考えるのが好きです」
・じっくり考えるより、直感的に行動します。
・楽観的で悩みがなさそうに見られがちです。
・数字、データ、メモ、など。実は好きじゃないです。
・前に言ったことを忘れてることがあります。
論理的に考えなくはないですが、ふやーっとしてるほうが好きです。直感的や行き当たりばったり、楽天的っていう言葉も好きですし、細々した数字、データなどは重要だとは思いつつ、実は好きじゃない。適当な性格から、前に言ったことは忘れてしまうことも。
オモテゲノムの「クール」っていうのは、割り切り系だとか。人は人、という考え。ですので、他人がギャーギャー何か言っても、そうなんだ、で流してしまいますね、私の場合。特徴として、次のように書かれていました。
私は私、ヒトはヒト。自分だけの世界観を持つ人です。
「みんなと同じ」であることに価値を感じず、
自分の個性/信念に基づいて行動します。
みんなと違うから嫌だ、という人の気持ちがわからない、というのはある程度自覚していましたが。話し方と裏の考えを診断してくれて、結構面白いなと思いました。
Lequor::Appetizer - 寝酒のおつまみ
何にもつままずに飲むのはきついですが、焼き鳥や魚のフライをつまんでいては脂肪になりがちです。そこで、今日から私はおつまみとしてサラダを作っていくことにしました。低カロリーな上、食物繊維やビタミンも含み、さらには飲酒時には不足してしまう水分補給も満たしてくれます。アルコールを分解し、排泄するために水分が大量に必要になるわけで、酒によって水分を摂っているようで、実は水分が不足してくるんですよね。サラダだと、新鮮なものであればすごく水分が摂れます。それに、無駄におなかに貯まりませんから、翌日胃がもたれることはない(と思います…)。
レストランのキッチンのバイトをやっていますが、新しく覚える仕事では野菜をカットする作業が多いので、その練習も兼ねていけます。お酒も飲めて、野菜不足も解消、快便間違いなし。これからは時々枝豆も入れ、夏ばて予防も。完璧です(笑)
Saturday, May 20, 2006
Laboratory::KANSEI - 感性社会を見る理由
現代は何かと合理的であり、利便性や簡潔さを求める傾向にあるように思います。友達と空想話で盛り上がるとき、将来人間は機械とプラグインできる機構を持ち、人間一人一人がネットワークの一ノードとして役割を担うようになり、人間というネットワークができあがる、という妄想話です。恐らく全くないという話でもないわけですが、そうなってくると、現在あるコンピュータとなんら位置づけが変わらなくなってくるような気がしてきて、生きている意味がわからなくなってきます。
経験未熟な、青二才な大学院生が思うことは、感性に重きを置かない社会は、人が死んだ社会になる、ということです。合理的、利便性、簡潔さ、を求めるならば、感性なんて邪魔でしかないでしょう。いちいち腹を立てるよりも、まず実行、一喜一憂してる暇なんてもったいないでしょう。しかし人間から感性がなくなったらどうでしょう?人は人でいる理由がなくなります。人が人でいるために、感性に関する研究が必要なのでしょうか?確かにそれはあるでしょう、現在我々には理解不能な理由による殺人などをみると。我々の感性では解釈しがたく、不快である事件が多発しております。合理的や、集団の持つ正義のためなら自爆、自殺も正義になりますし、なんらおかしな行動でもなくなります。非人間的な行動が許されるようになると考えます。
そのために、感性情報処理を研究しているのだと論文に書くわけにはいかないでしょう。ストーリーが壮大すぎで、空想的で、具体的な問題解決のストーリーでもないからです。なんせ工学自体が合理的で、利便性を求めるからです。合理的、利便性ばかりを求めては成らないと言っているものを、どうしてそれらばかりを求める学問に理解してもらえるでしょうか。
余談ですが、先日書きましたが、ディスカッションの際のしゃべり方が嫌だと感じる友人がいます。必要以上に、嫌に感じる否定の仕方が私には一番引っかかったわけですが。ここで、効率的にディスカッションをすすめるには、そのようなセリフを振りかけられても私が腹を立てず、的確かつ明確に意見を述べるのが最善でしょう。腹を立てちゃいますからね、私は。最善の方法を採るためには、私の感性は捨てるべきでしょう。極論を言えば、機械のようになれということです。
非人間的になりたくない、人間的でいたいというだけではただのエゴでしかなく、人間的でいるための研究なんてあまり支持されないかもしれません。目的が漠然過ぎます。人間的な社会を目指す、という名目だけで議論をすすめることを許される分野と、問題解決のためのより良い合理的かつ便利な方法を求める分野との境目を、いかにすりあわせていくかが、感性情報処理の研究を行っていく研究者として必要な課題であるかのようなことを考えた一日でした。
Life::BloodGroup - B型の傾向
従って掲示板から収集することが多いのですが、今日血液型に関するトピックを取り扱った掲示板を見かけました。B型の特徴、というか欠点が挙げられていたのですが…その中で、「B型の冗談はセンス悪くて面白くない。笑い声出しても目が笑ってない。」という箇所で爆笑してしまいました。私自身、話題、会話力が無いのは自覚しておりますし、確かに、笑い声を出しても目が笑っていないことが多々あります。笑うときや、相づちを打つときなんか、基本的にタイミングをはかってやっているときが多いですから…基本的に、自分の興味あること以外の話されるとこうなんですよね…
B型といわず、いずれかの型が上記のような傾向があるといえば、25%(適当)の確率で当たるわけですから、これといってすごいことを言っているわけでもありませんが。嘘笑い+目が笑っていないというのは治したいなーとか思いました。
Thursday, May 18, 2006
Work:SoftwareDevelepoment - ソフトウェア開発受託
私のことをかってくれているのでしょうが…私の事をいかほど社長が理解してくれているかというと、開発やプロジェクトマネージメント能力に対する理解は皆無といっていいでしょう。分かっていただいている点は、ただ、大学院生であり、かつ情報の学生である、ということです。
こういう抜擢になったのは、社長が完全にソフトウェア開発に対する知識が皆無だからだというのが理由だと思われます。今日ミーティングをしてきたわけですが、やはりソフトウェア開発に関する知識は持たれていない様子。ただ、私は二度、このご家庭と関わりを持っているのです。
一度目は、家庭教師業者を介して、私がこのご家庭のお子さん、つまり生徒さんに授業をしに行ったとき。二度目は、個人契約として、授業をしに行ったときです。
生徒のお父さん、つまり社長とは、きちんと話をしたのは一度きりで、どういった顔の方なのかさえ思い出せないほどでした。そんな程度で私にソフト開発の依頼を持ちかけるというのは、私の居る徳島のソフト開発業者の質が微妙なのか、社長の見識が微妙なのかなど、色々考えてしまうわけですが…
とかく、ソフト開発やプロジェクトマネージメントに関して全くの無知というわけでは有りませんし、せっかくの機会であり、かつ確実に自分の経験となるこのチャンスを逃すのはもったいないと考えた私は、引き受けることとし、今日ミーティングに行ってきたわけです。
全くの無知ではない、というのは、基本情報処理技術者の資格を持っている程度の事から言っているわけで、マネージメント自体は経験が皆無なので、当然不安はあります。一応マネージメントや開発行程に関する勉強はもちろんのこと、開発に用いる言語(PHPの可能性が高い)も勉強する予定です。が、本での勉強でしかなく、経験が0に近いので、かなり挑戦的ではあります。私以外、今回声を掛けたメンバーは、二年後には企業に就職しているであろうメンバーですので、今回の依頼は確実に、全員にプラスになる…ことを信じています。
私は二年後には、博士課程に進学している予定ですが、私にとってもプラスになることを信じています。一年前に基本情報処理技術者の試験を受けたとき、プロジェクトマネージメントの知識なんて、役に立つんかいな、とか思っていましたが…今回依頼を受けたのが私ですから、仕事をするメンバーが全員学生である我々からすれば、恐らくマネジメントをしなければならないのは私のような気がします。マネジメント能力に長けている人がいれば、その人に役を譲りたいですが。
もし私がマネジメントするならば、当然メンバーの技量を見極め、行程日数も考え、分担も適量に振りわけ、社長とのコミュニケーションも円滑におこなわければなりません。小規模といえば小規模ですが、それなりの給料をもらいつつ、学生の実験や演習とは違いますから、責任もつきまといます。が、社会に出れば当然のこと。今からガンバルのは決して間違いではないと思います。
ちなみに、今回の件で数人に声を掛けることになったのですが…一人、「今 やってるバイトでも、週3くらいで出てくれって言われてるから(忙しいねん)」といって断った友人が居ます。私は、レストランのバイトを週4回やっており、家庭教師を週3でやっています。大学にはだいたい14時から24時まで行って研究しています。午前中は、レストランのバイトか、眠っているかですが。そこに、さらにソフト開発のバイト(週6くらいになる予定)を入れるのですから、それくらい何やねん!というツッコミをいれたくなりましたが、私と彼の生活スタイルは違うわけですから、そこは渋々納得し、彼以外の人に頼むことしました。
開発終了予定は夏ぐらいです。夏頃、生活スタイルや考え方など、どう変化しているのか、友達も言っていましたが、私自身、期待しつつ、不安もあったりします。
Laboratory::Discussion - プレゼンテーション構成ディスカッション
我々が所属している研究室の教授が興味を持っている物として、感性情報処理があり、また発表者の割合が、感性情報処理グループが多いということで、感性情報処理を発表することになったわけです。正直に書きますと、学部4年生のときには、感性って何か?について、漠然とした、かつ勝手なイメージしかなく、何となく目標を立て、研究をしていたのです。全てがあやふやなまま、そして興味本位に動いていました。それが許されており、放置されている感が有りつつも、有り難い自由だと感じていました。
それが許されていたのは学部4年生までであり、修士課程1年生となった今ではそれが許されないということが、以前助教授に断言されており、最近の助教授の接し方を見てもそれは明らかです。
あやふやなままではいけない、というのは、私の感性に対する解釈においてもそうなのですが、プレゼンテーションの構成もそうです。結局の所、相手に理解してもらえなければ、作って発表する意味がないのですから。
このプレゼンテーションや、言葉の意味、研究を行う意義について、熱く解いてくれるメンバーが私たちの研究室にはいるのです。彼の言っていることは、おそらく正しいのですが、言い方や、研究スタイルに問題があるのです。
研究スタイルの話を先にしますと、まずきちんと研究しているのかが疑問です。別のプロジェクトには意欲的に参加しているようなのですが、いかんせん研究室に出てきて研究しているイメージがなく、卒業研究も微妙なまま終了しています。そして現在の研究テーマもどうなんだろう、という感じです。そして物の言い方ですが…基本的に相手を苛立たせるような言い方です。友達曰く、俺は慣れているから別に何とも思わない、ということなのですが、議論の際には相手をバカにするような、そしてあまりにもストレートすぎる言い方なのです。間違っているということを間違っているといって何が悪い、という理論です。それを言って、相手が傷ついたり、気分を害しても良いのか?という話です。話し相手が機械じゃないわけですから、少しくらいはオブラートに言っても良いというのが私の考えです。相手は感情を持った人間なのですから。もしも、確実にストレートに言うことで、良い議論となるならば、それで良いでしょう。しかし、相手が気を悪くしてしまうならば、それは単に相手を言い負かして、議論を自分の理論で押しつけて突き通す。結局は力業でしかない。言いたい放題言っている、自分勝手な人でしかないように思います。
これは私以外にも感じている人がいるわけです。私はおそらく、人よりも気にしぃなところがあるから、上記のようなことを書く、ということもありますが。
助教授が、議論の際には相手をうち負かすことじゃなく、味方に付けるような議論をしなさい、と言った意味が、上記の彼の姿を反面教師として見る、ということで理解できるような気がしました。
Sunday, May 14, 2006
Programming::ArtificialIncompetence - 人工無能がうまくいきそうな気がする理由
人工無能はルールベース、つまり辞書を手書きで作成して、対応できる入力文の数を増やしていくわけですが、最初の内は、この方法で普通に会話ができるプログラムが出来上がるんじゃないか、と思ってしまうのです。というか思いました。出来上がるんじゃないか、と思ってしまう理由。それは、
「小規模な辞書で、小数の文を入力した結果、それなりにうまく反応してくれるから」
です。10万文ほどの発言を入力したときに、一体どれほど許容できる反応を示してくれるのだろうか。1000行ほどの辞書を作ったとしても、おそらく1%も良い反応率が得られないでしょう(いや、1%くらいは得られるかも知れませんが)。
うまくいかない理由というのは、文型パターンと返答を対応づけているだけ、いわば単なるパターンマッチングであり、我々の頭の中で行われている言語処理とやっていることが違いすぎるからだと思います。日本語の場合、句や節の順番を適当に入れ替えても意味が通じることが間々あります。"大丈夫でしょ?入れ替えても、こんな感じで。"などのように。パターンと返答を対応づけて、多くの文に対しても返答できるようなプログラムが仕上がった気になるのですが、実は全然対応し切れていないのです。語の順番を入れ替えるだけでなく、表記揺れという問題もあります。"ありがとう"も"有り難う"も"アリガトウ"も"ありがとー"も意味は同じで、語の印象や発言に込められた気持ちなどが異なるだけです。計算機からすれば、これらの"ありがとう"という文字列は全て全くの別物であり、関連性はおろか類似性さえわかりません。類似性などは、シソーラスなんかでなんとかなるのですが。シソーラスを使ったとしても、言葉は変化し続けるものですから、なんとかなる、といいつつ対処しきれるものでもないかもしれません。
人工無能を作ってうまく会話できたとしても、人工無能が置かれているコミュニティや対話相手のトピックが非常に狭い範囲のものであるからであり、どんなに頑張っても人工無能である限り、多くの対話者を満足させてくれることはないように思います。
しかし、うまくいっているようにみえるならみえるで、対話者や作成者に満足感を与えますから、娯楽目的としてはなんら問題ないでしょうけどね。
Saturday, May 13, 2006
Cocktail::WhiteLady - 店長が満足してくれたカクテル
一昨日、その店長と、フロアのキャストさんの三人で飲みに行きました。2次会ですぐにでも眠れそうなほど酔っぱらった私を見てお開きになったのですが、帰り際に私の家に寄ることになりました。カクテルを作るのが趣味だというのを店長は知っていましたので、カクテルを振る舞うことになりました。
私が一番得意とするカクテルはホワイトレディです。通常のレシピでは味がドライだと感じます。私は甘い方が好きなので、多少ガムシロップを加えます。そして緩やかにシェーカーを降り始め、徐々に小刻みで激しいシェイクになり、再び緩やかになります。
バーなどもよくいく店長ですが、美味しいと評価していただきました。素直にお礼を言います。ホワイトレディだけは、うちにきた人に必ず試してもらっています。そして、美味しいといってもらえています。一番練習したカクテルでもあるので、美味しいと言ってもらえると嬉しいです。
ホワイトレディはもちろんのこと、もう一つくらい美味しく作れるカクテルを研究したいとか思いました。
Thursday, May 11, 2006
Laboratory::Discussion - 感性情報処理ディスカッション
ある内容の説明できるということは、内容を理解しているという図式になります。最近今日のように、長時間に渡って感性情報処理についてディスカッションしなければならないということは、私感性グループのメンバーを含め、発表者全員あまり理解しきれてないという状況が丸出しなわけです。
そうは言っても、スライドを作成していかなればなりません。発表日が近いですから。作成していきながら、疑問点などを洗い出し、サーベイするなりディスカッションするなりすれば良いという方向になり、今日メンバー数人でスライドをプロジェクタに出しながら、スライド作成をしていました。
このメンバーの中には、よく鋭いツッコミを入れてくる、とあるメンバーは含まれていませんでした。ですので、我々だけで、あれこれツッコミ突っ込まれつつも、スライド作成が進みました。
途中、コーヒーブレイクを入れたわけですが(とはいいつつ私はキリンレモン)、その後その鋭いツッコミを入れるメンバーが加わりまして。1時間半経った後、お開きになりましたが、スライド作成は全く進みませんでした。
これは、突っ込むところがスライドにいくつか有ったためと考えるのが普通ですが。メモ書き程度のスライドに突っ込むのもどうなんだろうと。彼の意見としては、メモ書きの時点でも、これを基にスライドを作るわけだから、変な点は無くした方が良いということです。確かにそうなのですが、それは何も知らない他人がこのメモを見て、スライドを作成するなら良くない事態が起こるでしょうが、さっきまで議論していた我々からすればあまり問題がないといえばないです。ないのですが、突っ込まれてそこから長時間に渡って異なる議論が発生するということは、やはり理解し切れていない証拠だったんでしょうね…
彼のツッコミは鋭く、理解しているかしていないかを実感させられるわけですが、深く切り込みすぎて、スライドなどではあまり聴衆に理解しにくいスライドに仕上がってしまうようです。スライド作成能力よりも、ツッコミ能力に長けている様子なので、そこらへんの、ツッコミのさじ加減でスライドの質の向上に繋がってくれればいいとか思いました。
Wednesday, May 10, 2006
Language::Japanese - 外国人が使うモダリティ
このモダリティを、私たちは特に意識せずに、不安な気持ちの時は自然と不安な気持ちを表現するモダリティを使っています。そして、私たちは特に意識せずにそのモダリティの微妙なニュアンスを理解し、発話内容を解釈します。
詰まるところ、モダリティが示す意味の違い、イントネーションの違いだけで意志の伝わり易さは変化します。ここで留学生の方の話に戻しますと、彼らはモダリティが上手く扱えずにいます。それ故、あちらの意図がこちらに伝わらず、コミュニケーションを取りづらくしている現状があります。最近のことですが、「~ですよね?」とネイティブなら聞くところ、「~です」と断定口調であちらが話されて、私はその後にまだ話が続くものだと思い、相づちの意味で頷いてしまいました。あちらは自分の考えが合っているのかを確かめたかったのですが、私の返答は単なる相づち。あちらが突如、納得の表情をしたので、私は一瞬何で、何を納得したのかが理解できませんでした。これはモダリティ以前に、質問をするときに「~です」という事自体おかしな文体なのですが、せめて語尾上がりにしてもらえれば、質問しているのだということがこちらも理解できます。
どうも、何かと「~です」でセリフを絞めてしまう方が多いため、その「です」は本当は、一体何を意図しているのかを考える癖が付いてしまっています。逆に言えば、何でもかんでも「です」で絞められても、もういいですよという若干諦めといいますか、気に留めないようになっています。
外国語を日本語にトランスレートするときに、どういった点が難しいのかを目の当たりにしている今日この頃です。
Sunday, May 07, 2006
Life::Rain - PINポイント豪雨
…なんでこの試合日にPINポイントで雨が降るんだよぉぉ…!!天気予報で、日曜日に近づくに連れ、徐々に降水確率が上がっていっていたので、まぁ雨が降ることは覚悟していたのですが。
で、ツーリングにいけるかどうかは、また詳細が決まってから連絡して頂戴、と、サークルの子にメールしておいたのですが…まぁ普通に考えれば、21日はサークルの交流戦なので、ツーリングにいける可能性は激薄になったのですが。今日一日待っていましたが、連絡なっすぃです。ツーリングの約束忘れられてるんじゃなかろうかと心配になって凹みまくりです。連絡頂戴と言った手前、こっちから返事の催促するのもアレですし。
雨が降るとか、日頃の行いが悪いんかな~、って悪いんでしょうね、きっと。ここ一年くらい、とある友達に対する態度が冷たいというかひどいですし。
Friday, May 05, 2006
Study::English - 英語の小学校必修化
英語教育が必修化→国語教育がおろそかに→日本人らしさが失われる→社会崩壊
だそうで。英語を必要する情報処理などの業界なんかは、
日本人の英語苦手が直らない→外国の情報入手の遅れ、外国人との仕事が困難→どうしても外国に遅れを取る→景気が良くならない→社会崩壊
…って後半は無理矢理な感がありますが。グローバルになってしまったために、自然破壊だの色々問題が起こっていると彼女は言っていましたが、じゃあグローバルになった今、どうしていくのが良いのか、という策は打ち出していないように思いました。グローバルにしたからまずいことが起こった、英語を必修化させたら同じようなことが起きるからやめよう、っていう話ですよね。現在は英語が使えないからひぃひぃ言ってる人が多いわけですよ。日本人らしさってなんやねん、ってわけですよ。じゃあ細木さん、あんた毎日十二単来て過ごしてくださいよ、と。洋服とか着ずに、着物着なさいよ、と。文化とか言葉とか、どうせ変わっていくものなんですから、変化していくのはある程度仕方のないことだと思いますけどね。
何で英語教育を小学校から必修化しようとしているのかについての議論も、この番組でやってほしかったなとか思いました。
Thursday, May 04, 2006
Life::Cocking - 料理に対する気持ちの変化
キッチンでバイトしたいと思うようになったのは、バイクのためにお金を稼ぎたいと思うのもありましたが、友人や後輩にカクテルを振る舞う機会が増え、自分の手で作った物を口にしてもらう喜びみたいなものを知ったから、というのがあります。
しかし、実際にキッチンに入ってみれば、時間内に料理を提供しなければならない制限があり、気持ちを込めるどころか、私の中では時間優先的な感がありました。しかし、3月くらいになると、私のポジションにおいてかなり余裕が出てきて、キッチンメンバーの動きを眺めながら料理を作る余裕も出てきて、効率的に動けるようになってきました。余裕が出てきたので、その分料理に気持ちを込めることが出来るようになってきました。
私のポジションは、マグロ丼などの丼ものなどが多いため、加工済みの食材を盛りつけるだけの類が多いです。ですので、いかにして量を多く見せるか、また美味しそうに盛りつけるかが肝になってきます。他のポジションも盛りつけは重要ですが、私のポジションは特に、です。
そんなわけで、以前は、料理は美味しければ良いという考えでしたが、最近は料理を見ると、まず見た目を見てしまいます。食材の形、色、質感、場所、盛りつけられた空間のバランス、料理の温度。これらをチェックした後、それらを口に含んだときの味の広がり方を想像します。味はしっかりしているのか、飾りである食材が邪魔しすぎないのか。
料理を見る目がこんな感じに変わってしまったため、実家に帰ったときに姉が作ってくれた茶碗蒸しにツッコミを入れてしまいました。具が大きければいいってもんじゃあない、と。テレビとか見ていると、具だくさんで、具がものすごく大きいカレーとか見かけますが、アレは私としては許せないわけでして。バランスを無視しているようにしか見えないんですよね。アレが好きな人も当然いるわけですから、全否定はしませんが。具が大きい=脇役が主張しすぎ、という思いがあるのです。脇役が主張しすぎれば、その料理の完成度も落ちるように思います。
料理に対して神経使いすぎでないのか、と見えるかも知れませんが、料理を食べる快楽だけでなく、楽しむ快楽も生まれたので、これはこれで楽しいです。
Life::Weather - 天気予報確認頻度
21日は、サークルの女の子をツーリングに誘った日でもあります。
今日だけでも天気予報を8回くらいチェックしてしまいました。頼むから7日は晴れてくれっ!と思うのですが、降水確率50~60%。ぜぇっったい雨降るやん!(;´д`)あれか?南西にある低気圧が雨を降らすんか?低気圧、高気圧に変わらんかなー(…無理ですね、はい)。
デートが潰れる心配もありますが、7日は新しく担当することになった家庭教師の生徒宅へ行く日なんですよね。遠いのでバイクで行くこと確定なのですが、レインウェアを持っていないので、雨が降れば確実に延期になります。短期の生徒なので、あまり日程変更したくありません。生徒側も、土日しか駄目なようですし。土曜は別の生徒が入ってます。
明日も恐らく、起きてまずするのは天気予報チェックのような気がします。
Internet::Community - mixiへ誘われて
後輩がmixiに誘ってくれるのはいいのですが、いまいち乗り気になれないんですよね…。っていうのも、知人に自分の日記とかを見られるのが恥ずかしいっていうのがあるのです。あまりぶっちゃけた内容なんてものは書きにくくなりますし、アホみたいな内容から小難しい内容までさらけだすことになりますから。えっ、こんな人やったん?って思われるのが怖いだけかもしれませんが。
乗り気になれないもう一つの理由は、話を聞いていると結構個人情報丸出しな感があるんですよね…。電話番号や住所までは多分書かないんでしょうけど。多分。近くにmixiやってる人がいて、紹介してもらえるなら、mixiのコミュニティを荒そうと思えば荒らせそうですし、情報垂れ流しにすることだって可能っぽいですし。現に芸能人を偽った人もいるみたいで。
あれこれいっても、結局は自分の日記は不特定多数の人には見られてもいいけど、小数の知人には恥ずかしい、って理由が大きいですけどね。ですので研究室の先輩に、ブログのアドレスを教えてくれと言われましたが、そこは内緒ってことで。
Tuesday, May 02, 2006
Touring::Camp - 卒業旅行キャンプ(7)
雨がだいぶ小降りになってきて、ずいぶん走りやすくなりました。とはいうものの、路面は相変わらず濡れていますが。
途中、道の駅のような場所があったので休憩します。空腹具合、のどの渇きも相当来ていましたので。写真では晴れているようには見えない…ですね。やはり携帯のカメラだと質が良くないってことでしょうか。あの豪雨の中を走ってきたことを考え、この景色を目の前にすると清々しい気分になります。
清々しいのは良いのですが、空腹に加え体も冷えてますので、財布を確認します。まだ200円もあるじゃないですか。完全に持ち金が無くなっているものだと思っていたのですが。自販機に向かってみると、甘酒が100円で売られています。迷わずこれに決定。甘酒であれば、体は温まりますし、多少おなかの足しになることが期待できます。こういう状況で飲んだ甘酒はかなり美味しく感じることができました。甘酒を飲んで元気が出た私は、柔軟体操をした後、再び出発することにしました。
それからは全く休憩もなく、3時間ほど走り続けました。甘酒を飲んだポイントで13時頃でした。3時間ほど走り続けた後、やっと徳島市へ入り、帰宅しました。水を十二分に吸った荷物があまりにも重く、肩に激痛が走りつつライディングを続けたわけですが。帰ってきて、真っ先に風呂にお湯をためました。冷えた体を温めるためです。風呂に入って、カバンの中から荷物をとりだし、洗濯機に入れ、布団の上に寝転がります。四国一周したときほど疲れが出てくるわけもなく、なんだかとんでもない旅行になってしまったなぁ…っていうか初野宿しちゃったよ、という実感に浸っていました。その後数時間眠ったあと、スーパーへ食べるものや飲むものを買いに行き、腹を満たし、再び眠りました。何せ次の日朝7時に起きて、バイトに向かわなければいけませんでしたから。
今回のツーリングを経て、家や寝る布団があるっていうのはなんて良いことなんだろう、と実感しました。
Sunday, April 30, 2006
Laboratory::Senior - 最近気が付いたこと
教授は感性情報処理をやりたい(という願望がある)、という人ですし、助教授は音声以外のことは基本的にやりたいとは思わない人ですし、先輩も試行錯誤でうだつが上がらないっていうか。
修士になって、修士としてあるべきスタイルは教授らからは教えていただけるようです。時間を無駄にしないよう、考えて研究を進めていかないといけないと思う一方、違う研究室では感性情報処理の研究が(恐らく)うちよりも進んでいて、リソースも豊富っぽいので、そっちいけばどうなったんだろうと思うときがあります。
Thursday, April 27, 2006
School::Friend - 相談メールの返事
とにかく、苦痛だの講義についていけないだの、周りから感じる劣等感が重いだの。そういった愚痴を聞かされた私に何をしろっていうんですか。愚痴の捌け口にでもなれと?毎回送られてくるメールの内容にさしたる進歩がない上、内容がどんどんひどくなっているように感じ取れます。
最初は慰めるようなメールを送っていましたが、全然変化がないので、違う道も考えるよう勧めました。大学院が無理だというなら、いっそ辞めてしまい、社会にでる他ないと思いました。しかし、社会に出るのも嫌だというのです。このまま苦痛を感じる日々を送るのは嫌だ、大学院へ進むのは自分で決めたことだから辞めたくない、社会に出ても自分は適応できないだろう。そんな状態で私に何かを求めて送信してくるメール。
私は彼と同じ境遇になったことがありませんし、カウンセラーでもありません。人並みか、もしかしたらそれ以下かもしれませんが、慰めのメールを送るか、思いつく打開策を提供してあげることしかできません。
もうお手上げだ、そう感じた私は、「このまま耐えるか、ニートになるか、潰れるしかないわな」と送りました。そして、返事は来ませんでした。
ひどかったかもしれませんが、私は彼ではありませんから、他人事の意見しかいえません。それでも、おそらく彼は何らかの助けが欲しかったのでしょう。正解は理屈ではわかっていても、何らかの自分に味方してくれる助けが欲しい、そういう時は私も以前経験したことがあります。そういった面は理解できなくはないですが、優しい言葉を選んでいても状態は良く成らず。むしろ悪くなっていく。
私は、彼の相談相手から降りたいという思いで、上記の三択を送りつけました。
Friday, April 21, 2006
Laboratory::Seminar - グループプレゼンテーション
今日のゼミで、同じ感性グループのメンバーが、この大学院輪講で音声認識について発表すると教授に報告。教授は「ダメデスネ」と一言。がーん!(;´д`)ここしばらくで勉強した(大した量ではないですが)音声認識の知識をお蔵入りさせるわけですか。教授は強く、感性で行くようプッシュ。
感性はうさんくさいと言い出した友人は、研究室に配属された当時から音声関係がやりたかったようで、多分今回一番張り切ってたんじゃなかろうか、とか思ったりします(ちなみに彼は現在会話システム関係に携わっています)。
教授がプッシュする以上、私たち感性グループがしゃしゃり出る他なく、否応なしに、ゼミの後には修士一年生で感性工学についてのディスカッションが始まります。このディスカッションの中で、助教授がおっしゃったことで、へぇと思ったことを書きますと、世界的に知られているKANSEIは情報処理の分野とは異なるようです。KANSEIはどちらかというと人間工学や心理学などの色が強いようです。では情報処理寄りの感性工学と言うと…人間の行動や反応を観測し、それに応じた適切な処理を行う、いわば制御処理に近いものがあるようです。違いがわかったようなわからないような、微妙なところです。感性グループの私たちでこれなのですから、文書要約やらオントロジーやらを専門にしている友人らにはさらにピンとこない話なのでしょう。
学生である私たちの感覚から言えば、感性情報処理はニーズに応える技術というよりも、シーズなのかもしれません。そして、工学と言えば役に立つ物作りをする学問のような印象があるのですが、感性工学はさらに上のステップへ行き、さわって気持ちのいい物を作るための学問のような気がしました。
Wednesday, April 19, 2006
School::Friend - 相談メール
さして親しい仲だったというわけでもなかったような気がするのですが、何故私に相談メールをするんだろう、と疑問に思うわけでして。そこまで追い込まれているんだったら大学やめれば?と直球ではいいませんが、もっと気楽に過ごせないなら他の道もあるよ、と示唆しておきました。
研究室の友人と話していてハッと気づかされたのですが、私は何かと受け流す性格の傾向があるようです。まぁいいや、なんとかなるか、そう思っていることが多いので、滅多に思い悩みません。悩んだときは、バイクやお酒でずいぶん昇華させてしまいます。問題から逃げているわけではなく、気を楽にさせてやっているわけです。
普段の会話でも、話すのめんどくせー、って思ったら結構上っ面な相づちを打ったり。この友達曰く、結構その相づちの程度はバレバレだったようです。恥ずかしい…
私の姉も、結構思い悩んでしまうタイプなのですが…時々、アホになればそんなに苦しまなくてもいいのに、とか思ったりもします。
Touring::Camp - 卒業旅行キャンプ(6)
8時半頃になると、ずいぶん雨が緩やかになってきました。携帯で確認した天気予報では、昼過ぎからましになるようでしたが、午前中ずっと飲まず食わずの状態で寝袋の中という状況は嫌だったので、出発することにしました。そそくさと装備品を整え、寝袋を片付けます。装備品は全く渇いていません。冷たいですし水のせいで重いですし。
雨が緩くなってきたとはいえ、やはり雨の中を走るのは精神的、体力的にもきついものがあります。レインウェアがあればまだましなのでしょうけど。真っ暗な夜の中を走るよりも、明るい朝に走るほうがまだ安心して走れます。とは言っても、路面状態は最悪ですが。
夕べのような豪雨の中の走行に比べれば、こんな雨量へのカッパなので、昼頃まで休憩なしで走り続けました。野宿したおかげで、私の体力は多少回復していましたが、XJRは雨水+気温の低さによって冷えすぎた状態となり、全く元気がありません。それに加え、私も全快ではありませんからアクセルワークがへたくそになっています。エンストしそうになったり、急にエンジンを吹かしたり。前の車を煽っているみたいで嫌になります。高知市に入ったくらいが、それが顕著に出ていました。というのも、それなりに車が混んでいたので、低速走行ばっかりだったのです。エンジンを回してやらないとエンストしそうなのに、低速走行ばかり。はやくこの渋滞を抜けたいという思いでした。
高知市から山道、大歩危方面へ入るところにまでくると、随分車は減りました。山道に近いと言うことで、残り少ないお金をはたいてガソリンを補充します。500円分のガソリンください、とかいう注文初めてしました。これで残金は200円ちょっとになりました(本当はこのとき200円もあるとは思っていませんでした)。
ガソリンを補充し、山道へ向かいます。途中ローソンがあったので、そこで一端休憩します。トイレ休憩です。何やら人が多かったのですが、恐らく旅行に来ている人たちなのでしょう。朝っぱらからこんなに人が多いのですから。
気づけばバイクウェアなどの濡れ具合も多少マシになっていました。次は大歩危、小歩危を目指すことになります(続く)。
Monday, April 17, 2006
Laboratory::HowTo - 研究の仕方
私のやっている感性情報処理では、文章から書き手や発話者の感情を推定することを目的としていますが、今年に入って色々思うところがあり、その思うところを形にしようとプログラミングをひたすら続けていたわけです。
その思うところというのは、日本語文の示す意味を正しく解析しようと思ったのです。意味解析のような、違うようなものです。一日10時間ほどプログラミングを行い、他4時間ちょっとはバイトに費やす、という日々を送っていました。疲労がたまり、寝ぼけて自宅のマシンに意味もなく電源を入れたりもしました。
こんな話を私にかわって友人が助教授に話してくれたのですが。そのときから、というかそれよりも前からかも知れませんが、色々と助教授にアドバイスを頂くときがありました。なんといいますか、研究の仕方を教わったような気がします。近頃は意味解析まがいなことをして勝手に喜んでいた感がありましたが、本当にそれが必要なのかをきちんと吟味していないことに気づかされました。現在有る、そして出来る技術を使って、どこまでできて何が出来ないのかを把握した上で、上のステップに行くべきだ、ということ。むやみやたらに難しいことを取り入れるのはよくない。先輩の研究にならって、私も文からの感情推定を行っているわけですが、先輩が形態素解析、構文解析、格フレーム解析などを行ってもなおうまく推定が行えないという現状がありましたので、意味解析までいかないといけない、と勝手に思っていたのかも知れません。
そんな考えに至り、また感性情報処理について、今どのような論文があるのかなどを調べ直して、アプローチをかえることにしました。とりあえず、ここ一年はC++で組んでいましたが、時間短縮のためにPerlを使う方向に変更。加えて構文解析や意味解析まがいなことはやめて、形態素解析でどこまでいけるのかを調べることにしました。ここ2日ほどで作った、超簡単なシステムは、私のサイトで公開している神久夜がやっていることの3、4段階ほどレベルをあげたような(適当な表現ですが)ことをやっています。神久夜がやっていることに加え、形態素解析が加わり、辞書検索の高速化や、感情推定内容の尤度的な値を算出する計算式などを定義するなどですが。
小規模なテスト(学習データが少量)でしたが、それなりに推定がうまく行きました。大規模なテストを行ったときにどうなるかが問題なわけですが。大規模テストで上手くいかなかった場合、次に何を取り入れるかは考えています。それでもだめならその次何を取り入れるか、も考えています。少し少し、既存技術を投入し、結果を見ながら評価していくべきなんだな、と最近思います。
Sunday, April 16, 2006
Motorcycle::Accident - 正面衝突未遂
一昨日、家庭教師のバイトへ向かう時にバイクで行ったのですが、なんだか全く危機感を持たずに運転しているような感じでした。リラックスできているのはいいかもしれませんが、”かもしれない”運転が出来ていない状態でした。それに、なんだか時速100キロでも大して高速に思えなくなってきている感もあったり…
そんなこんなで、今日も大坂峠に走りに行ったわけですが、やはり危機感が全くない状態での走行です。そんな状態で、出来るだけ攻めようとか考えているわけです。しかし峠にはなにやら所々人が道ばたで何かしています。筑紫取りでしょうか。あんなにカーブの連続で道も猛烈に狭いのに、道ばたで人が立っているのはきわめて危ないです。っていうか普段この道は交通量が少ないでしょうから、きわめて危ないのは私の運転かも知れませんが。
一応カーブに立っているミラーを確認しながら走りますが、目を離すのが早すぎたのでしょう。対向車が無いと思っていたら、コーナーを出たところで対向車と向かい合う状態。あわや正面衝突しかけました。互いが急ブレーキをし、すんでのところで止まりました。が、私は止まって気を抜いてしまい、そのまま立ちゴケ。地面も傾いているので余計に転けやすい状態です。バランスを崩したのに気づいた頃にはもう時すでに遅しで、私の力では支えきれない角度までバイクが傾いていました。もう無理、という角度はわかりますので、変に粘らず、その角度からはもう怪我をしないことだけを優先します。もし私のバイクが新車だったら優先しないかも知れませんが。
バイクが転倒し、私は峠の山側の壁に勢い余ってぶつかります。ぶつかったと言っても、おっとっと、っていう感じなので、衝突したとまではいかない程度ですが。刹那、私の頭の中で状況整理+これからの行動についてものすごい勢いで考えが巡ります。例によってバイクからはガソリンが漏れています。相手に謝らないと、っていうかなかなか降りてこないし。バイク起こさないと。でもここ地面傾いてるし、うまく起こせるだろうか。ともかく、ヘルメットと具ローブを外して相手に謝ろう。そんな気持ちでした。グローブを外す意味はわかりませんが。
バイト先の、二学年下の子が言うには、事故ったときはともかく、真っ先に謝らないほうがいいとのこと。こちらに非が無かったとしても、後々形勢が悪くなるからということで。今回の場合、向こうに非があったかどうかはわかりませんが、私が注意深くコーナーに入らなかったのは事実です。数回、60度くらい頭を下げました。向こう方も、自分の車のキズを心配していましたが、私がバイクを起こすのを手伝ってくれて、もめることなく去って行かれました。中年のご夫婦でした。もし、傷が付いたと攻められたらどうしたでしょうか。私の記憶だと、20cm手前で止まったはずなので、衝突していないはずです。衝突しても、真っ先にあたるのはタイヤですし、あの速度だったらボディ同士の衝突はありえません。しかし、非があるのは私の方だと思っていましたから、攻められたらひたすら謝ったかもしれません。これがいいことなのか悪いことなのか、なんとも言い難いなという反省の思いでした。
損傷はフロントのブレーキレバーのみでした。えらく反り返ってしまいましたが、折れてしまうことはなかったので良かったです。折れたら帰れないです。急制動はできないかもしれませんが、普通に走る分には問題のない曲がり方です。
あとは私の左半身。バイクを起こすとき、一回目に途中まで起こしたものの、漏れたガソリンに足を滑らせ、軽くバイクに足を挟まれました。ずきずき痛むので、あとで確認したら、軽く皮がめくれている程度でした。血だらけになっていなくて良かったです。高速走行中に転倒したり、コーナリング中に転倒したら血だらけになっていたかもしれませんが。出血はなくとも、骨が痛みます。あとバイクを起こすのに普段使わない力を使った物ですから、体の節々が痛いです。てこをつかうとは言っても、やはりそれなりに力を使いますから。それに教習所で行った、バイクを起こすコンディションとは違いますし。教習所では平坦な道ですが、今回のように坂道だったり、以前のように違うバイク側に倒れ込んだり。
事故は確かに経験値にはなりますが、命の保証がないですもんね。しかし無事故だったら、いざ事故を起こしたとき対処できませんし。生涯無事故なのが一番なんでしょうけどね。
Tuesday, April 11, 2006
Laboratory::SupportVectorMachine - SVMは難しいけど
魂詰めて研究しているだけではなく、恐らくは今週中に実験を済まして論文を書かなければならないという切迫感にやられているのかもしれませんが。今月中に考えをまとめようと思っていたことを二、三日でやろうというスケジューリング。しかも今日はあいにくの暴風暴雨。あんまり気分はよろしくないです。
私がやっている研究で、一部機械学習を使いたいと思っていたので、前々からニューラルネットだのグラフィカルモデリングだのサポートベクターマシンだのを調べていました。ともかく特徴といいますか、得意不得意を把握し、使い方はどんな具合なのか、というのを勉強していました。アルゴリズムまでマスターしようとすると時間が掛かりそうです。
上にも書きましたが時間が迫ってきているので、自分で学習プログラムをコーディングしている時間はないです。もしかしたらWeb上でライブラリとして転がっていないかな、と思ったら、解説付きでリンクを張ってらっしゃる方のサイトがありました。「分離超平面を用いて高い汎化性能を持つ」っていうのがいいですね。NNは関数近似、グラフィカルモデリングは統計的に相関をみるんだったっけ?目的に添っているのはSVMっぽかったので、LIBSVMを使う方向にしました。
そして学習させるデータの形式を決めていきます。あれ、200数次元ベクトルになってしまった…(笑)SVMの性能をまだあまり理解していませんから、この数字が多いのかそうでもないのかがわかりませんが…気持ちとしては次元圧縮したいところだったりします。
Sunday, April 09, 2006
Laboratory::Instituto - 国内の学会は?
…国内すっ飛ばして海外ッスか!?
あ、いや…まだ研究内容が発表できる段階じゃないような気が…と思ってたら、ハワイいけるんですよ?と勧められました。は、ハワイで釣らないでください(汗)そりゃあ国際会議に出ることが出来れば、単位は修得できますしハワイに行けますし、いい経験になるでしょうから良いことずくめのような気はします。が、研究内容の状態に加え英語がしゃべれないと来てます。開催される夏までどれだけ必至に頑張れというのでしょう。
卒論のバージョンアップ版でいいですと言われましたが、そんな程度でいいんですか!?と心配でなりません。一応、私自身今年一年間の研究方針は固めましたが…何せ実験ができるところまでシステムが作れていないので、こんなこと考えていますよーという程度しか発表できません。出来ていないものを、貴重な時間を割いて来ていただいている方に発表して良いものなのでしょうか。ともかく、教授と要相談ということで。
あと、今日ちらっと教授に留学の話をほのめかされました。国際会議の話の前に、留学の話が先に耳に入ったのですが…今日は海外がらみの話が多かったです。教授がどこまで本気なのか全くわかりませんが、留学できれば自分にプラスになるのは確実です。もし留学したら…と勝手な妄想がふくらんでいきます。今借りてる部屋はどうなるんだろう?親はなんて言うだろう?バイクどうするんだろう?今のレストランのバイト、5年は続けますって宣言したのにどうするんだろう?外国の女の子はかわいいだろうか?…って最後は余計ですが、興味半分怖さ半分、ってところでしょうか。留学したとしても殆ど語学勉強みたいなもので、一年間海外の大学に留学して学位をもらっちゃうのだとか。
とかく、本当に国際会議で発表することになるのかどうか、来週の行動いかんっていうところです。
Tuesday, April 04, 2006
Touring::Camp - 卒業旅行キャンプ(5)
何とかあぐり窪塚にたどり着いたのですが、座る場所が見あたりません。恐らく商品を並べる場所であろう場所はあったので、そこに座ることにしました。やはり、ここで寝るわけにはいきまんので、ホットコーヒーを飲んだ後、再び走り始めることにします。そういえば、途中の山道で、なんとか休憩所…って名前忘れてしまいましたが、照明はないものの、屋寝付きの小屋があったような気がします。明らかにここから1時間以上は掛かりそうな距離だったのですが、もうそこしかない、と腹をくくりました。
真っ暗ですし、視界は最悪、路面状況なんてさらに悪い。40キロ以上なんて出せません。あぁ、山道だ、坂って怖いなぁ、コーナーも怖いなぁ…そんなことを考えていると、ふと前方に、屋寝付きの休憩所のような場所があるではないですか。私が考えていた場所とは違いましたが、屋根があり、普通あまり人が寄ってこなさそうな場所でした。景色を眺める場所のような。運転に疲れた人が立ち寄りそうな場所でした。
ここだ!と思い、バイクを待避させ、ベンチに腰を掛けました。時折車が通りますが、この雨量だったらここには誰も立ち寄らないだろう、と勝手に思いこみ、ここで一晩明かすことにしました。
とりあえず、寝袋を一枚出して、ベンチの上にひきます。服は水浸しでしたので、ある程度脱いでから寝袋に潜ることにしました。下着のみです。持ってきていた着替えなんてとっくにびしょびしょです。防水加工のバッグが欲しいと心底思いました。ツーリングマップルもひどいことになっています。
寝袋は冬用ではありませんので、こごえてしかたありませんでした。持ってきていた猛一枚の寝袋を使い、二枚重ねにし、寝袋の中にカイロを詰め込みます。体はある程度暖かくなってきましたが、風があまりにも強すぎるため、屋根があっても関係なく雨が降り注いできます。寝袋から顔を出していれば雨が顔面を直撃。寝袋に潜っても、髪の毛が雨晒しにあって頭だけびしょびしょ。こんな状態で眠れるのかと思いましたが、1時間ほど横になっていたら徐々にまどろみ始め…起きたら見ず知らずの人が目の前に立っていたらどうしよう、という不安もありましたが、やはり疲れが出てきたのか、いつの間にか眠ってしまいました。(続く)
Thursday, March 30, 2006
Laboratory::Sensibility - 感性の違い
というのも、今日、しゃべり方がすさまじくとろい同研究室の友人が、「先生を利用する」という言い回しを使ったのですが…私の印象からするに、「先生」は目上、「利用する」というのは利用される物よりこちらの方が立場が上にあると考えちゃうのです。つまりこれは、目上の人に敬語などを使わなず、むしろこちらの立場を持ち上げるような表現のように思います。ということは、「先生」に対して「尊敬」などの感情はなく、「卑下」する感情が見え隠れするような気がします。
それを友人は、「先生を利用する」も「コンビニを利用する」も、「先生と協力する」も「ギブアンドテイク」もすべて同じ感覚だと言い張るのです。言うのではなく言い張るのです。こっちの言い分はまったく聞いちゃいない。っていうか「先生」も「コンビニ」も同じ立場なんですか。そんな無茶な。
「尊敬」だの「卑下」だのという単語が、その場で浮かんで来なかった私も、たいがい頭の回転が鈍いのかもしれませんが…前々からこの人とは肌が合わないと思っていたところ、「人が持つニュアンスの違いって難しいよね」みたいな発言をするわけですよこの人は。私は、お互いの考え方が違いすぎることを認め合ったような気分になったので、間食がてら食べていた菓子パンをそそくさと食べて、談話室からさっさと出ていきました。
前々から、この人に良い印象を持っていなかった私ですが、ホントにこの人は感性情報処理の研究をやっていけるのかと思ってしまいます。もうちょっと他人の意見を聞いてくれれば、ね。こちらが何か言えばすぐさま切り返す言葉は「でも」ですから。何を言っても「でも」と反論、否定されるといくらなんでもしゃべり掛けるのが嫌になってきます。感性の研究をする前に、自分の感性を磨いて欲しいと思いました。
Wednesday, March 29, 2006
Myself::Policy - 向上心の塊
私は、何事も取っつきの良さは悪いです。悪いのですが、その悪い点を目の当たりにして、改善していこうという気持ちはすごくあるのです。
高校の頃、剣道部で、基本的な稽古でさえすぐばててしまい、なかなか基本に即した技が出来なかった記憶があります。それが、部活引退間際には基本に即した技が、部員の中では誰よりも綺麗にできるようになっていました。自負ではなく、顧問の先生に言われたからこう書いているだけですが。
今のバイト先であるレストランでも、美しく盛りつける+短時間で料理提供をこなさなければならない状況。去年の6月から準社員として入社してからというもの、なかなかおもうように仕事がこなせない状態でしたが、最近になって、自分でもレベルアップした感があります。そこは、店長の、「料理は芸術だ」発言や、「そんなんだからいつまでたってもできないんだよ」発言を受けてということもありますが、自分の欠点を見つけた瞬間から、私は自分の欠点を改善するために頭をフル回転させます。
「やればできる」という言葉がありますが、ただがむしゃらにやれば良いのではなく、現状を改善する努力をすれば「成せば成る」んだという自負があり、結果「向上心の塊」の私が出来上がっていたりします。ポジティブすぎる考えかもしれませんが。
関係ないですが、http://tekipaki.jp/~clock/software/index.htmlの成分解析ソフトにて解析した結果…
向上心の塊の成分解析結果 :
向上心の塊の80%は華麗さで出来ています。
向上心の塊の12%は汗と涙(化合物)で出来ています。
向上心の塊の4%は媚びで出来ています。
向上心の塊の3%はハッタリで出来ています。
向上心の塊の1%は愛で出来ています。
多分適当な解析だろうと思いつつも、若干現実味を帯びた結果に括弧笑な気分に(笑)
Tuesday, March 28, 2006
Laboratory::Work - 所詮金ですか
企業からのオファーということで、報酬が発生することになります。10人の人に対してアンケート調査を実施したのですが、当初予定していた3人が無断欠席。何してんの!?っていう気持ちでしたね正直。遊びじゃないんですから。うち二人は次期マスターの一年です。残り一人はドクターの方です。来られないんだったらその旨を連絡してくれと、私はメールに書いておきました。
しかしながら、どうも私以外の人は報酬が発生することを知らなかった様子。ならば報酬が発生すれば来たのでしょうか。来たかも知れません。報酬が発生するので、それなりに真剣味を持って望むべきだったし、早々にアンケートを終了した人なんて特に。そういったことを先輩に言われました。報酬の話はメールに書いておくべきだった、と言われました。
確かに、その点は重要ですから、私の失敗です。が、報酬が発生しないと考えた場合、メールの内容を無視して姿をくらましていいのでしょうか。いきすぎた考えかも知れませんが、参加しなかった人たちは、報酬がないなら研究の協力をしないくらい、普段からいい加減な気持ちでいるということなのでしょうか。参加できない、参加しないならその旨をメールしてもらわないと、急遽人を捜さなければならなくなります。マスター以上の学生だから大丈夫だとタカをくくった私が悪いのでしょうか。所詮、学生だということでしょうか。
今度、報酬の話をアンケート参加者の人たちにメールしますが、無断欠席した人にもちらっとしてやろうか、とか思いましたが、ひねくれた行為なので止めておきます。お金がからんでいる話をすれば、もしかしたら全員出席してくれたかもしれない。そう思うと虚しさを感じます。現実、こんなもんなんでしょうね、きっと。
Monday, March 27, 2006
Motorcycle::BackStep - 峠にて
以前、バンク中にステップを擦るようになってきたため、バックステップに替えたという話を見たことがあります。バックステップにすると、擦らなくなるんでしょうか。だとしたら、バックステップ購入を真剣に考えようかな、と思いました。
Laboratory::AllocationOfRoles - 新役割分担
この分担内容が、いい加減と言いますか、効率的でないといいますか。機能している人としていない人がいるわけです。掃除係に関して言えば、掃除用品の購入、掃除日の通知など全て私が行っていましたが、買い物係がいるのになんで私が購入しにいかねばならないのか、という疑問がありました。
研究室のためというよりも、この中途半端な分担が気持ち悪いですし、研究室の人らのいい加減さが気になるのです。いい加減はいい加減でいいのですが、やることはきちんとやらない人は好かないです。
ということで、掃除係が新しい三人に決定したので、掃除係内でも、来年度はきちんと分担してやろうと思い、掃除の管理は私、掃除用品の補充や、ゴミ箱管理は留学生の方にお願いしました。メールが返信されてこないので、分かってるんだか分かってないんだかわかりませんが。
私の頭の中では、掃除用品の補充は、買い物係に頼んで購入してきてもらい、費用は会計係からもらう、というような流れになると思っていました。そんな話を、酒の席で会計係の人に話していたのですが…掃除用品の購入費用が、無駄に高くなった場合(例えばディスカウントショップで買わずにコンビニで買うなど)、掃除用品の補充する人には言わずに私に言うというのです。なんでそんなに周りくどいのでしょう。お金を渡す相手に直接いえばいいのに、その場で言わずになんでそんな間接的なのか。直接言ったところで、私に伝わらないわけではないでしょうに。
その理由に、掃除係の内情は一切こっちは関知しないから、とか言い出します。意味不明です。というかそれなら買い物係に言えば済むでしょうに。お金を取りに来た人には言わず、買い物した本人にも言わず、なんで私?それを聞いても再び、内情は関知しないの一点張りです。
話が全然進まない上、内容が些細なことなので、先輩が止めに入ってくれましたが。先輩の言い分では、留学生の方には何かと物を言いにくいところがあるのだそうで。ちなみにこの先輩は会計係でもなんでもありません。
回りくどい、と言えば、私がお金を徴収し、掃除用品を買ってくればそれが一番手っ取り早いです。そうしない理由は、各係りをきちんと機能させたいですし、買い物や飲み会などのお金管理はどこかで一括管理したほうが良いと考えたからです。しかし彼の言い分は、面倒なことや、果ては留学生の方とはかかわりたくないとしか受け取れません。つまるところエゴです。
私もこの一年間、結構身勝手に動いていたときもありましたが、やることはきちんとやりました、最低限のことは。仕事をやらないときは、人手が足りているからと判断したからだとか、連絡がこちらに届いていなかったからだとかです。
彼はこのように意味の分からない、というよりも筋がおかしい言い分をすることが多々あります。考え方が偏り、かつ自分の意見を曲げず、人の意見を聞きません。それでいてしゃべり方は遅過ぎ…とか欠点を挙げ出すとどんどん出てくるので止めますが。以前私も考え方が偏って、無意味にガンコだった時期がありましたが、周りが迷惑ですし、恐らく自分にとっても損です。彼のためというよりも、迷惑を被っている私がいつまで耐えられるかわかりません。だからというわけではありませんが、最近はより鋭い言葉で、悪い点の指摘を示唆したりしています。そのうち直球で指摘するかもしれませんが、あと二年間は同じ研究室にいるわけですし…これこそ面倒な話です。
Thursday, March 23, 2006
Laboratory::LackOfSleep - 研究意欲満々
昨日帰宅したのが深夜の1時半。研究室に向かったのが早朝5時。内数時間はWebを眺めたりしながら晩酌です(樽生サーバーが相変わらずいいビールを飲ませてくれます)。布団に入っていたのは実質30分程度。多分寝てません(笑)早朝に、ネギ焼き+塩焼きそばのコンビニ弁当と、アミノバリューを購入し、静かな研究室で黙々と研究を開始します。
ここまで研究したい衝動にかられたのは、昨日ちょっとピコーン!とひらめきがあったせいだったりするわけでして。時々書いてますが、私は感性情報処理に関する研究を行っています。友人は顔文字からの感情情報推定だとか、感情情報を付与したコーパス作成に関する研究を行っておりますが、私の場合、そういったサブ的な技術関係ではなく、文から感情を推定するシステムの研究を行っています。感性情報処理のど真ん中って感じがしちゃいます。
最近少しだらだらした研究具合だったのですが、友達や先輩の話を聞いて、ひらめきが来たんですよね。しかも、多分向こう一年分の研究ガイドラインが決定したかなー、ぐらいの勢いです。うちの教授陣は、こちらからアクションかけないと結構放置するようなところがありますから(もちろん気にはかけてくれています)、一年足らず研究室にいただけですが、自分で研究内容決めていかないとヤバイというのは感じるようになっています。当然っていえば当然なんですけどね。かえって私にとっては自由な感じがしてやりやすかったように思います、この一年。あと五年はこの研究室にお世話になると思いますけどね。博士課程前期、後期ありますから。
そんなこんなで、今日一日は眠いといいますか、なんだか頭がぼんやりした日でした。研究はガシガシすすめましたけどね。
夕方頃、ちょくちょく私が愚痴を書いている友人が部屋に入ってきました。私のメモ書きを見て何が言っています。字が綺麗だとか汚いだとか、そんな話です。
さらに話は続きます。毎回思うのですが、私の所にきたり、なんだかんだして時間つぶさずにとっとと自分の研究進めろよなー、と思います。彼は、今グラフィカルモデルについて勉強中だとか。その話を私にするのですが…知らない単語をタラタラ並べて、自慢ですか?楽しいですか?うざいので、気持ち話をそらさせてやります。ささやかな抵抗です。
私の研究内容についてもツッコミをいれてくわけですこの人は。この内容だと、形態素解析の結果を使えばできるよね?とか言い出すわけです。っていうか使ってますし、まだまだ私が思う研究の一端の結果に過ぎないわけですが。アナタが見てるメモ書きは。
どーもこの人は否定口調だからいけない。展望とか、将来とか、そういう単語をこの人から聞かない。以前一度私がガツンと研究内容の話を持ちかけたことがあるのですが、この人話下手な上に私と考え方がどうにも違う様子。私の方が考えがポジティブすぎて、あまりにも先の方を見過ぎなのかもしれませんが。
とかく、ひらめきをすぐに形にしたくなって眠れなくなるなんて、自分で言うのもなんですが研究職が向いているんだろうか、とか思ってしまった一日でした。
Tuesday, March 21, 2006
Laboratory::Behavior - 喋りながらの挙動
彼の良いところを誰か教えてください。そんなことを考えてる自分は、どんどん性格がひねくれていくような気がする今日この頃です。
Monday, March 20, 2006
Touring::Camp - 卒業旅行キャンプ(4)
近くにある自販機でホットコーヒーを買い、冷えた体を温めます。温めるのはいいのですが、すぐ尿意を催すので、雨が降っているのをいいことにそこいらで適当に用を足します。ああ、今回の旅で一体何回立ちションをしたかわかりません。
ここで再び考えます。この豪雨の中、走るならばいずれにしても夜では気温が低い上、視界が悪いのであまり好ましくありません。走るなら、日が昇ってからが良いです。幸い、寝袋だけは二つ持っているので、野宿という選択肢が良いように思われます。しかしここはバス停…どう考えてもここで寝るのはマズイです。
しばらく走れば駅の道「あぐり窪川」があるので、とりあえずそこを目指すことにします。しかし、30分近く走らなければたどり着けない距離。30分も再び雨晒しに会うのは辛いものがあります。
意を決して走り出します。こんなびしょびしょな状態で、走行しているよりも、停車しているほうが寒くない、むしろ暖かいと感じるなんて、なんか変な感じです。間違いなく寒いはずなのに、暖かいと感じるときがあるのですから。冬に水道水が温かく感じるときに似ているかも知れません。
走っていると、ふと目的とは異なる道の駅を発見。そそくさと進路変更し、停車します。そこで再びホットコーヒーを買い、体を温めます。あまりにも寒いので、ついに持参してきたカイロ発動です。

ともかく、野宿せずに進むのは危険ですが、この場に止まっていても仕方がないと判断した私は、雨が弱まるのを待って、再び出発しました。(続く)
Sunday, March 19, 2006
Programming::C++ - 他人のソースを拝見
私はMFCやらODBCやらで悩まされるわけです、といいましても、ODBC周りは以前一回悩んでいるのでさほど悩まずコーディングが完了します。悩ましいのは、クラスを追加したときなどVisual Studioが自動で生成してくれるヘッダの汚さですね…なんでprivateとpublicなメソッドを整理して並べないんでしょう。気持ち悪いです。
さて、開発を分担して行うということで、私の中では先輩のモジュールをスタティックリンクライブラリとして受け取り、適当に呼び出して完了だと思っていました。先輩はというと、ソースごと私に渡して、まとめてコンパイルさせるつもりだったようです。
スタティックリンクライブラリですよね?と聞くと、お顔にはてなマークが浮かんでいらっしゃったので、何もいわずにソースコードを受け取ることにしました。まぁ、こちらでライブラリ化してしまえば整理できる問題なので。気にせずライブラリ化に勤しみます。
ライブラリ化するにも、とにかく私が呼び出すべきメソッドはどんな名前で、どんなインターフェースなのかを調べる必要があります。メソッド名だけはメールで教えてもらっていたので、ああこれか、と分かりましたが、出力される文字列の形式がさっぱりです。あとは、サンプルプログラムをみてねみたいなノリだったので、少し頭を抱えることになりましたが…動かしてみて、出力データを見れば済むのでよしとします。
…どこに何が出力されるんだろう…という事態に陥ります。ともかく、ソースコードを追えば済む話です。…ってファイルに出力して結果の文字列を捨てちゃってるじゃないですか。じゃあ私のモジュール側でそのファイルを解析しにいけと?な、なんて周りくどいんだぁぁ…
これは文字列で渡すようにしてください、とメールを打っておきました。文字列を投げてくれれば良いところを、一度ディスクのIOを挟むのは無駄すぎです。
そしてライブラリ化をすすめるわけですが…まぁ、VSで作ったから仕方ないのかも知れませんが、メインとなるクラスのprivateメソッドや、使わない(私側には関係のない)publicメソッド、構造体定義が多すぎです。クラスの使い方が分かりづらくなるだけでなく、これらの(私にとって不要な)メソッドや型定義に必要なヘッダファイルのインクルードが大量に発生します。コンパイル時間が延びるだけです。
先輩のソースを改変してもいいのですが、後々先輩がソースコードを更新することを考えると下手にいじれません。ということで、先輩のモジュールをラップしたクラスを作ることにしました。このクラスでは必要最低限のメソッドしか定義していません。私にとって不要な定義は隠蔽したことになります。
隠蔽にはPimplイディオムを使います。ラッパークラスを作るにしても、継承を行えば先輩のモジュールのヘッダをインクルードしなければなりません。このヘッダは冗長な定義やインクルードによって、ヘッダファイル自体も巨大であり、冗長インクルードによるコンパイル時間の増幅を招きます。ですので、私のモジュール側では先輩のヘッダはインクルードしないほうがよいです。Pimplイディオムなら、先輩が定義したクラスらを完全に隠蔽できます。クラスを隠蔽してしまえば、利用者側である私のモジュールは先輩のクラスのインターフェースを知らなくてもいいわけですから、先輩のヘッダをインクルードしなくてもよくなります。
先輩のヘッダをインクルードしたくない理由はもう一つあります。グローバルなスコープで'using namespace std'を宣言してしまっていることです。ソースファイル内だけならともかく、外部公開用のヘッダに宣言してしまっているのです。ヤバイです。利用者は、宣言しているつもりが無くても、知らず知らずのうちに、stdという名前空間を省略して、stdに属するクラスらを利用できる状況に置かれてしまうわけですから。
ドクターの先輩なので、もっとハイレベルなコーディングができれば、もっと効率的に実験が進みますよ…なんて面と向かっては言えませんが、そんなことを思った一日でした。
Saturday, March 18, 2006
Motorcycle::StearingDumper - ステダンが欲しいと思った瞬間
今日は少し風が強く、寒いかな?と思ったりもしたのですが、ほどよく暖かかったので、鳴門スカイラインへ走りにいってきました。市街地で走るのとは異なり、山道のような曲がった道は練習する機会が余りありませんから、適当に機会を見つけて走りに行きます。
徐々にスピードにもなれてきているのか、前来たときよりも速く走り抜けられます。速く走ることだけを考えて、事故をおこすのはまずいですので、毎回安全マージンは残しながら走ります。ただ、その安全マージンをどこまで削れるか、というせめぎ合いの中走りますけどね。
鳴門スカイラインを走った後、次は香川方面へ走り、大阪峠へ向かいました。途中長い一直線の道があるのですが、車が全然無かったので少し飛ばしてみました。風が強い性もあってか、100キロも出すとシートまで強く振動します。そう感じる一方、100キロくらいで、あ、ちょっと速いかも、という程度にしか感じなかったりも。
大坂峠に入ると、思ったよりも道が狭くて驚きました。本当は、今日は久しぶりに青木海岸へいこうと思っていたのですが、ふと思いつきで大坂峠に進路変更しました。行き当たりばったりだけど大丈夫だろうか、という心配がありましたが、一度行ってみたいと思っていましたので。
道はいい感じに曲がりくねり、傾斜もあり、良い練習になります。ただ、本当に道が狭いので、対向車が怖いです。対向車は二台ありましたが、一台目とすれ違うとき、思ったよりも深くブレーキを握らないと減速しなかったので少し怖い思いをしました。ブレーキオイルが減ってきているのかも知れません。
途中、女性ライダーの方が、若干道が広いところで休憩していました。まぁ、こんな道じゃあ暴走族やヤンキーは来ないでしょうね。
走り続けていると、かなり急なコーナーも有ったりするのですが、車体を倒しながら曲がっていると、ハンドルがぶれて多少怖いです。鳴門スカイラインでも思いましたが、バンク中はハンドルがもう少し安定してくれるといいなとか思いました。まだまだ技術がショボイだけかもしれませんが。
ステアリングダンパーがついていれば、もっと安定した走りができるんだろうか。そんなことを思いました。
Wednesday, March 15, 2006
Cocktail::Shisonoha - 紫蘇の葉
- 紫蘇焼酎 1 oz
- グリーンティリキュール 1 oz
Laboratory::Whiteday - 持って来すぎですよ
そんなことを考えつつも、チョコをくれた子は普段なかなか研究室に顔を出しません。今日に限って顔を出すのもアレだろうからと考えて、多分来ないんだろうな、と予想して研究室に向かいます。案の定、チョコをくれた女の子は来ていません。結局、おかえし出来ず終いでした。
すると友人が私の部屋にやってきて、ケーキいらん?と聞いてきます。おかえしとしてあげる予定だったケーキが、返す相手が来ていないため残ったようです。聞いてもいないのに、手作りだといいます。しかも二人に返すつもりで、ホワイトデーとかはきっちり返したい性格だからケーキを作ったんだよ、とか言っています。そこで持ってきたケーキは二個かと思いきや六個持ってきたとか言います。何を考えているんでしょう。男の作ったケーキなんてあんまり食べたいとは思わなかったんで、今は食べたい気分じゃない、といってスルーしておきました。
そんなにたくさん作らなくても…と言うと、材料がもったいない、とか言い出します。また違う日にでも作ればいいでしょうし、たくさん作ったなら家族で食べれば良いでしょうし。
二個あまった、というならまだこんなに突っかかったりはしなかったのですが、六個も作って持ってきてる時点でサービス精神丸出しなんですよね…しかも持ってきてる割には誰にも食べてもらえないという。毎度毎度の空振りです、この人の。やりすぎ感のあるサービス精神はうざいだけなんですよね、ホント。
Tuesday, March 14, 2006
Work::PartTimeWork - 追いつけ気持ち
三次会はカラオケだったのですが、となりに座った女の子とよく喋っていました。彼女は旅行好きで、私はツーリング好き。ということで、色々話ができたのです。明けがた過ぎに解散になり、私はさっさと帰ってしまいました。
と、この様子を終始見ていたバイト先のおばちゃんら+店長。この日以来やたらと私の事を応援してくれるといいますか…おばちゃんに、付き合えたらいいな、みたいな話をしてからですね。応援半分、からかい半分って感じで世話を焼いてくれるわけです。
あまりにうれしそうに応援してくれるおばちゃんや、わざわざこの子と同じぐらいの時間にあがれるようにしてくれた店長を思うと、私の気持ちが大したものじゃない、なんてことは言いづらいものがあり…確かに仲良くなりたいような気はするのですが、別段ドキドキしないんですよね…むしろ、冗談か本気かわかりませんが、サークルの後輩の女の子が、ツーリングに連れて行ってくださいみたいな事を言うわけですよ。この子の方が脈ありかな、なんて思うところも。
そーんな嬉しそうに話されてもなぁ…と思っていると、そのうちバイト先で色んな人が応援しますよ的な空気を醸し出していることに気づきます。私の気持ちが中途半端な分、へんなプレッシャーがかかります。
メールしたりしぃよ、と言われるのですが、何メールしようかなぁ…って感じになるのが実際の所。高校生の頃は、無意味なメールを打ちまくれたのに、なんなんでしょ。実際の所、大学で研究して帰ってくれば夜も更けていることですので、メールしたい気分にもなれませんし。
考えてみれば、ここは頑張り時のような気もしますが…当の本人である私の気持ちがいまいち盛り上がってない、っていう…そんな私自身が、うざい!と感じる今日この頃です。
Sunday, March 12, 2006
Touring::Camp - 卒業旅行キャンプ(3)
ふと、先輩から電話があったことに気が付きます。どこかバイクを止められる場所を探し、先輩に電話します。どこでも止められるような気がしますが、たまたま狭い路地で、周りは民家だらけでしたので、路中はさすがに危ない気がしたのです。いくら暗くなってきたから、市街地から離れているからといっても、やはり時折車は通過していきます。なおかつ街灯も少なく、遅い時間ですので、路中していたら追突されかねませんしね。
何の電話だろうと思っていたら、どうもキャンプ場は豪雨に見舞われているようで、テントはびしょびしょになり、とても泊まれたものじゃないんだそうです。そういう話をしている内に、私のいる地域も豪雨に見舞われ始めました。
この時点で夜の10時半。私はこのままとんぼ返りしても良いと思いましたので、今回のキャンプは諦める方向に話が進みました。そのまま解散かと思いきや、一度四万十市のJoyfulに集まるとかいう話になりました。そのまま帰るのであれば、四万十市にいかず、そのまま帰った方が早いです。しかし、今日一度も顔を合わせず帰るのもどうなんだろう、という思いがあったので、とりあえず四万十市に向かうことにしました。雨の量は、相変わらず半端じゃないです。
四万十市に入ると、かなり雨は緩やかになってきました。Joyfulはどこだろうと思って探していたのですが、どこにあるかわからず。先輩に電話して、違うレストランに変更してもらいました。先輩らはキャンプの片付けなどで、こちらに到着するまでに時間が掛かるといいます。その間、飯を食ったり寝たりして体力を回復させておいて、といわれます。
体力を回復させるのはいいのですが…以前四国一周したときも、家に帰るまでは気持ちが高ぶって、眠るに眠れないんですよね。それに気持ちを高めておかないと、運転中うっかり眠ってしまうとも限りませんからね。
結局、2時間ほどぼんやりして過ごしたのち、先輩らは到着しました。待っている間、後ろでパチスロの話をしている学生らに対し、彼らは別世界の人たちのような感覚を覚えました(笑)彼らは、おそらく家は近いでしょうし、今日は確実に布団に入って寝るでしょう。私は…一体今日はどうなることやら。
現在居るレストランは、夜2時で閉まるそうで、このまま朝を迎えることはできません。Joyfulならできるということで、Joyfulに向かうことになります。とはいうものの、私は早く帰りたい気分満々でしたので、先輩に断って、単独で帰ることにしました。帰ることにしたのはいいのですが、外は再び猛烈な豪雨です。大して服に水がしみこんできていなかったので、まぁ大丈夫だろうと思いながら走り続けました。冷静に考えれば、走り続ければびしょびしょになることは間違いないんですけどね。やはり長時間走ると判断力が鈍ります、かなり。
私のコンディションもさることながら、XJRの調子も劇的に悪化します。おそらくなのですが、空冷であるXJRが水にさらされることで、エンジンが冷えすぎることにより、ガソリンの燃焼具合が悪くなるんでしょう。低速ギアでエンジンを暖めないことには、高速ギアでのトルクが全くでません。XJRの心配をしつつ、いよいよ服に水が浸透してきました。同時に体温の奪われ具合が半端じゃなくなってきます。この状態で、あと7時間走行すると思うと…さすがに身の危険を感じます。まず確実に風邪を引くでしょう。疲れも半端じゃなくなってきます。視界も最悪です。
視界が最悪といいますと、先輩のヘルメットはブラックのスモークが入ったシールドを付けていました。後で話を聞きましたら、レストランに来る前、もう一人の先輩のテールランプがかろうじてみえる程度であとは何も見えない状態だったそうです。そのため、あまりの恐怖に時速30キロ程度しか出せずにいたそうで、後にこの状態が夢で再現され、事故ってしまうという夢を見るようになったそうです。…完全にトラウマですね。
私はそこまで視界が悪くなかったのですが、さすがに状況が悪すぎです。とにかく、雨宿りをする場所を探すことにしました。(続く)
Thursday, March 09, 2006
Laboratory::Idleness - 楽するためには
私はこん詰めて作業しがちです。友人は怠けがち(怠けることを考えがち)です。
私はプログラムを組んで作業を楽にします。友人は人手で面倒な作業をこなそうとします。
頑張ることをしたがらない友人は、楽できるようにするためのプログラミングを勉強しません。いつも面倒くさがっていては、楽できるものも出来ませんし、解決手段となるツールも激減します。
例えば、研究のためになにがしかのアンケートを取るとします。プログラミングか、表計算プログラムが使えなければ、紙によるアンケート収集となります。電子媒体が使えれば、集計は楽です。Webアプリケーションが作れるなら、CGIによるアンケート収集ができるでしょう。
この友人には、楽するための努力を覚えて欲しいと思います。
Touring::Camp - 卒業旅行キャンプ(2)
高知市に入るまでしばらく他の車を見かけず、寂しい思いでしたが、高知市に入ればちょっと多すぎ、と思えるくらい大量の車。やはり温度差がずいぶんとありますね。山中だと寒いですが、街中はちょっと暑いくらいです。
高知市に入れば、四万十までは知っている道を走ることになります。知っていると言っても、1、2回走った程度ですが。200キロ程度の走行距離なら、多少疲れてきたかな?という感じです、実はそね。もうちょっと車間距離あけろよーと後続車に思いながら、所々自販機があるところや、道の駅で休憩を挟みます。いよいよ髪型がオカシイです、ヘルメットのせいで。
道の駅で休憩していると、先輩からメールが来ました。キャンプ場を変更する、とのこと。夜8時ぐらいの時点で変更するって何なんですか、と思いましたが。変更場所が、変更前と比べて近くなったのでよしとします。
人気が有る割りに、照明が恐ろしく少ない、微妙な雰囲気の道の駅を出発。しかし、相変わらずバイクの前輪からキュルキュルと異音がします(ちなみにこの異音の正体は、昨日バイク屋にて判明しました)。凹みつつも、見覚えのある道を走り続けます。走り続けて、左肩の痛みが相当なものになってきました。再び車も少なくなってきましたが、四万十市まで60キロぐらいの地点に来て、もうすぐだという実感が湧いてきます。ですが、このペースで行けば着くのは夜12時頃になりそうです。先輩達起きてるんかなぁ…と心配しながら走り続けます。本当は10時頃には着きたかったのですが。四万十まであと40キロくらいになり、雨がちらほら降ってきます。どうせすぐ止むだろうと思っていましたが…(続く)
Sunday, March 05, 2006
Motorcycle::Bicycle - バイクと自転車
「バイクって自転車と同じやろ?」
自転車と同じ感覚でいけば乗れるハズだ、という発言ですね。このときは何も考えませんでしたが、今になって思えばこの思いこみはまずいだろう、と思うわけです。
はたして自転車と同じように乗ればバイクは乗れるものでしょうか?自転車は小さい頃に練習して乗れるようになる人が大半でしょう。では何を持ってして自転車に”乗れた”と判断するでしょうか。転倒せずに、まっすぐ進むことが出来、曲がることができれば乗れたことになります。
ここでバイクでは、乗り方一つにしてもハンドルの握り方、クラッチ操作、体重移動、目線など、実に様々なオペレーションを身につける必要があります。そして、自転車の乗り方を練習するときとは異なり、バイクでは教官が、乗り方について細々とレクチャーしてくれます。
バイクは細かいところまで教えられ、理解しようとするのに対し、自転車は言ってしまえば自己流です。この自己流の乗り方をバイクに当てはめてしまってよいのでしょうか。自転車と比べ、重量、操作感など様々な点で異なります。これらのことから、自転車と同じだ、といって除ける教官は、頭ではなく体でバイクを乗りこなしているんだと思います。そして、体だけで頭もバイクの乗り方を理解していないのだとすると、多分この教官は教官に向いてないんでしょうね。実際、この教官は評判が悪いですし。
Tuesday, February 28, 2006
Touring::Camp - 卒業旅行キャンプ(1)
先輩らは朝早くに出発したのですが、私は午前中はバイトがあるため、昼の3時頃に出発することになりました。四万十川まで行くので、私は徳島市から池田へ行き、高知へ行って四万十へ行く、というルートを通ります。室戸岬経由だと遠いので、池田経由にしたほうが良いと先輩に言われました。
池田から高知市へ抜ける道では、大歩危と小歩危を通ります。オオボケってふざけた名前…と思いつつ。前日は、卒業論文の発表があり、その夜は打ち上げがあったため、バイトの時間も相当辛い物がありました。5時間睡眠でまだ酒が抜けきっていません。バイトが終わり、ここで本当は眠ってしまいたい状態でしたが、そそくさと荷物をまとめて出発します。ここで、バッグの中にゴミ袋かなにかで防水処置を施しておくべきだったのですが。
装備品は、寒くないようにスノボ用の靴下、ズボンは二重です。防御力をあげるため、普段は付けない足のプロテクタを着けます。すねから膝までをガードする大きめのプロテクタです。ウインドストッパーも装備し、出発します。
出発した時間では、まださほど寒くなく、むしろ少し暑いくらいでした。徳島市から国道192号線で池田まで行きます。途中、小腹が減ってきたりするとコンビニで軽く食料を買っては食べます。トイレに行きたくなればコンビニか、すいません、道ばたでやっちゃいました。山の中ですし、大丈夫でしょう。多分。
そして、大歩危に入り、コンビニでホットコーヒーを買おうとすると先輩から電話。現状報告ってとこですね。そんな電話をしていると、向こうの方でこちらを見ている人たち。最初は、私と同じくツーリングをしにきているのかと思いましたが、明らかにバイクが小さすぎますし、年も私より若い感じです。マフラーの音、走り方からするにヤンキーっぽいです。そりゃー見られちゃいますよね。はぅぅ。
コンビニを経ち、しばらく走っていると先のバイク集団が。ちんたらちんたら走るのが好きなんでしょうね、やっぱり。すぐに追いついてしまい、信号待ちで並んでしまいました。絡まれとうない!とか思い、スタートダッシュします。ふ、排気量が違うんだよ、と思いつつ、逃げます(笑)
走り続けていると、段々暗くなってきました。もう18時近く。いよいよ車の量も減ってきます。そんななか、前輪からキュルキュル…と異音が。ボルトがゆるんできたのか!?と焦りましたが、ボルトがゆるんできたのならこんな継続的に異音が鳴り続ける物なのでしょうか。ものすごい勢いでボルトが抜けようとしているのでしょうか。風切り音に混じって聞こえてくるので、実際かなり大きな音を立てているのかも知れません。不安に思いつつ、高知市まであと60キロです。(続く)
Tuesday, February 21, 2006
Laboratory::Complaint - 愚痴続きですが
「少人数なら大丈夫です。」と私。
「たぶん~えー、学部生と~ん~・・・修士の先輩方が~数人なら~大丈夫だとぉ思います。」と友人。
私が2秒で答えた内容を、この友人は10秒くらいかけて言いました。
普段からこんな口調なので、イライラする事もしばしば。
頭がよろしくないんだと蔑んで我慢することに…ってひどいですか、そうですよね(苦笑)
Saturday, February 18, 2006
Laboratory::Senior - 嫌われていく先輩
とにかくやたらお節介なわけです。世話好きなのでしょうし、世話をしてくれる先輩をありがたく思うべきなのかもしれません。ただ、行き過ぎるとありがた迷惑になり、さらにはこの先輩自体が嫌いになっていきます。
正直なところ、私はこの先輩の高圧的な口調が嫌いでした。嫌いになったのは、研究室に配属になって2ヶ月後ぐらいだったような気がします。私が徐々に嫌い始めていた頃、この先輩には私が「反抗的」な態度を取っているように見えたようです。「最近反抗的だから」というセリフをよく耳にした記憶があります。「反抗的」と言われると、あたかもこちらに否があるような印象を受けます。あなたにも否があるんですよ、と思い続けてきました。
そして、近々卒業論文の発表があるので、今度発表練習をするわけです。そのときには教授らも出席してくれるということで、作成したスライドの批評がもらえます。が、時期が時期で、その批評を受けたあと、スライドを修正し、修正した内容を教授らに見てもらえないのです。教授らも忙しいですから。
ですので、今度の発表練習の前にも練習をした方がいいと、この先輩は私に言ってきたわけです。いや、「いい」とかいう勧めるような言い方ではなく、むしろ「やれ」という強制的なものです。うーん、他の先輩の中には、何かを勧めるとき、むしろ「強制はせんよ」と最後に付け加える程の方もいるのに。
この先輩のしゃべり方は、あまり印象がよくない、と私自身感じていましたし、話を聞いてみると他の学部生も何人か同意見の様子。はっきりと「うざい」と言い出す友達もいます。この先輩の研究室内連絡メールを見ると、あまりにも冗長であり、個人的な感情や意見がちりばめられており、留学生が読んだら何を伝えたいのかが恐らくわからないという内容。不快を感じさせてくれます。
この先輩は本当に嫌い!と私自身思ったのですが、嫌いだから話さない、避ける、というわけにもいかないので、逆にこの人に従順になることにしました。おとなしく言うことを聞いてあげれば文句は言わないだろう、という考えです。極端な話、「はい」と答えておけば何も文句は言ってこないのです。
このような対応を、今まで取るようにしてきました。昨日の発表練習前の練習では、プロジェクタなどの用意が、思ったよりも遅く掛かってしまい、この先輩のいらだちが募っていくわけです。私からの言い訳をすると、直前までバイトだったため、研究室に来てから走り回って準備をしていたわけです。そんなに忙しなくなるなら他の人に頼めばよかったのですけどね。時間掛かるなら、もっと早めに準備するようにね、と普通に言ってくれれば良い物を。この人は「俺は時間にルーズなのが一番嫌いなんだよ」と言うわけです。この遠回しな表現に、私もかなりカチンと来ましたが、準備が遅くなった事実は変わらないので黙って聞きます。私に怒ってきますが、一言「すいません」とだけ言います。変に言い訳するとまたギャーギャーうるさいですからね。
実際、みなの発表練習に一番口をうるさくして言ったのはこの先輩でした。この先輩が一うるさいだろうなということは予想できていたので、隣の学部生の子と「適当に受け流しておこうな」と話してました。スライドの構成のことをよく突っ込んでくるのですが、この先輩が作るスライドのレイアウトもどうかと思う代物ですし。
ということで、正直この先輩には発表練習に来て欲しくなかったのですよね。この先輩は修士ですが、博士の先輩が来られるので、あなたは別に来なくても…とか思ったりするわけです。
話は変わりますが、バイト先でも徐々に嫌われていってる人がいます。バイト先の人やこの先輩をみていて、自分はそういう立場にならないように、っていうかなってないのかな、とか変に心配になってきたりもします。先輩の場合は自分勝手な世話好きという感じなので、反面教師にしようかとか思いました。
Thursday, February 16, 2006
Game::Creation - ツクールXPでの製作順番
製作するからには、やはり音楽や画像は自作物を盛り込んでみたいものです。しかし、そういうった素材作りに手を出していてはなかなかシナリオ作成が進まず、挫折してしまうような気がしてしまいます。
ということで、1や2は、製作中にシナリオを考えるという行き当たりばったりのような方法を採っていました(世界観などはあらかじめ決めていました)が、今回は先にシナリオの大筋を考えてしまうことにしました。
シナリオの大筋を考える際、登場人物を作ることから始めました。とりあえずこんな奴やこんな奴がいて、設定はこんな感じで、こいつとこいつのつながりはこうで…という具合に。それを元にシナリオを書いていきます。
大筋が三日で出来上がったところで、次はツクールを使って実際にシナリオを書いていきます。容量が1や2に比べて段違いにたくさん使えますから、気持ちよくシナリオが書けますね。マップ作成をしてはシナリオを書いて…の繰り返しです。
現在もシナリオを書いている途中ですが、これが終われば画像作成です。キャラのデッサンなどはすでに多少やってみたりして。画像作成しながら、戦闘システムのカスタマイズですね。スクリプトをいじくりまくって。
一作品を仕上げるのに、一年間・・・で出来ればいいなとかおもっています。
Tuesday, February 07, 2006
Game::Creation - RPGツクール
とはいえ、なにがしかの目標を持てば学習意欲は湧くものです。いいCGは描けなくともプログラミングはできます。XPを選んだ理由はこれだけだったりします。
RPGツクールというと、私の中では3で止まってしまっています。それ以後、何作か出ているようですが、よく把握していません。いわば1であるRPGツクール・スーパーダンテだったでしょうか。2はメモリーパックなどを使い、数作分保存可能だったり、かなで~るのコンバートデータを使えたり。当然のことながら、1よりも作成できるゲームデータは増量されていました。1を初めてみたときは、小学生ながらかなりの衝撃を受けたことを覚えています。
1も2も、自分なりのストーリーを完成させた記憶があります。2は友人にプレイしたもらったりもしました(ちなみに2部作(笑))。かなで~るで作曲し、コンバートデータをゲームのBGMに使う。中学生の頃ですね。去年の暮れ頃にもう一度プレイしようと思い、実家からスーパーファミコンを送ってもらい、2の方で作ったものをプレイしてみました。キャラの喋るセリフがくさいのなんの。3、4時間で前編、後編をクリアしてしまいました。しかしながら、まぁよく作ったもんだなぁと、過去の自分の作品ながら思ってしまいました。
3はというと、プレイステーションになりますが、高校の頃作っていて、途中で挫折しています。2と3とであれば、2の方が作りやすかったのと、若干ネタ切れだというのもあって止めてしまいましたね。3でも、相変わらずかなで~るを買って作曲してましたが。
大学生になり、パソコンでゲームを作りたいと思うようになりました。が、やはり一から全てを作るのは相当大変でした。何より素材がなく、自分で揃えなければなりません。大学の実験の一環で作成したゲームは何とか素材は作りましたが…パズルゲームでしたからね。RPGの素材を作るとなると相当大変です。
プログラムが作れても、素材がなければだめですからね。これまた挫折です。そんなこんなでしたが、最近ふと、RPGツクールのことを思い出しました。3でもう一度チャレンジしてみたいな、と。でも3をもう一度使うくらいなら、最新のやつを買えばいいかも、と考えました。最新のなら結構面白いことできるんじゃなかろうか、と。
そしたらRubyを使ってシステムをカスタマイズできるというではないですか。素材もデフォルトで大量にあるようですし。Rubyの勉強がてら、もりもりゲーム作ってみようかと思いました。
Friday, February 03, 2006
Math::ReccurenceEquation - 漸化式と特性方程式
私は数学が好きですが、専門ではないので得意不得意は往々にしてあります。中でも数列の漸化式は、高校の時に不得意な感があったので、今現在でも食わず嫌いのような状態です。等差数列や等比数列など、数列を習う初期の段階の内容は全く問題がありませんが。漸化式の何が苦手だったかと言いますと、特性方程式がちんぷんかんぷんだったのです。例えば、
an+1 = pan + q
という式がありましたら、まず次の特性方程式を解くでしょう。
x = px + q
…何でやねん!と思ってしまい、ここでしこりが取れず終いでした。特性方程式って何?と思ってしまい、しかし、多分こうしておけばオッケーなんだろう、と思うことにして済ましてしまいました。結果、漸化式を毛嫌いさせてしまうことになりました。
ふと、この漸化式の特性方程式について調べてみたくなって、調べてみました。
(http://yosshy.sansu.org/tokusei.htm)
結局の所、普通に
an
を等比数列と見なして解こうとしたときと、特性方程式を解くときと、やってることはそんなにかわらないのですね。やっと漸化式の特性方程式というものが腑に落ちました。漸化式の特性方程式について調べようと思ったのは、自然対数の底について調べたくなったからです。というのも、家庭教師をしているとき、自然対数の底の話が出ると、大抵生徒は疑問な顔をします。得体の知れない物を見ているような気持ちなんでしょうね。かくいう私も、自然対数の底といえば、円周率のように特殊な数である、という程度の認識しか有りませんでした。実はネイピアの数という名前があったとは知りもしませんでした
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%94%E3%82%A2%E6%95%B0)。
必要に迫られたときに勉強すると、こういった知識も面白いと感じます。最近はプログラムを作る関係で、プログラムのアルゴリズムの勉強はもちろんのこと、グラフ理論の事も調べたりもします。大学の授業で習ったときは、大して指興味も湧かなかったですけどね。
Wednesday, February 01, 2006
Programming::C++::Overload - 演算子オーバーロードの嵐
struct X
{
X(int _x, int _y) : x(_x), y(_y) {}
int x;
int y;
};
void func()
{
X a(0, 1), b(2, 3);
int z = std::plus<X>(a, b); // これは不可能!
...
}
ではStd.Plusを使わなければよいのでしょうか?使わなくて済むなら使わなくて良いでしょう。しかし、使わなければならない状況もなきにしもあらずです。
Std.Plusではありませんが、最近プログラムを組んでいて直面した事態があります。Std.Mapを使いたい状況になり、キーは組み込み型(Plain Old Type)ではなく、複数のデータメンバを持つクラスです。例えば次のようなクラスです。
class X
{
public:
X(const std::list<std::string>& x, const std::string& y) : x_(x), y_(y) {}
...
private:
std::list<std::string> x_;
const std::string y_;
};
ここでStd.Mapのキーとなる型に要求される事は、Std.Less、Std.LowerBoundがつかえる事。要はoperator==()とoperator<()を定義すればいいことになります。
operator==()は簡単です。全てのデータメンバとを比較するメソッドを書いてしまえば良いです。
class X
{
public:
X(const std::list<std::string>& x, const std::string& y) : x_(x), y_(y) {}
const std::list<std::string>& GetList() const { return x_; }
const std::string& GetString() const { return y_; }
bool operator==(const X& obj)
{
return (x_ == obj.String()) && (y_ == obj.GetList());
}
...
private:
std::list<std::string> x_;
const std::string y_;
};
問題はoperator<()です。"小なり"を意味するわけですが、何を持ってして大小比較するのか?ということです。とりあえず上記の場合、文字列と文字列のリストがメンバとしてありますので、文字列
x_
と文字列のリストy_
を全て連結した文字列とで大小比較する、ということを考えます。しかし、いちいち連結しているようでは非効率ですので、以下のようにします。
// class X内で定義する
bool operator<(const X& obj)
{
if (x_ < obj.GetString()) {
return true;
}
else {
return (x_ == obj.GetString && y_ < obj.GetList()) ? true : false;
}
}
Std.Listにはoperator<()が定義されていますので、上記のような比較が可能です。ここで、もしデータメンバ
y_
が文字列リストstd::list<std::string&g;
ではなく、テンプレート引数で与えられる、なにがしかのコンテナだったらどうでしょう。果たしてそのコンテナの型にはoperator<()は定義されているのでしょうか。もし定義されていないとしても、begin()、end()メソッドが定義されており、イテレータが取り出せるならば、operator<()を次のように書き直せばよいことになります。
// class X内で定義する
bool operator<(const X& obj)
{
if (x_ < obj.GetString()) {
return true;
}
else {
return (
x_ == obj.GetString() &&
std::lexicographical_compare(
y_.begin(), y_.end(),
obj.GetList()).begin(), obj.GetList.end()
) ? true : false;
}
}
Std.Lessは比較する対象となる型にoperator<()が定義されていなければつかえません。Std.LexicographicalComapreはあるシーケンスのイテレータを与えれば大小比較できます(詳細は
http://www005.upp.so-net.ne.jp/episteme/html/stlprog/algorithm.html#lexicographical_compareで)。
こうなってくると、operator<()だけでなく、operator==()内も、文字列のリスト同士を"=="で比較していましたが、Std.Equalを使って書き直したくなります。
// class X内で定義する
const std::string& GetString() const { return y_; }
bool operator==(const X& obj)
{
return (
(x_ == obj.String()) &&
(y_.size() == obj.GetList().size()) &&
(std::equal(y_.begin(), y_.end(), obj.GetList().begin())
);
}
このように、Std.Mapなどジェネリックなライブラリと複雑なクラスを混在させて使うと、どうしても演算子オーバーロードが必要となってきます。演算子オーバーロードは使いすぎるとソースの可読性が下がるとか下がらないとかという話をよく見かけますが、演算子オーバーロードを使うと様々な部品が上手い具合に組み合わさり、動作してくれますね。C++の強力さに驚嘆させられます。
Tuesday, January 31, 2006
Laboratory::Prep - 下調べの重要さ
そんな最中、最近研究内容が変わってきました。といいましても、一応広い目で見れば研究内容は同じですが、細かい点を見るとやっていることは全然違います。
私は"文章から感情を読み取る"ためのソフトウェアを作る研究をしています。感情を理解するプログラムを作りたい、と思うようになったのは、人工無能に触れてからです。現在MINAとKaguyaを私のサイトで公開していますが、KaguyaはMINAの後継であり、MINAはARISAを元に作成したプログラムです。これらの人工無能は辞書式といいますか、あらかじめ登録されている内容に応答するしか能のないプログラムであります。
それだけの能で、感情を理解できるかどうかは、検証していませんから100%出来ないとは言いたくないですが。ともかく現在研究では全く違ったアプローチをとっています。自然言語処理のツールはもちろん使いますし、他の必要と思われるリソース作成も行います。
リソース作成はいいのですが、感情を推定するために必要な規定といいますか、ルールのようなものが必要となってきます。例えば感情の種類。現在も研究室内で議論されています(私は私なりの考えで感情の種類は絞り込んでいますが)。種類を決めるにはどうするか?主観的に絞り込んだとしても、明確な理由がなければ、後々その種類では過不足が発生すること必至です。では理由付けを行うために心理学を勉強すればよいのでしょうか?おそらく良いと思います。が、我々は心理学というフィールドで研究しているのではなく、情報処理というフィールドで研究しているわけです。心理学を用いた感情の分類が、情報処理分野で一概に通用するとは限りません。ここでまた”通用するのだ”、という理由、根拠が必要となってきます。
研究室内の議論を見聞きしていて思うのですが、この理由、根拠がいまいち主張されておらず、にも関わらず、教授らはとりあえずやってみようというノリが見られます。時折深く追求する物の。対象としているジャンルがジャンルですから、深く追求しにくいのだと思います。専門は情報処理であるのに、研究の内容に心理学や言語が絡んでくると、どうしても手探りになってしまいがちなのでしょう。
私も手探りに研究を行ってしまいがちです。言い訳しますと、研究をするという姿勢はまだまだ身に付いているとは思っていません。去年の4月から、初めて研究という物をしているわけですから。何かと行き当たりばったりなところも有りつつ、先生や先輩の助言を受けつつ、という感じです。
そうこうしている間に卒業研究も終了しなければならない時期にさしかかってきました。研究の成果物はどれほどのものかというと、秋頃から大して変わっていません。しかし一応成果物があるならそれを発表すればいいのではと思ったりもしましたが、夏から秋にかけて行った研究は全く納得のいく物ではないため、むしろ発表したくありません。
なぜに秋頃から研究の成果が大して変わっていないのか、ということを考えますと、半分以上C++の勉強に費やしているところがあったような気もします。プログラミング言語の勉強に時間を費やしてしまったということを考えると、システムを作るためのプログラミング言語の選択を誤ってしまったのかと思ってしまいます。
代わりに、C++の力が付いたと思って辛抱するしかありません。プログラミング言語を使う力は付けようと思ってもなかなか付けられないですし。何かを作ろうと思わない限り、私の場合は勉強するモチベーションが出ませんから。
研究の成果が大して変わっていない理由として、他に下調べが足らなかったことが考えられます。先の心理学の話もありますが、研究の対象が対象ですから、専門分野以外もそれなりに把握、マスターしておく必要があります。それを見くびってたつけが回ってきた、とでも言うべきでしょうか。最近になって私は日本語を勉強しました。…なんだそりゃ、と思うかも知れません。何を勉強するんだと思うかも知れませんが、具体的には日本語の文法を勉強しました。自然言語処理のツールを使い、つまり形態素解析の結果を用いて、様々な処理を行うわけですが、どうも日本語の文法に関する知識が乏しく、自分の知識にのみ頼っていたため、研究がなかなか進まなかったように思います。同様に、心理学も勉強しなければならないでしょうが(これは以前多少なりと勉強しています)。
日本語の文法を勉強したおかげで、ここ数日で一気に研究が進みました。今行っている研究で、どんな知識が必要で、何を勉強する必要があるのかをきちんと理解、整理できる能力。これは大事だなと最近感じます。
Programming::C++::ExplicitSpecialization - if文のごとく
struct E {
enum EnumList {
hoge,
foo,
};
};
template<E::EnumList V> struct Hoge;
template<>
struct Hoge<E::hoge>
{
void operator()() const { std::cout << "hogeだ!" << std::endl; }
}
template<>
struct Hoge<E::foo>
{
void operator()() const { std::cout << "fooだ!" << std::endl; }
}
template<E::EnumList V>
void func()
{
... // 何らかの処理をする
Hoge<V>()();
...
}
これで関数funcにE::EnumList型の値を引数で与えることなく、
func<E::hoge>()
などと書けば、関数内でif文による分岐をしなくとも、構造体Hogeのどの特殊化された定義を使えばよいかがコンパイル時に決定できます。funcに引数としてE::EnumList型の値を与えなくて良いので、関数呼び出し時のオーバーヘッドは多少減ります。またifブロックがなくなるので、ソースの可読性も上がります。
一方で、特殊化した構造体Hogeを定義しないといけないので、若干面倒です。そこらへんトレードオフな感じがします。
面倒ですが、C++っぽくて素敵!とか勝手に思ってるので、私はつかえる時はこの特殊化による分岐をつかっていくような気がします。
Cocktail::HaZakura - 葉桜
- 日本酒 4/3 oz
- 緑茶リキュール 1/3 oz
- サクラリキュール 1/3 oz
Thursday, January 26, 2006
Anime::DragonBall - 海外版ドラゴンボール
GTよりZの方が印象に残っており、逆にGTについて色々調べたくなってしまいました。すると、なんと海外版のドラゴンボールがあるらしく。セリフが英語とかそんな次元ではなく、海外オリジナルストーリーだそうです。その名も
ドラゴンボールAF(http://otoco.gooside.com/text/dragonballaf.htm)なにやらスーパーサイヤ人5のみならず6だの7だの10だの出てくる様子。しかも誰彼かまわずスーパーサイヤ人になってるじゃないですか。…やめてくれ…と切に願ってしまいました。もう何でもありかとか思いました、見てて笑ってしまいましたけどね。
ちなみにストーリーに関してはこちらで詳細に書いてありました。
Society::livedoor - 社長辞任
そういえば、堀江さんはちょくちょく、どこからが違法なのかきちんと検討しているとテレビで言っていましたが、実は捕まったときのこともきちんと検討してたりして…ふと思っただけですけどね。
Wednesday, January 25, 2006
Cocktail::FairyBerry - 彼女へのカクテル
- ウォッカ 2/3 oz
- クレーム・ド・カカオ(白) 1/2 oz
- ストロベリーリキュール 1/6 oz
- 生クリーム 2/3 oz
追記:ちなみに度数は20度近く。ウォッカの代わりにスピリタスを使うとアルコールの強さはスピリッツ系近くに。甘いカクテルなのにスピリッツ並のきつさを加えると変なことになりそう…?
Tuesday, January 24, 2006
Society::livedoor - ライブドアって何をしている企業?
(確か)5年前、私は インターネットの無料プロバイダとしてライブドアを選んだことがあります。非力なマシンに広告表示プログラムを走らせなければプロバイダへの接続が不可能という仕様でしたので、しばらくしてから別のプロバイダに切り替えましたが(InterLinkだったような)。
それ以来、ライブドアについてはずっとインターネット事業者であるというイメージがありました。しかし堀江さんがちょくちょくメディアに登場するようになり、毎回企業買収だの株がどうのという話ばかり。一体この企業は何を生産、提供している企業なんだろうと疑問に思うようになりました。プロバイダでしたら、インターネット接続サービスを提供することになります。企業買収ばっかりだったら、物作りをしているのは子会社であり、親会社は子会社から美味しい汁をもらうだけなんじゃなかろうか(いや、実際は経営の話とか小難しい話があるんでしょうけど)。
ライブドアの経営方針を見てみると、次のように書いてあります。
急成長の中で歪みがちなマネージメント・営業の体制を再構成しつつM&A戦略を進め…(livedoor 会社案内 経営方針)
M&Aというと、企業の買収や合併を駆使した戦略のようです(http://www.interlink-ma.co.jp/ma/sho/contents.html)。アメリカなど海外では別に珍しくもない、と、テレビでみかけます。
それはそれとして、中心的な役員が捕まり、子会社がライブドアから離れていっている様子。元々買収されたってだけで、つながりが薄かったらしいですね。っていうことは、ライブドアが転けても、周りの影響はあんまりないんじゃなかろうかと、個人的には思ってしまったりしました。
Motorcycle::Hornet - 初めて知ったホーネットのシリーズ
この二人、なんとHornet乗り。Hornetって微妙に紙面上などで見聞きするのですが、多分FZにFazerという名が付いているように、多分違う名前があるんだろうなという気はしていました。
そこでHornetについてきちんと調べてみるとHonda製。写真見てみると、なんかこれはこれでかっこいいですね~。リア周りの雰囲気なんか好きです。肉薄なのが少々あれですが。私の頭の中は、3月に大型自動二輪の免許をとることで一杯だったり。最近やはり大型車に乗りたいと思っているのです。
HornetのシリーズはCB。CB系なんですね。Hornetの250は、古くはジェイドCB250Fがルーツのようで(http://www.honda.co.jp/pressroom/library/motor/sports/cb_cbx/index6.html)。HondaといえばCB、YamahaといえばXJRとかいう勝手なイメージが出来てしまっていたりする私。バイクの歴史とか見てるだけでも楽しいですね。
GroupActivity::Present - ヒットな卒業祝い品
さて、追い出しコンパで、卒業祝いとしてもらえる品が気になるところでしたが、まぁ大したものはもらえないだろうと勝手に思いこんでいました。適当にくじを引き、手渡されます。中身を確認してみると、なにやら和の香りを感じます。うーん、陶器か置物かなんかだろうか?と思ったら…なんと焼酎サーバーではありませんか。

後で聞かせてくれた話なのですが、もともとくじ引きの振りをしていただけだったようです。すでに、誰に何を渡すかは決まっていたようですね。ま、それが無難っていえば無難ですよね。しかしながら、ほんと嬉しいものを頂戴しました。お酒を飲むぶんには手間が増えてしまう品ですが、雰囲気が楽しめますから、これからは日本酒を飲むときはこれに移して飲もうかと思います。
Network::Blog::Customize - テンプレート変更+カスタマイズ
ところで、カスタマイズをする際に色々参考にさせていただいたサイトがあります。クリボウさんのBlogger Tipsです。タイトルからして色々Bloggerについて調べておられるようで、なかなか参考になります。これからちょくちょくチェックして、色々勉強したいと思いました。
Friday, January 20, 2006
Work::PartTimeWork - 子供らしいバイト仲間
それはそれとして、バイト先で働いている人たちは主婦か学生がほとんどで、学生はほとんど私が行っている大学の学生です。さらに言うと夜間主の人たちが多く、なおかつ私より年下が多いです。
結構色んなタイプの人がいるもんだと思いますが、ここで働くときに初めて仕事を教えてくれた子がいます。一個下の女の子です。初めて入ったときは、完璧に、昼間は全員主婦しかいないと勝手に思いこんでいたので、この人の年はいくつぐらいなんだろう…?とずっと考えていました。思いっきり学生でしたけどね。
この子はしっかりしてる感じ(+彼氏持ち)なんですが、子供っぽさ全開な子でもあったりします。うっとおしくなく、むしろ見てて面白いぐらいの性格だと思っています。休憩時間や上がり際に時々話をしたりします。先日、「彼女できましたかー?」と聞かれ、私は「ふられましたっ」と答えました。実は去年の年末、実家に帰ったときに、地元の子に告白して思いっきり振られていました。ははっ。なんのアプローチもなしに突撃していったので、そんなもんだろうって気はしますけどね。久しぶりに思い切ってみた感じがし、今年は頑張って彼女作りしてみようかな、と思います。
…という細かいところまでは話しませんでしたが、振られたことを伝えると、「えーっ!ほんとにぃ!?いやーあたし泣きそう!」…何でアナタが泣くんですかぁ~。なんでですのみたいな感じで、ついつい笑ってしまいましたが、もし自分が今の彼に振られるか、告白したときに振られていたら(彼女から告白したそうです)泣いて立ち直れなかったと思う、とのこと。もし自分が私の立場だったら…ということを考えてくれたようですね。
なんとも一個下の子とは思えない子供っぽさ満開の子ですが、この子がなんだかすごく人の気持ちの分かる人なのかも…という気がしました。すごく純粋な子なのかもしれませんね(ちなむと、私は純粋じゃなくとも、ストレートな性格の子を彼女にしたいなとか思ったりしますケドネ)。
Thursday, January 19, 2006
Network::Blog::Categorize - bloggerに疑似カテゴリー機能を
他に何かいい日記(Blog)サービスはないものかと考え、レンタルしているサーバに日記cgiを設置してみたりもしました。が、現在Bloggerに乗り換えたように、見栄えは劣っていました。それくらいどうにかなりそうなものですが、自分で設置するcgiはそのcgiのドキュメントを読み通す必要があります。おそらくこちらのほうが柔軟性はあるのでしょうけどね。namazuもつかえましたし。
結局、柔軟さもあり、Googleの傘下であるBloggerになにがしかの魅力を感じてしまい、現在に至ります。使い方もシンプル~ですしね。ただ、何もカスタマイズせずにいると、やはりはてななどのシステムに比べて機能が劣る印象があります。カスタマイズすれば、色々できるようですけどね。
中でも記事のカテゴライズは特にやりたいと考えていましたが、それに特化した機能は用意されていません。ですのでタイトルを見ただけでどんなカテゴリーに属した記事なのかが分かるよう、namespaceを思いながらタイトルを付けるようにしました(これは、記事が私が使用しているサーバへ保存することが可能なことから、namespaceのようなタイトル付けは、将来的になにがしかのプログラムで処理しやすくなるだろうという企みがあったりなかったりします)。
また、Googleの機能を利用してBlog内のみに対象を絞った検索バーが、Bloggerでは表示可能です。ふと、このblog検索を実行する際のクエリ文字に”Cocktail”や"Programming"など、タイトル文字の単語を与えたURLは、カテゴリー別記事表示機能につかえるのでは?と考えました。それで、早速blogの右サイドのサイドバー内にCategory項目を作ってやりました。
これはタイトルにnamespaceのような一定の書式に従った文字列を含ませていたことがよかったのでしょう。bloggerの柔軟性にちょっぴり感動してしまいました。
Wednesday, January 18, 2006
Programming::C++ - 二つのインクルードガード
// hoge.h
// ifndef, define, endifディレクティブでhogeが一回だけ定義されるようにする
#ifndef __INCLUDED_HOGE_H
#define __INCLUDED_HOGE_H
void hoge(int);
#endif // __INCLUDED_HOGE_H
// foo.h
#ifndef __INCLUDED_FOO_H
#define __INCLUDED_FOO_H
#include "hoge.h"
void foo(int); // 関数内でhoge()を呼び出す
#endif // __INCLUDED_FOO_H
// bar.c
#include "hoge.h"
#include "foo.h"
void bar();
void bar()
{
...
}
この手法の名前、正確には二重インクルードガードというのですね(http://www.02.246.ne.jp/~torutk/cxx/file/includeguard.html)。
ところで、大きなプログラムを作成しているとヘッダがモリモリ増えていきます。C++だとテンプレートを使ったクラスを作成しているとヘッダのサイズもバカになりません(さらに、doxygenでドキュメントを生成できるようにコメントを書いているので余計です)。二重インクルードガードだと複数回の定義は回避できますが、どのみちincludeディレクティブによりヘッダファイルの読み込みが発生します。この読み込みは明らかに冗長ですね。何せ必要ないヘッダを読み込んでいるわけですから。
この冗長なインクルードを回避するためには、上記コードを次のように改良します。
// hoge.h
#ifndef __INCLUDED_HOGE_H
#define __INCLUDED_HOGE_H
void hoge(int);
#endif // __INCLUDED_HOGE_H
// foo.h
#ifndef __INCLUDED_FOO_H
#define __INCLUDED_FOO_H
#ifndef __INCLUDED_HOGE_H // ここのifndefディレクティブを追加する
#include "hoge.h"
#endif // __INCLUDED_HOGE_H
void foo(int); // 関数内でhoge()を呼び出す
#endif // __INCLUDED_FOO_H
// bar.c
#include "hoge.h"
#include "foo.h"
void bar();
void bar()
{
...
}
この変更を行う前では、bar.cに置いてhoge.hが読み込まれ、foo.hが読み込まれ、さらにfoo.hの中でhoge.hをincludeしているため再びhoge.hが読み込まれます。二回hoge.hを読み込んでいますね。この変更により、hoge.h内の"
__INCLUDE_HOGE_H
"のおかげで、foo.h内の"#include "hoge.h"
"をスキップすることが出来ます。これを冗長インクルードガードというのですね。冗長インクルードガードをしていなかったため、VCでのコンパイルでは時間が掛かって仕方有りませんでした。冗長インクルードガードを施すことで、コンパイル時間は改善されました。ちなみにgccはこの冗長インクルードガードの手法をこちらが使わなくても、勝手に同様のことをしてくれるようですね。
Thursday, January 12, 2006
Laboratory::Arrangement - 資料室整理
私はバイトでレストランのキッチンに入っていますので、1秒でも早くスタンバイを終わらせ、料理を作り、お客様に提供しなければいけません。ですので、普段から何事も効率的に動こうとする癖が着いてしまっています。
これらのことから、最初に資料室でどのような配置でいくかの方向性を話し合った上、後は黙々と作業を進め、さっさと終わらせたい、そう考えてしまいます。物を持ったまま突っ立っている友人を見ると、許し難いものがありますとも、ええ。口より手を動かしなさい、遊ぶんじゃありません。…そんなことは言いませんでしたが。ものすごい勢いで物を収納していきながら、横目で周りを見ていると…おせぇよテメェら~…と思いつつも。A型っぽいB型な性格だと自分自身考えています(http://still-ai.net/blog/2006/01/bloodgroupcharacter.html)が、うーん、やはりA型的な性格になりつつありますなこれは。いつの間にやら別に走らなくてもいい廊下まで小走っています。
一方、「A型だから…」といいながら、(おそらく)几帳面に並べていく友人。それはいいんですが遅いんですよね…綺麗に並べようとするのはいいです(私も綺麗に並べたいです)が、考えすぎて遅いのは、あんまりいただけないなぁと思いました。
Programming::C++ - やりすぎる一般化
templateを使うことで、データ構造とアルゴリズムの分離が出きるのはいいのですが、templateで何でもかんでもオブジェクトをtemplate引数で宣言してしまうと抽象度が上がりすぎて頭がどっと疲れます。この、何でもかんでもやってしまうのが悪いんでしょうね…もっとスマートな方法があるんだろうな、と反省した一日でした。
Wednesday, January 11, 2006
Programming::C++ - ジェネリックな逆ポーランド記法
(+ 5 (+ (+ 1 2) (+ 3 4)))
単なる二項演算なのですが、これをジェネリックにしてしまいたいと考えました。つまり数字の箇所が全てオブジェクトにしてしまいたいのです。同じくLISPで書くと
(+ obj5 (+ (+ obj1 obj2) (+ obj3 obj4)))
ですね。LISPを詳細に知らないので、obj1~obj5に数値以外の物が何でも入るのかどうかはわかりませんが…
さらに演算子+も関数オブジェクトfを使って、C++では次のことをやりたいと思いました。
f(obj5, f(f(obj1, obj2), f(obj3, obj4)))
ジェネリックに上記の計算を実現したい(且つ演算対象となるオブジェクトの数も限定しないのですが、ここでは演算順序や演算対象オブジェクト数は上記で固定して話を進めます)となると、テンプレートを使ってモリモリ書いていけばいいでしょう。このような二項演算は、逆ポーランド記法の考えとスタックを使えば、プログラムしやすいです。
例えば話を最初に戻して、数値の二項演算がしたいとすると、最初に書いたLISPコードの式は逆ポーランド記法では次のように書けます。
5 1 2 + 3 4 + + +
演算対象の項が数値の場合、数値や演算子は全てアスキーコードで表現してやると、char型のスタックを用いれば計算しやすいです。C言語のアルゴリズムを解説した書籍とかでよく(?)見かけます。
ところが、数値ではなくオブジェクトだとどうでしょうか。同じくスタックを使って、演算対象が数値だったときのアルゴリズムと同様の手法を使おうとすると困ったことが出てきます。スタックに格納する物が、演算対象となるオブジェクトと関数オブジェクトとなってしまいます。型が異なるため、少々面倒です。演算対象となるオブジェクトと関数オブジェクトに、共通のスーパークラスを持たせて、スーパークラスのポインタが格納できるスタックを用意してやれば格納できます。
// 共通のスーパークラス
class X
{
...
};
// 演算対象のクラス
class Y
: public X
{
...
};
// 演算を行うためのファンクタ
struct Z
: public X
{
Y operator() (const Y& a, const Y& b)
{
...
}
};
int main()
{
// ここにYのインスタンスや,
// オブジェクト間の演算を行うためのファンクタZの
// インスタンスのアドレスを格納していく
std::stack<X*>s;
...
}
取り出したときにdynamic_castを使えば関数オブジェクトかどうかなどの判断も出来ます。
X* obj = s.back();
s.pop_back();
if (dynamic_cast<Z*>(obj)) {
// obj はファンクタ
}
else {
// obj は演算対象のオブジェクト
}
が、どうにも汚いような気がします。
結局、boost::anyを使うことで、共通のスーパークラスを用意する手間を省いて解決することにしました(実際はファンクタに渡す演算対象のクラスは同時に二種類のケースがあったので、template関数が大活躍していましたが、簡単のため上記は一種類です)。Perlを使えばスカラーリファレンスとサブルーチンリファレンスを配列にぶち込んで、ref関数でサブルーチンかどうかを判定する。これをやる手間はそんなにかからないですし。C++コードへ部分的にPerlコードを埋め込んでやりたいとか、変な衝動に駆られちゃいました。
Life::CellularTelephone - W32Hのミュージックプレイヤー
音楽のプレイヤーはパソコンを使うことなく、MP3プレイヤーを使っています。RiOの256MB、充電式です。もうRiOはMP3プレイヤーの開発をしなくなったのでしたっけ。USBメモリとしても利用できることから、もうかれこれ2年以上愛用しています。今256MBのメモリのプレイヤーを買おうとしたら1万前後で買えるんでしょうか。私の場合3万近くしましたけどね…
研究しているときは十中八句、ということなので、短くて3時間ほど、長くて8時間ほどプレイヤーは稼働しています。RiOのプレイヤーはUSBケーブルを使ってパソコンから電源供給できますので、バッテリーは大して気にしていませんでした。
ここで最近購入した携帯、au向けのW32H。HITACHI製ですね。パソコン向けサイトビューアやらお財布携帯FeliCa、デジカメ、FMラジオ、ミュージックプレイヤーなどなど機能満載で、ツーカーを使っていた頃に比べ随分リッチな気分です。このミュージックプレイヤーですが、miniSDカードを別途購入しない限り手持ちの音楽データを携帯で聞くことが出来ないのです。ですので、512MBのminiSDを購入してやりました。A-DATA製です。ついでにminiSDカードリーダライタであるサンワサプライのADR-MSDU2 も購入。USB接続できて、USBメモリ代わりにもなります。
早速miniSDへ転送するために、W32HをUSBでPCと接続します。聞いてみると、音質はOKですね。WMAやMP3をAACに変換しているようで、AACだと圧縮率も上がる上雑音除去やらの技術も使っている様子。AACの解説を斜め読みしただけですが、色々いい感じの効果が期待できるみたいです。
これでW32Hがパソコンから常時電源供給できればいいのに…と不満が多少残ります。音楽聞きすぎてバッテリー切れになると通話やメールが出来ませんからね。ということで、今日実際にどれくらいバッテリーが減るのかを調べてみることにしました。一昨日に充電して以来、通話はしていませんし、音楽を多少聴いただけです。16時から22時までぶっ通しで聞き続けてみました。すると3メモリある電源残量表示が一つも減っていませんじゃないですか。ま、5時間ほど聞いてバッテリーがなくなるようでは商品にならないと考えてもいいんですかね。やはりそれなりにバッテリーは持つようです。音量も最大限に絞ってますから、そのせいで消費電力が少なくなっているとも考えられるかも知れませんが(しかしこれでも私にとっては音量が少し大きいです)。
ストラップと一緒に付けたカードリーダライタ、容量たっぷりのminiSD、お財布携帯も活用できれば、本当に携帯が生活の必需品の一つになってきた実感が出てきそうです。ユビキタスの香りがしてきた…のかな?
Sunday, January 08, 2006
Computer::Storage - LinkStationへHD増設
HD-HB160U2の接続先はHD-H120LAN、つまりLinkStation。LinkStationにUSBデバイスを接続すれば、そのデバイスを認識してくれ、かつそのデバイスがプリンタやハードディスクであればLinkStation経由でデバイスを利用できるわけです。BUFFALOは、簡単に増設可能とか謳っているので、特に設定をせずとも、LinkStationの共有フォルダと同じ階層に増設したハードディスクの共有フォルダが出現するんだろうな、それともLVMみたいなことになるんかな、と勝手な期待をしていました。
実際の所は、増設したハードディスクが同じネットワーク上のマシンとして出現するようで、LinkStationをLANのハブに二台接続したような感じになるようです。なるようです、と書いているのは、私の場合は増設したHD-HB160U2がネットワーク上のマシンとして認識されなかったのです。LinkStationのネットワークグループ名をデフォルトから変更しているせいか、はたまたLinkStationの増設可能なハードディスクのリストに載っていないハードディスクを使ったためか。多分後者が有力のような気もします。よく確認しておけば良かったと後悔するものの、これくらいではめげません。
以前このLinkStationをいじって、telnetによるログインを可能にしています(http://www.still-ai.net/cgi-bin/diary/?200501a#200501050)ので、LinkStationにログインし、増設したハードディスクがマウントされているディレクトリを探しに行きます。このディレクトリを、LinkStationの共有フォルダの中へシンボリックリンクを張るなり、Windowsからネットワークドライブとしてマウントすれば良い話ですから。
ログインして、mountコマンドでどのディレクトリにマウントされているか調べます。すると/mnt2/usbdisk1にマウントされていました。他にusbdisk2というディレクトリもあったので、もしかして二台接続することも可能なのか?と思いましたが、メーカー側は一台だけ接続できると言っています。実際の所どうなんでしょうか。無駄にディレクトリがあるだけ?
ともかくこれで増設したハードディスクがつかえるようになりました。ログイン出来なかったらLinkStationにハードディスクを増設することは出来なかったですね。
Saturday, January 07, 2006
Life::BedDryer - 乾燥させた布団の寝心地
部屋自体はじめじめした環境というわけではないので、布団の状態は最悪、というわけではありません。部屋の日当たりもいいですし。ただ、いい加減ダニどもを死滅させてやらねば!と思い、布団乾燥機を購入しました。
最初はダニ殺しを目的に買ったのですが、乾燥機をかけている横で座りながらテレビを見ていると、なにやら横がやたら暖かい。乾燥させているので、暖かいのは当然なのですが…一時間ほど乾燥させ、布団に潜ってみます。すごく暖かく、ふとんもふかふかです。めちゃくちゃふかふかというわけではありませんが、少し気持ちのいい寝心地です。ただ、シーツ類はここしばらく洗っていないので、洗えばもっと気持ちいいんだろうなぁ…と思いました。おかげでぐっすり眠ることが出来、朝早くからのバイトもそれなりにがんばれました。正月のせいで夜型の体になってしまったせいか、最近朝のバイトがほんと辛いんですよね。寒いのは嫌いじゃないので、睡眠不足が原因でしょうし。なんで今まで買うことを考えなかったんだろうとか思いました(いや、単に布団乾燥機の存在を忘れていただけなのですが)。
Friday, January 06, 2006
BloodGroup::Character - 血液型的性格とのギャップ

典型的なB型、というより、A型っぽいB型、と言った方がいいかもしれない、と思ったりもします。表面的には几帳面そうでも、奥の方を見てみればいい加減だったり自由奔放だったり。あくまで自己分析ですが。
考えてみれば、A型っぽく見られるようになったのは、部屋を綺麗に見せようと考え始めた頃からですね 。整理整頓を心がけるようになると、人の雰囲気も変わるもんなのだろうかとか思ってしまいます。
今日もバイト先であるレストランの店長に、料理の盛りつけ方で突っ込まれたわけです。ちまちまやりすぎ、と。ぱぱっとやってぱぱっと盛りつけられるようになれと言われました。確かに、盛りつけを綺麗にしようと心がけるようになってから、端から見たらクソ丁寧に盛っているのかもしれません。A型っぽい性格だから、というか、凝り性なだけなんですけどね。
他に、何かと集団行動があまり好きでなかったりするわけです。自分の思うように動いたらだめですからね。周りの人間に合わせなければならない。どちらかと言えば苦痛のような。
凝り性ゆえにA型っぽくみられ、一方で自由奔放。A型っぽいB型というか、凝り性+自由奔放ですから、やっぱり典型的なB型なのかな、と思います。
Thursday, January 05, 2006
Life::MyRoom - 部屋の模様替えを計算する

最初こっちに越してきたときには、とりあえず家具を配置します。まあここが使いやすいだろう、ということで。実際数ヶ月、数年過ごしてみると、これがここにあると邪魔だとか、これはこっちにあった方が使いやすいということに気づいてきます。
ということで、ものが使いやすいように配置換えをするわけですが、同時に部屋が段々狭く感じられるようになってきました。ものを買えば置き場所に困ってくる=足の踏み場が無くなってくることになるので。
物が増え、押入に使わない物をしまい、さらに収納スペースがなくなり…私の部屋はゴミ屋敷予備軍になりかけましたが、サークルの後輩がよく家にくるようになってからというもの、部屋を掃除する癖が付くようになってきました。実を言うと、当時好きだった子も私の家に時々来ていたので、そのせいが大半でしたが。
人が大量に来ると、当然余計に部屋が狭く感じられ、もっと広い部屋だったらいいのに、と考えるようになりました。それからというもの、デッドスペースを意識し、徹底して無駄な空間を減らしていくようになりました。かつ、テレビとテーブルの位置を意識するようになりました。どうおけばたくさんの人が座れるか、など。
加えて、掃除しやすい配置を考慮し、去年の10月頃から私の部屋の配置は落ち着きました。どう考えても、これ以上広くできないし、掃除もし易い。ただ、寝る位置と押入の位置が遠く、しまうのが面倒となり、布団を出しっぱなしにしがち。
微妙に不満が残っていたので、去年の暮れに、模様替えの計画を頭の中で練り始めました。短いスパンで模様替えを繰り返し、家具の配置は練りに練ってきました。ここにきてもっと広い置き方をするとなると、相当難しいです。ロフトベッドの購入も考えましたが、縦長の部屋で、幅の短い辺の一方に玄関、一方に窓という構造です。ベッドを置くと確実に部屋が狭くなります。原則、部屋が狭くなるのは却下という方向で行きます。
あれこれ考えていく内に、家具の配置はどうすると部屋が広く見えるのか、を突き詰めて考えるようになりました。異なる高さの家具を一列に並べるにしても、その並べ方だけでずいぶんと広さの感じ方は変わってくるという点に気づきます。私の部屋のように縦長の部屋の場合、長い辺側の壁が狭くなると圧迫感が増え、狭く感じます。ただでさえ細長な部屋を、さらに細長にすると、当然狭く感じられるようになります。ふだんの生活で歩く順路において、縦と横の比率が近くなるように家具を配置し、且つ壁の露出面積を広くすれば、部屋は広く見える、という結論に達し、昨日模様替えをしたわけです。
高々部屋の模様替えごときで何もそこまで考え込まなくても…と思ったりもしますが、結局はパズルなわけですね。しかもどんな形になればどんな印象の部屋になるか、まで考えなければなりません。あれこれ計算して出来上がった模様替えですが、間接照明を組み合わせるとやたらに大人っぽい雰囲気の部屋になってしまいました。前の配置のときに比べて、家にある家具は変わっていないんですけどね。家具の配置だけで印象は随分変わることから、家具を配置する人の個性やら考え方が部屋の印象に現れるんじゃなかろうか、とか考えてしまいました。
Wednesday, December 21, 2005
Motorcycle::ThrottleHandling - アクセルワーク
いずれにせよ、以前に比べ低速ギアでたくさん回したあとに変速しても、エンジンブレーキが強くかかってしまう、なんて事は無くなってきました。変速時に調度いい具合の回転数まで調節できるようになってきたように思います。
アクセルワークのスキル一つとってみても、バイクの見せる表情はこんなにも変わってくるのかと、少し感動した一日でした。
Laboratory::SensibirityInformationProcessing - 感性情報処理は可能?
こんな中、私はよく、昔行われたという人工知能の研究と失敗のことを考えてしまいます。昔の人工知能の研究というのは、人間のように考え、行動するソフトウェアないしハードウェアをつくるのが目標で、コンピュータを駆使すれば達成可能な研究だと信じられていました。しかし現在でいう人工知能といえば、人間のように、うまく問題を解決できるソフトウェアを指すようになりました。人間のように考えることと、人間のように上手く問題を解決するとは異なりますよね。明らかに前者の方が広義です。
人間のように考え、行動するのが不可能だ(いずれは可能となるかもしれませんが)と考えられるようになった理由は、これを実現するためには人間の行動パターン全てをソフトウェアで書き起こす必要があるからです。人間の行動パターン全てとはどのような内容でしょうか。人間の行動パターンは、私たちが生活している現実世界で起こりうる事象に対するものです。ということは、詰まるところ現実世界で起こりうる事象をもソフトウェアで書き起こすことが出来なければならないということ。これを人の手で書くなんてことは、果てしなく気の遠くなる話です。現実的ではありませんし、人の能力内の話なのかさえあやしくなってきます。
この話を踏まえると、感性情報処理というものも可能なのかと考えてしまいます。精度が荒い感性情報処理なら可能かも知れませんが、人間並みの感受性を表現できるソフトウェアを作るとなるとどうでしょうか。人の感受性はその人の過去の経験によって形成されていく。そう考えると、人が経験し、得た事をソフトウェアで表現できなければ高度な感性情報処理は不可能なのでは。
視点を少し変えます。人が様々なことを経験することによって、現実の事象への理解が深まります。ソフトウェアが事象を理解できれば、感性情報処理は可能かも知れない。事象を理解するためには意味解析が必要のように思います。しかしながら意味解析もまた、未だ研究段階の技術です。意味解析技術の熟成を待っているようでは論文は書けませんし…感性情報処理と意味解析、双方の研究をしなければならないかもしれないと思うと、眉間にしわが寄る思いです。楽しそうではありますけどね。
Thursday, December 08, 2005
Motorcycle::Maintenance - スパークプラグに付着するカーボン
これをみて最初に思ったのが、この綺麗なプラグには電気が来てないのでは、ということでした。他の3本にはカーボンが付着しているので、おそらく正常に動作している。しかし1本だけ付着していないということは、スパークが飛んでおらず、結果焦げていない。そう考えました。

し かしWebや本などで色々調べてみると、カーボンで汚れているプラグの方が逆に異常があるかも知れない、ということに気が付きました。異常がある、といい ますか、プラグが適当でない可能性があります。しかし、もとからついていたプラグも黒くなってましたから、エンジンをオーバーホールしたほうがいいのか な、と思いました。
またエンジンにはスパークプラグの自動洗浄機能もあるとか。とすれば、このカーボンが着いていなかったプラグ付近が故障しているとは一概には言なくなってきます。
とまぁ、とやかく考える前に、プラグを取り外した状態で、火花が飛ぶかどうかをチェックすれば良い話なのですが…感電するのが怖くてやれなかったりしま す。数万ボルトもの電圧が体に走って生きていられるのかしらんと思ってしまいます。またこのプラグを絞めるのがやたら硬いのです。シリンダヘッドのねじ山 をつぶした可能性も考えられますが…古いスパークプラグの錆具合が相当な物でしたから、さびすぎて回しにくくなっているのかもしれません。何とも言えませ んが。
パワーの衰えをあまり感じませんから、おそらくきちんと燃焼してくれているのだと信じていますが…どのみち、プラグコードはより性能のいい物に替えたいですね。
Sunday, December 04, 2005
Motorcycle::Maintenance - スパークプラグ交換
それにしても初めての交換ですので、あらかじめWebであれこれ調べていました。あまり強いトルクで絞めすぎるとだめだとか、電極の向きはどうしたほうが 良いだとか。混合気が入ってくる方にスパークが飛ぶように、電極の向きを合わせると良いようですが、面倒なので今回は止めておきます。
交換は昼から行いました。午前中にイリジウムプラグ(加えてワックスなど)が届くことになっていましたので。相も変わらずSEED DIRECTで注文しています。月一回以上利用しているような…それはともかく、XJRは4本のプラグを交換しますが、2、3番のプラグの交換は少しやり づらかったです。めがねレンチとモンキーレンチを交互に使い、少しずつプラグを回していきます。
外したプラグを見てみると、なかなかの真っ黒加減。しかし電極は丸くなっていないので、手入れをすればまだまだつかえそうです。つかえます、が、イリジウムプラグが使いたかったのでやはり交換してしまいます。
交換の際、バイクの中の方の塗装の剥げ具合が目に付きました。スプレータイプではなく、ペンといいますかマーカーのようなタイプの塗料を買って、塗装し直 したいところです。細かい塗装の剥げは、今月中になんとかなるかもしれません。そして来月はタンクの塗装です。そのためにはタンクの取り外しができないと いけないのですが…今度再チャレンジして、取り外しの練習をします。
プラグの交換が終わり、エンジンを掛けてみます。…なにやら掛かりにくいではないですか。まさか接触不良?とか思いましたが、よくよく考えてみると最近バ イクで走っていなかったため、掛かりにくくなっていたのでしょう。チョーク絞めたり頑張っていたらなんとかかかりました。
その後試運転をしてみましたが、感想としては、レスポンスが向上したように思います。トルクも向上したような気がします。少しずつですが、性能が改善されてくるとテンションがあがりますね。次はタンクの塗装です。
Friday, December 02, 2005
Laboratory::Event - 強制参加
このサッカー大会、学部生は強制参加とのこと。「強制」とか私の嫌いな言葉であったりしますが、それはそれとして。強制的に参加させられて、嫌々サッカー なぞして、何かこの大会で良いことあるのだろうかと疑問に思うわけです。楽しんでやれればいいわけですが。やりたくない人は参加しなくてもいいのに、と思 いますけどね。まぁ、参加しておけば上の人たちは文句を言わないので、参加してあげますよ、という気持ちで参加します。…あぁひねくれてますね、私。
参加しなくてもいいのであれば、どこか遠出するか、スーパー林道でも行こうかと思っていたのですが…叶いそうにもありませんね。
Thursday, November 24, 2005
Motorcycle::Restore::SpeedMeter - スピードメーターの不具合
そして今日、バイク屋に持っていこうと思い、正午に自宅を出ます。一応昨日のうちに、サービスマニュアルやWebでスピードメーターが故障する原因を調べ てみましたが、動作しないとなるとスピードメーターのケーブルが切れたか、コネクタがいかれたかぐらいしか想像つきません。いずれにしてもバイク屋に診て もらった方がいいと思い、バイク屋に向かおうと、バイクにまたがります。またがると、ふと、前輪付近から生えているケーブルがたるんでいるではありません か。…こんなにたるんでいたっけ?と疑問に思い、バイクから降り、そのケーブルの接続先を確認してみると…スピードメーターに繋がっていたのでしょう、見 事に引っこ抜けているではないですか。…ケーブルが切れたのではなく、抜けていたのが原因かぁっ!と驚き、すぐさま繋ぎ直す作業に取りかかります。
購入して以来走り続けて、徐々にゆるんできた様子。フレームのどこかのボルトがゆるんでくることは想像していましたが、まさかスピードメーターケーブルの 接続がゆるんでいるとは思いもしませんでした。何にせよ、工賃が発生しなかっただけ良かったですし、今回の件でスピードメーター関係についても多少勉強に なりました。
Tuesday, November 22, 2005
Society::Television::Telop - どうでもいいですケドネ…
「午前0時37分頃、地震による強い揺れを感じました」
…勝手に感じといてくれ、と思わず突っ込んでしまいました。
他の表現方法はないのでしょうかね。
Laboratory::Tolerance - 器のサイズ
私の所属している研究室で、同じ学部4年の友達がいるのですが、どうにも肌に合わないのです。色々合わない、と思うところはありますが、話がくどいですし遠回りでわかりにくいのです。
今 日は、彼がある書類を作るよう先輩からメールで頼まれたようなのです。今月中に、しかも至急作って欲しいとのこと。彼はこういった書類は作ったことがあ るため、先輩は彼に任せたのだと思うのですが…諸事情により、彼の名前でこの書類を作成するとまずかったので、私に作って欲しいと頼んできたのです。
こ のくらいの文章量で喋ってくれて、書類の作り方を説明してくれれば私もさほど嫌な顔をせずに引き受けました(多少嫌な顔はしたでしょうが)。上の内容を 聞き出すのに何回聞き返したことでしょうか。本人は冗談交じりで楽しく話してるつもりなのでしょうが、私には話の主旨が見えてこず、何を言いたいのか、と いうか何の用で私たちの部屋に来たのかさえわからず、私は半ば怒りながら話をしていました。
やっと話が見えてきたので、書類の作成方法に ついて聞いてみれば、今ひとつ作り方が分からず。うまく伝えられないのに加え、記入内容もはっきりしていない 物を他人に作らそうとして。仕事を丸投げしている以外の何者でもないとしか思えません。わからないならわからないとはっきり言い、どう対処すればいいかく らい伝えてくれても良いのではないか。頼み事をするならそれくらいは礼儀じゃなかろうか。というか元々あんたに任された仕事だろう。徳島人のくせに関東弁 しゃべってんじゃねーよ。そんなことを考えながら、嫌々書類作成を引き受けました。彼は、 「何事も経験しておくことがいいんだよ」と私に言いました。…彼は何かしら勘違いをしているのではないか、と私は思ってしまいます。百歩譲って、この書類 作成が私にプラスになるとしても、彼の言っていることは押しつけがましく、お節介のように思います。何度も言いますが、もともとは彼が任された仕事です(彼の名前を書類に書くのがまずいなら、私の名前くらい貸してあげますとも、ええ)。
元々彼は喋るのがへたです。 普通の人が喋ったら2秒程度で済むセリフを、5秒から10秒、ひどいときはもっと掛かって喋る人ですから。喋るペースが遅いの ではなく、喋る内容を構成するまでに時間がかかるのです(本人も多少自覚している様子)。相手の性格や能力が原因で、結果的に私にとって納得しがたいもの になってしまったとき、我慢できずに相手に冷たく当たってしまう私は器が小さいのでしょうか(小さいでしょうね、やはり)。
Sunday, November 20, 2005
Motorcycle::Maintenance - 初エンジンオイル交換

エアクリーナーエレメントくらいは自分で掃除しようと思ったのですが、取り出し方法がよくわからず断念。チューブ類を外すにも、どこをどう外すんだ?っていう状態になり。残念ながら、これもお店に任すことにしました。
オ イル代がいくらかかるかをよく調べずに、お店に出向いたせいで、今日の食費が危うくなくなるとこでした。リッター1500円もするのですね。もう一つグ レードのいいものは1980円するとのこと。グレードの良い方を入れたいと思いつつも、財布がそれを許してくれません。次回交換する際には良い方を入れた いと思います。今回はYAMAHAのエフェロ・スポーツを入れました。
交 換後、しばらく走行してみるも、何だかノッキングが激しくなったような…と思いましたが、よく考えてみれば気温が低いのが大きな要因のように思います。い い加減かなり寒くなってきましたからね。スパークプラグをイリジウムにすれば改善できる…ことを期待しているので、来月くらいにスパークプラグを交換しよ うと思います。
Friday, November 18, 2005
Motorcycle::Customize - PPS

確 かに電気系は安定するでしょうが、少し誇大広告なのでは?という心持ちでありつつも購入。電気系を安定させることにより、スパークが安定し、ガソリンを しっかり燃やしてくれる点は疑わなくてもいい、と判断したためです。しっかり燃やしてくれれば燃費は向上、排ガスも少しはきれいになるというもの。それに 低速域でのトルクアップが望めるならなお良いですから。といいますのも、私のXJR400は低速域でのトルクが弱いので。93年式で、加えて中古ですか ら、現状で高トルク、高レスポンスを期待するのは無理でしょうし(購入時はほぼノーマルカスタムでした)。
PPSが自宅に届き、早速装 着…といきたかったのですが、研究室のゼミがあるため、ゼミが終わってからの装着になりました。PPSと同時にバーエンドも購 入していたため、まずバーエンドを取り付けます。…バーエンドを外すために必要な大きさのヘキサゴンレンチがない…ということでしたので、バーエンドは今 回は見送りに。きちんと確認して置けよという話ですね。またバーエンドのサイズによっては車幅が変わるため、構造変更手続きをしないといけない様子。なん だか面倒なことになる臭いですが、またバーエンド装着については色々調べてみたいと思います。
気を取り直してPPSの装着に進みます。感電経験数は何回か有りますが、感電になれているわけではありませんので、若干びびりながらバッテリー周辺をいじります。装着にはさほど時間はかかりませんでしたが、PPS本体をどこに固定するかで少し手間取ってしまいました。
装 着し、さっそくエンジンをかけてみます。心なしかエンジンの始動性がアップしたような気がします。気がするだけなので、これだけで装着の効果があったと 認めるわけにはいきません。次は実際に走りにいってみます。まず最初に感じたことは、アイドリングが本当に安定している点です。以前はまだエンジンが暖 まっていないときは、アイドリングが全然安定せず、今にもエンジンが停止してしまいそうな状態でした。タコメーターを見ていると至って安定しています。
さらに走り続けていると、ハンドルに伝わってくる振動が緩くなっていることに気が付きました。不良燃焼が減っていると考えれば、安定した振動が伝わってくると考えられます。突発的な燃焼がなくなって、振動が緩くなったのかもしれない、と思いました。
またレスポンス向上も実感できました。急にスロットルを開くと、以前はスコスコスコ…という音がしてから加速していく感じでした。突然スロットルを開いてもきちんとガソリンが燃えなかったのでしょうか。今はスコスコスコというのはなくなりました。
こ れらのことから、ずいぶんと走りやすくなりました。私のXJR400には効果あり、といった感じです。こんな話を先輩にしていたら、キャブも替えたら? と言われました。FCRにしたらごっついで、と言われましたが、キャブレターも替えたら、マフラーも替え、ステップも替え…と色々替える必要が出てくるで しょうからお金が掛かって仕方有りません。キャブレターはともかく、マフラーとステップは替えたいなと思いますね。ステップはバックステップに替えたら面 白いことになりそうですし。
Tuesday, November 15, 2005
Cocktail::Berry&Bear - ベリー・アンド・ベア
ベリー・アンド・ベア
- ウォッカ 1 oz
- ヨーグリート 2/3 oz
- カシス 1/3 oz
作っ てあげた友人が熊っぽい人なのでこんなネーミングです。私は、香りを嗅いだだけだけですが、甘いカクテルが好きならこれはありだと思います。またこのとき に使ったウォッカが、オレンジのフレーバーがついたものですので、ただのウォッカを使うよりも風味が増してよいかもしれませんね。
Wednesday, November 09, 2005
Study::Tutor - 何も知らないスタッフ
家庭教師を始めたばかりの頃は、一体何をどうすれば良いのか分からず、スタッフの意見を聞きながら試行錯誤するばかりでした。しかし家庭教師を続けること 数年、今では8人の指導経験を持つようになりました。この中には、小学生から高校生までおり、色んな経験をさせてもらってきました。
3年間、この某家庭教師会社に指導内容の報告を行ってきました。最近分かってきた、というわけではないですが、この会社の杜撰な指導体型が見えてくるわけです。
指導体型、というのは、教師にたいするスタッフのアドバイスのことです。教師が、このような指導をしたが、こんな困った点がある、という報告を行ったとき、スタッフは教師にどう対処すれば良いかなどをアドバイスするわけです。
どう杜撰なのか、といいますと、まずこのアドバイス内容が毎度毎度大して変わらない点。報告時までに生徒の情報を頭にたたき込んでいない点。生徒の情報を 今ひとつ理解していないスタッフが、一体どのようなアドバイスを我々に出きるというのでしょうか。CMではいかにもうちの教師採用基準は厳しいだの、こん な態度の悪い教師はいませんだの、イメージアップバリバリな事を言ってる割には、指導の中身に関しては結構スカスカなんだな、とか思いました。結局は教師 の能力に全面的に任せられるわけですか。こんなんだったら指導内容を報告しに行く意味なんて全くない、そう感じます。
生徒を持つようになってすぐさま個人契約に切り替えてしまう人が多いと聞きますが、こんな体制だったら頷けるような気がします。
Friday, November 04, 2005
Cocktail::DeepRed - ディープ・レッド
ディープ・レッド
- ブランデー 1 oz
- カシス 1/3 oz
- ホワイトキュラソー 1/3 oz
- トニックウォーター 適量
ト ニックウォーター以外をシェイクし、オールドファッションドグラスに注いでトニックウォーターで割ります。友達に出したときは、トニックウォーターで割っ ていなかったのですが、後で私用に作って飲んでみたところ、味が濃いということでトニックウォーターを足してみました。バーでバイトしている友達にこのレ シピを教えたところ、メニューに追加すると言ってくれたのですが、実際これが追加されているのかどうかはわかりません。甘く、口当たりの良いカクテルで す。
Cocktail::LampOfHeart - ランプ・オブ・ハート
以前、疲れた気分のとき、それこそ上に書いたような雰囲気を作ってカクテルを飲もうと思い、この雰囲気と気分に見合うカクテルを作ってみました。
ランプ・オブ・ハート
- ウイスキー 1 oz
- カシス 1/3 oz
- ホワイトキュラソー 1/3 oz
- トニックウォーター 適量
ト ニックウォーター以外をシェイクし、オールドファッションドグラスに注いでトニックウォーターで割ります。濃厚且つアルコール度の高いカクテルで、ゆった りとした時間を楽しむには良いカクテルなんじゃないでしょうか。実はこのカクテル、私が作った、初めて人に勧められるようなオリジナルカクテルのベースを かえたものなのです。
Motorcycle::BrakeFruid - 心臓に悪いコンディション
今日は軽く、徳島から日和佐まで走りに行ったのですが、いよいよなってしまいました。フロントブレーキが効きません。日和佐に着く少し前ぐらいに、9割以 上の確率でフロントブレーキが効かなくなっていました。効かなくなっても、レバーを握ったり離したりを繰り返すと、ある程度復活します。が、ブレーキレ バーとグリップが完全に接触した状態にも関わらず、静止しようとする力が感じられないのはさすがにマズイですよね。急ブレーキをかけなければならない状況 に陥ったとき、間違いなく死が待っている。そう感じながら、安全運転するよう気を配り、慎重に自宅に帰ります。
以前バイク屋さんに診てもらったときは、レバーのアジャスターがきっちり設定されていないのが原因で柔らかく感じたのでしょう、という結果だったのです が。どうにも時間が経つに連れ、ブレーキフルードが減っていき、それに比例してレバーの堅さが弱くなっていったように思います。
ブレーキフルードが少なくなると、フルードにエアや水分が混入しやすくなり、結果ベーパーロック現象などを引き起こしやすくなると聞きました。ベーパー ロック現象ではなく、単にブレーキフルード不足なんだろうとは思いますが…すでにlower近くまで減っていますから。明日にはまっさきにバイク屋さんへ 向かい、ブレーキフルードを交換してもらおうと考えています。後輪ブレーキだけしか機能しないのは怖すぎますからね、ホント。
Thursday, November 03, 2005
Cocktail::SpoonyOnGirls - スプーニー・オン・ガールズ
サークル内で、一番私の家に来た回数が多い子がこの飲み会のメンバーにいるのですが、この子は甘いカクテルが好きで、生クリームが大好きというのは知っていました。なので、初めはヨーグリートのミルク割り、杏仁桜(私のオリジナル)、ホワイトルシアン(ウォッカを水で希釈しました)などを作ってあげました。
他に、後輩と相談しながら作ったカクテルがあります。
スプーニー・オン・ガールズ
- ヨーグリート 1 oz
- クレーム・ド・カカオ(茶) 2/3 oz
- 生クリーム 1/3 oz
こ れらをシェーカーに入れ、強めにシェイクします。この子の好みの物ばかりで作ったので、こんなネーミングをしてみました。私は飲んでないのでどんな味か知 らないのですが、この子には好評でした。ちなみにどんな人でも一番好評なのが杏仁桜ですね。杏仁桜で、サクラではなくカシスやストロベリー等にかえても美 味しいかも知れません。
Motorcycle::Choker - 初絞めスタート
しかし最近の夜の気温はかなり低いです。先日の日曜日もなかなかの寒さで、未だ風邪から快復していない中、先輩から走りに行こうという誘いを受けました。 バイト上がりだったため、多少眠い上、風邪気味であることから、若干躊躇いましたがオッケーしました。走りに行く距離もそんなに遠くなく、日和佐ぐらいま で、と言ってましたし。
装備を調え、さぁ行くぞとセルでエンジンを始動させます。一度かかったものの、すぐエンジン停止。やっぱり寒いからなぁ、かかりにくいのか。そう考え、再 びセルでエンジンをかけようとします。が、全くかかりません。アクセルを開けながらエンジンをかけようとするのですが無駄でした。そのうちかかるだろうと 思いながら頑張っていたら、エンジンをかける際の音が段々弱くなってきているじゃないですか。詰まるところバッテリーがピンチになってきたわけです。
ヤバイヤバイ、と焦っていて、ふとチョーカーの存在を思い出します。よし、チョークしてエンジン始動じゃ!と思ってチョークします。このとき知らなかった のですが、チョークしたときはアクセル開けながらエンジンかけるのは駄目なのですね。アクセルは閉じたままセルを回す、というのを翌日Webで知ります。
いっこうにエンジンがかからず、ますますバッテリーがピンチくさくなってきました。このまま踏ん張り続けてバッテリーが上がるのも後々面倒なので、今回の先輩の誘いは断ることにしました。
翌日、チョークしながらのエンジンのかけ方を調べ、バッテリーの充電も兼ねて走りに行くことにしました。絶対にエンジンをかけたかったので、正午にチョー クしながらエンジンをかけました。いともたやすくかかってしまいました。チョークしながらのアイドリングで、3000回転です。街中で走ってるとき、だい たい3~5000回転なので、チョークして混合気が濃くなるとこんなことになるんか、と新しい発見をしたような気持ちになりました。
これからもっと寒くなってきますから、チョークしながらの始動をする機会が増えていくのでしょうね。